1回門別・馬場の傾向
開幕を迎えた20日は、各騎手たちが「少し水分を含んでいる感じで、(砂が)モコモコした様子もなく、走りやすい馬場」という話。春に行われる門別の傾向としては、2歳戦を例にとると…1000m=1分01秒台、1200m=1分15秒台、1700m=1分54秒台というのが、JRAに挑戦する馬たちの判断基準として用いる時計ですが、この日はどのフレッシュも上回るものでした。 ただ、ショウリダバンザイは、悪天候と強風で全体的に時計が掛かっていた4月21日の能検でも、出遅れて外々を回りながら50秒6をマークしたスピードがあっただけに、1分00秒7の時計は素直に評価しても良いかなと思います。 21日は前日よりも多少掛かる馬場という印象で、20日にはあまり見られなかった外差しが決まるケースが多かったのもその要因だったと感じます。 20日は通常より1秒速い馬場(今後は-10と表記します)、21日は0秒7(-7)速い馬場という感じで覚えておきたいと思います。