[実況の仕事] カテゴリの記事

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  注意しないと気づかない

  ミツオーです。繰り返すけど、昨日はホントならオリンピック観戦してたはずなんだよなあ。さて、浦和競馬開催中です。本日は開催３日目。変則開催ですので、今回の浦和、その次の川崎、さらにその次と、開催日程にご注意ください。…とは言え、無観客開催になっちゃってますから、間違った場に来場しちゃった！というミスは起こりようがないのですが。本日の浦和競馬では、新馬戦が３つおこなわれます。その２つ目の出走表がこちら。皆さま、声に出して、読んでみてください。ええと、出走馬だけでいいです。１番から順に。とりあえず、ランチタイムチャレンジでドリームチャレンジだからなんだかややこしい、という件は置いといて。１番から、ちゃんと読めましたか？こういうとき、周囲に気を使いながら、なんとかしてホントに口に出して読んでくださいね。読んだ？で、３番の馬、ちゃんと読めてます？わたくしこの馬の名前、３度くらい見直しました。そして、「コレは疲れてるときだったら気づかずに行っちゃうかもなあ」と、少し冷や汗をかきました。ミッキーダイモンド。ダイモンドです。ダイヤモンドではありません。ちなみに、わたくしのパソコンで「ミッキーダイモンド」と打とうとすると、「もしかしてミッキーダイヤモンドヘッドの間違いじゃないの？」と聞かれます。大きなお世話だ。ダイモンドってのは地名だそうですよ。実況を担当する弊社・鈴木努アナウンサーによると（自分では調べていない。のでそれがどこの土地なんだか知らない）。新馬戦（に限らないが）って、こういう罠があるからオソロシイんだよな。いちいち、一文字一文字、間違いないかどうか確認しとかないと、ホント間違いそうで。競馬の実況アナウンサって、こういうトラップに引っかからないよう、注意して注意して仕事をせねばならんのですよ。いや、仕事だし当たり前なんだけど。

  2021年07月26日

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• 動画後編公開されました

  ミツオーです。梅雨明け十日、年間でいちばん暑い時期が始まりました。なんだか嬉しい（けどすぐバテる）。さて、動画後編が公開されました。​https://www.youtube.com/watch?v=4zaPJ0lxwUY​東京ダービー当日、大井競馬場実況放送席にカメラが入り、始業直後から終業まで密着、実況や場内放送の仕事の様子を撮影、皆さまにご紹介するものです。先週、前編が公開され、このほど後編が公開されました。なんかもう、ホント、ありがとうございます。わたし自身、動画を楽しく見ました。ただ、コレが面白いデキになっているのは、出演者（取材対象＝われわれ）の手柄ではありません。ひとえに、撮影・編集してくださった方々のお力によるものです。もっと、お仕事の存在そのものも、あまり広く知られていない職種の方、存在は知られていても具体的に何をどういうふうに、どんな方がそれをやっているのかわからない、そういうお仕事についても、きっとシリーズのこの後で紹介されていくのだと思います。そういう方々のお仕事ぶりをこの動画で拝見するのが、今から楽しみです。皆さまぜひ、シリーズ続編をお楽しみに、公開された際にはご覧いただきたく。いやあ、しかし何つうか、小っ恥ずかしかったなあ。

  2021年07月17日

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• 高校野球中継実況担当しました　〜伊東先生と長話する〜

  ミツオーです。やっぱり梅しそ味って偉大だな。さて、そういうわけで今年も富山県の高校野球中継で実況を担当しました。例年、地元のケーブルテレビ局でのみ放映されてきた中継番組ですが、今年から朝日新聞の「バーチャル高校野球」というサイトでも試合の様子をライブ配信するようになったとのことで、富山県外の方にもご覧いただけた…ハズです。ハズ、というのは、今日、制作のスタッフさんに「バーチャル高校野球で配信されてたんだよね？」と聞いてみたところ、そこにいる全員が、「…そのハズですが…」という反応だったのです。誰も見てない。当たり前です。作ってるんだから。見てるヒマなんかないのですよ。ので、わたくし含め、中継番組を作っていたスタッフ全員が、バーチャル高校野球での配信を見ておりません。ご覧になった方、ちゃんと見られたよ〜（またはダメだったよ〜）と教えていただければ幸いです。今年の中継では、このバーチャル高校野球の件が例年と最も大きく変わった点でした。が、他にも生中継ならではのアクシデント的なことが発生し、たったの３試合の担当でしたが、けっこうやきもきしました。だいたい問題なくクリアできたようですが。中でも、今日の試合、午前９時開始予定だったのですが、開始直前になって強い雨が降り、予定より３０分近くも遅れてしまったのは、これまでにない体験でした。番組自体は、８時５０分に始まってしまいます。で、３０分ほど遅れることはすでに情報として入っていますから、ディレクターからは「オープニングのあと数分しゃべったら、一旦引き上げてください。改めて試合開始１０分前くらいに再開します」と言われてはおりました。ただ、「少しつないでくださいね」とも言われていたのです。…。あのね。わたしに「つないでおけ」なんて言ってはいけません。もちろん一人なら、話題がなくなって困ることもあるでしょう。けど、心強い、解説者さんという方が横に座っておられるのです。今日の解説者さんは、高岡商業の元監督さんで、プレーヤーとして・監督さんとして７回も甲子園に出場された、富山県野球界・教育界の大先生、伊東与二（いとうようじ）先生でした。伊東先生もまた、たいへんお話のお好きな方でいらっしゃる。こちらが請えば、本当にいくらでもお話しくださいます。という二人により、ディレクターの「数分話したら一旦引き上げて…」という要望は無視されました。事態は、少しつなぐ、なんてレベルを軽々と超えました。通常どおり番組オープニングを数秒こなした後、二人で延々とああでもないこうでもない、初めのうちは対戦する両校の話題から、そのうち小さな子どもたちに野球を好きになってもらうためのティーボールという競技についてまで、しゃべり倒してしまったのです。で、どうやら局の上の方から、「コレ、いつ終わるの？」というお言葉がディレクターにあったとかで、ディレクターからストップがかかりました。…っつか、局の偉い方からストップがかかったと言っていい。…コレは…「だいたい問題なくクリアできた」と言ってはイカンのかもしれません。視聴者の方からお叱りを受けなければいいのですが…。まあ先生のお話をたくさん聞くことができたわたくしは、本当に面白かったですけども。伊東先生、今年もお世話になりました。ありがとうございました。どうでもよろしいが、この伊東先生を「ちゃん」づけで呼ぶ人を、昨日、発見して驚くとともに納得してしまいました。高岡向陵高校の檜物政義監督です。伊東先生と試合前にお話をうかがいに行くと、「ようちゃんは監督何年やった？」と。ううう。先生を「ようちゃん」って呼んだ。やっぱスゴいな、檜物監督も。なんたって新湊旋風の監督さんだもんな。ちなみに檜物監督は、今年が監督さんとして３０回目の夏だったそうです。スゴい。偉大な先生・監督さんとお話しできて、わたくし幸せです。はい。

  2021年07月11日

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• 実況２５年目に入りました　〜イヴニングスキーとビックリバー〜

  ミツオーです。今日は野球です。がんばれお天気（変な言い方）。さて、TCK東京シティ競馬のYou Tube公式チャンネル（言い方合ってんの？）で、「競馬場のお仕事」というシリーズが始まりました。記念すべき第１回、取り上げていただいたのは、実況アナウンサ。東京ダービー当日に、弊社実況隊（そんな隊は本当はない）に密着取材が入ったのでした。動画は↓から​https://www.youtube.com/watch?v=VMZD722VgIo今回、前編です。​ところで、動画中、わたくし「実況２４年目」と紹介されていますが（自分でそう言ったから）、実は本日時点ではすでに２５年目に突入していることが判明しました（調べてわかったという意味）。わたしは北関東・栃木県で競馬実況の仕事を始めました。１９９７年夏のことでした。で、それが何月何日だったのか、きちんと覚えていなかったのです（雑な性格だから）。しかし、覚えていることがある。それは、実況を始めたときに担当させてもらった新馬戦（今考えるとオソロシイ。いきなり新馬戦の実況したんだよ）で勝った馬の名前です。それは、ビックリバーとイヴニングスキーです。ええと、ビックリバーとは「ビックリ」プラス「バー」ではなく、「Big River」のことであり、翻訳すればつまりは「大川」なのですよ。実況始めたばかりの新人アナウンサがいきなり自分と同じ名前の馬の新馬勝ちを担当したんだな。なんだかスゴい。調べたところ、ビックリバーの新馬勝ちは９７年６月２３日。そしてその一日前の６月２２日に新馬勝ちしたのがイヴニングスキーでした。というわけで、わたくしどうやら９７年６月２２日には実況アナウンサとして活動していたらしくあります。気づかぬうちに２５年目突入だ。上の動画を撮影された日は、まだ２４年目でしたよ。なので、動画は間違っていませんってことで。つづく

  2021年07月10日

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• バーチャル高校野球で中継します

  ミツオーです。大井競馬場実況室冷蔵庫に入ってるあのジュース、自分が買ってきたのと同じじゃん！と思ってそのままスルーしたけど、前に自分が買って忘れてるやつじゃないだろうか、と今頃になって不安になってきた。さて、告知です。先日も書いたとおり、今年も高校野球富山県大会の実況を、少しだけですが担当します。で、以前から、「その富山の野球、実況を聞きたい」「中継見られないの？」というお声をいただいておったのですが、なにぶん地元のケーブル局制作の番組でして、富山県にお住まいでケーブル視聴環境にある方でないと見られないんですよ、と何年も言い続けておりました。それが。今年、待望のネット中継が実現します！！ええと、コレ現段階で公表しちゃっていいのかどうか確認してないんですが、もう明後日のことですから、たぶん平気でしょう。せっかく中継が見られるってのに事前に知らなかったから見なかった、ってんじゃ意味ないですからな。バーチャル高校野球というサイトをご存知でしょうか？全国の高校野球の情報を大々的に集めているサイトです。​https://vk.sportsbull.jp/koshien/​ブラウザでも見られますし、スマホならアプリでも、ということらしい。各地の地方大会の試合も中継してくれる（ところもある）という、高校野球好きにはタマランこのページにて、今年の（今年から？）富山大会も中継してくれることになったのですよ（全試合ではないらしい）。わたくしの担当試合は、あさって７月１０日（土曜日）とその翌日１１日（日曜日）、高岡西部総合公園野球場（通称ボールパーク高岡）でおこなわれる試合です。この会場での試合は、バーチャル高校野球での中継対象となっていますので、全国どちらからでもご視聴いただけます。普段は競馬の実況をしているわたくしの、年に一度の野球実況です。おヒマな方は、ぜひご覧いただきたく。問題は…このお天気ですから…試合が予定どおりおこなわれるかどうかです。すんごい不安です。４年前だったか、担当試合が豪雨で中止になっちゃってスゴスゴと富山県から帰ったことがあったなあ。今年はそんなことになりませんように。

  2021年07月08日

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• PCR検査を受けました（別にアヤシイから受けたわけではなく）

  ミツオーです。目覚めたら床にメガネが落ちておりました。あやうく踏みつけるところだった。さて、実はわたくし、PCR検査を受けました。もちろん、新型コロナウイルスの、ポリメラーゼチェインリアクション検査という意味の、PCR検査です。ありがたいことに今年も高校野球富山県大会に実況として呼んでいただくことになりまして、事前に検査してくださいね〜と、民間検査機関の検査キットを送っていただいたのでした。唾液で調べるタイプの検査キットは、検査機関のひとがウチまで回収に来てくれて、早ければ回収後３時間で結果がわかるというお手軽なモノ。鼻の奥の粘膜をグリ！ってするやつじゃなくてよかった。アレ、苦手なんすよね。インフルエンザの検査するとき、いつも泣いちゃうもん。さすがに回収後３時間で検査結果が送られてくることはありませんでしたが、昨日、メールで結果が知らされました。いわく、「低リスク」だそうです。民間の検査機関だからなのか唾液だからなのか、「陰性（または陽性）」っていう知らせ方してくれないのね。感染しているリスクが「高い」か「低い」かで知らせてくれる。ちなみに、回収後３時間で云々というのも、さすがに検査数が多すぎて今では「無理ですゴメンナサイ」と検査機関さんが公に言ってるそうですが、まあ仕事の準備として受けた検査の結果を仕事より前に知らせてもらえたのですから、わたしの場合は十分でした。よ〜し、コレで大手を振って野球の実況できるぞ！っつか、競馬の実況だって大手を振ってできるぞ！いや、別に大手を振ってすることはないか。とりあえず目の前の仕事には影響出なかった、という程度の安心材料でしかないんだよな、こういうのは。本日只今ウイルスにさらされるかもしれないんだし。てなことで、わたくし今年も富山県大会の実況をやらせてもらえそうです。毎年のことながら、ワクワクするなあ。

  2021年07月04日

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• 第４４回帝王賞　実況担当しました

  ミツオーです。雨の中歩いてふくらはぎが濡れるのは、歩き方が悪いのか、傘のさし方が悪いのか。さて、昨日の帝王賞、皆さまお楽しみいただけましたでしょうか？なんともスゴい馬券になりましたので、的中された方はそう多くないとは思いますけども、もしコレをお読みになっていましたら、心の底からお祝い申し上げます。いいなあ。わたくし帝王賞の実況を担当しました。いいメンバーでした。何がよかったかって、上位人気に推される地方所属馬がいる、それも実力確かでＧ１連勝中という地方馬がいる、当然大きな期待がかかる、他にも実力・実績のある地方所属馬がいる、もちろんJRA勢も強力、というところが「いい」メンバーだなあとわたしが思った理由なのですが。期待のかかったカジノフォンテンには厳しいレースとなりました。実況しながら、３コーナーあたりで、「う〜ん、厳しいかな？」と感じていたのですが、直線にむいていざ後続が内と外から殺到すると、「ああああああ…」てな感じで気持ちがしぼんで行き、何と言うか、サーッと血の気が引く音が聞こえたようにも思えました。そこへノンコノユメの追い込みですわ。パチン！とスイッチが入る。テンション上がってしまいました。個人的には、仮にカジノフォンテンが苦しくなる展開になったとしたら、ミューチャリーが追い込んでくるだろうと予想していたのです。いや、実際、ミューチャリーも来てましたけど、ノンコちゃんはそれ以上だった。よく走ってくれた。ノンコちゃん（馴れ馴れしくてゴメンなさい）のおかげで、実況を終えたあと、うん、いいレースに出会えてよかったと思えました。ありがたい。で、配当見てひっくり返る。スゴいなあ。いい帝王賞の実況を担当できて、幸せでした。ホントは、地方所属馬に勝ってほしかったけどなあ。でも帝王賞をテーオーが勝つなんて、それもいいじゃないですか。うん、昨日はいい帝王賞だった。いい帝王賞の実況を担当できて、ホントによかった。うん。

  2021年07月01日

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• 久々のはしご実況

  ミツオーです。すぐモノをなくしちゃうんですよ、粗忽だから。さて、南関東地区は大井開催中です。が、今週は昨日と木曜日・金曜日が、浦和→大井のリレー開催。「ファンタスティックリレー」です。昨日は浦和競馬の第１レース発走が１１時、大井競馬の第１レース発走が１４時３０分。そして大井の最終が２０時５０分という日程でした。わたくし、昨日は浦和競馬場に出勤し、第１レースから第４レースまでの実況を担当。公共のどこでもドアで大井に移動し、大井の第９レースから最終１２レースまでを担当しました。いわゆる「はしご実況」ですな。わたし自身、はしご実況をするのは…いつ以来なのか覚えていないのですが、とにかく久しぶり。調べてみると…、弊社実況隊（そんな隊は本当はない）ではしご実況を最後にしたのは、百瀬和己アナウンサーで、昨年夏。浦和から大井への移動でした。その前は…と見ると、一昨年、２０１９年にわたくし浦和から大井へのはしごをしておりました。それ以来なんですな。近年社内で最もはしごが多かったのは２０１８年で、わたし自身、年間３回だか４回だかはしごを経験したようです。忘れちゃってるけど。この年は、わたし以外のメンバーも、何度もはしごしてます。難しい日程だったんだなあ。この年は、船橋と大井のはしごってのもあった。今回、自分がはしご実況を担当すると決めたとき、「最近のリレー開催ではしごしなきゃならないときは、いつも若手に押し付けてるからな。たまには自分でやらないと…」と、若手に遠慮してみたのですが、なんだ、全然押し付けてないじゃん。次は遠慮なく若手に押し付けよう。だいたい社の若手なんて、使い立てするためにいるんだから（パワハラ的思想）こういうときに使わなきゃ無駄じゃないか、ねえ（←色々問題がある）。とにかく、次があれば、もう自分ではしごすることはヤメておくことにします。が、これでけっこう、こういう非日常ってのは面白いもので、勤務時間が長いことをのぞけば、テンション上がって楽しい気分になるのですよ。一日で２場実況しちゃった♪てな感じで。昨日久々にしたはしご実況は、やっぱり楽しいものでした。はしごの話をすると決まって、「笠松から大井ってはしごできるんじゃないですか？」という話になるんですが…そもそも開催してもらわないとはしごしたくてもできん。早いこと再開してもらいたいものです。

  2021年06月29日

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  難読馬名架空実況動画、公開されました！　〜世界平等のために〜

  ミツオーです。Ｇ社の地図作成・街角撮影車（ホントは何て名前？）に二度も遭遇しました。さて、そんなわけで、動画、公開されました！今一度説明しておきますと（ここで説明しなくても、動画見るとちゃんと説明してくれてる）、地方競馬愛あふれる実況アナウンサー（プラス１）たちが、難読馬名ばかりを集めた架空レース実況に挑み、その様子を撮影した動画「ファストテイク」というモノが、netkeiba.comとYou Tubeでご覧いただけるのです。​https://www.youtube.com/watch?v=DwW7S6Ztsik​↑You Tubeはこちらからすでに告知していましたが、それが昨晩、公開されました。まずは一度、ご覧いただきたく。当然ながら音声をお聞きいただかないと話になりませんので、音を出せる環境をご用意ください（お仕事中に見ちゃダメってことよ）。で、これまた予告したとおり、言い訳をさせていただきます。あのね。コレ、出走表と台本が送られてくるんですよ。それを、初見で実況風に読んでくれ、って言われるんですよ。まあメールで送られてくる出走表と台本を、撮影までどうやって見ないようにするか、というところには問題があります。というわけで、協力者が必要になります。わたしの場合は、家人が面白がって協力してくれました。メールをチェック、添付ファイルを秘密裏にプリントアウトし、大判の封筒に入れて糊づけ。…なんだか大層だな。そうやって出演者本人は撮影まで台本を見ることのない環境を作り、ホントのホントに初見で、あの台本を読むんですな。コレはねえ、読めないですよ。基本的にレース仕立てになってることはわかってますが、それにしたって次の行に何が書かれているか、どのあたりで何がどうなるか、わかってないもん。わたしの場合ですと、３〜４コーナーあたりで何かと出来事があって、そのあと４コーナーから直線に入りますよ、というところがうまく接続できてません。まだ後ろがあるのかな？とか思っちゃったんですな。あと、読んではいますが、絵として様子がわからないので（いや、読んだだけで絵が見えてるひともいるのかもしれんが）、正直、何が起きているのか理解できてない。だから言ってることが、台本を一つはずれると、もうハチャメチャ。そんなわけで、ホントのところ、上手くいかなかったなあ、というのが素直な感想です。お世話をしてくださった大恵陽子さんはじめ、みなさん優しく褒めてくださるのですが、本人的には、あ〜あ…という感じのモノが出来上がってしまいました。三宅きみひとアナウンサーは、「ぜひリベンジの機会を！」みたいにおっしゃるのです。精神力が強いんですな。わたしなどはむしろ、「同業者みんなに平等にコレをやらせて！」と思います。カンタンに言うと、自分ばっかりこんな目にあうのは、なんだか悔しい。みんなで一緒に恥かこうよ、的な。というわけで、わたくし動画の中では「第２回はやってほしくない」とか言ってますが、撤回します！ぜひぜひ、第２回以降をやりましょう！どしどしやりましょう！！そして、台本を書かせてください。うんと難しくて、同業者が苦戦するやつ、作ってみせますから。第２回以降の実施実現には、ファンの皆さまのリアクションが必要だと思われます。皆さまぜひ、「コレ、面白いね！！もっと見たいよ！！！」って言ってくださいませ。よろしくお願いいたします。世界平等のためです。

  2021年06月28日

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  船橋競馬場仮設実況席から見たゴール

  ミツオーです。五輪チケットが有効かどうかは、抽選の末、７月６日に判明するそうです。さて、船橋開催中です。何度もご紹介していますが、船橋競馬場はただいまスタンド建替え中でして、われわれ実況者のいた部屋も今はなく、新スタンド完成まで仮設実況席にて業務を担当しています。その仮設実況席ってのが低い位置にあるというのもご紹介したとおり。ところで、前に、競馬の実況はゴールを「追いかけて」見るより「迎えて」見るほうがいい、という話を書きました。…覚えてもらってますかね？「迎えて」見るとは、つまり決勝線を通り過ぎた位置から見る、ゴールに飛び込んでくる馬の顔が見える角度という意味です。対して「追いかけて」見るとは、決勝線より４コーナー寄りから見る、ゴールインする馬のお尻が見える角度。仮設船橋競馬実況席から見るゴールは…ちなみにこの写真、ケータイのカメラで撮影していますが、ズームしてません。いかに近いかがよくおわかりになると思います。で、赤い矢印を描いておきましたが、そこに白い印がついているのが見えますね？この白い印とゴールポストを結んだ線が、決勝線です。さあ、この写真に決勝線をひいてみてください。いや、実際に定規をあてて描かなくていいですけど、心の中で線を引っぱってみてほしいのです。追いかけてますねえ、角度的に。追いかけてますが、このくらい近いと、鼻面が見えないとか何とかいう不具合は感じません。むしろ、あまりに近すぎて、かつ追いかけてる角度なので、目の前をものすごい勢いで馬が、ブワ！！！！っと駆け抜けて行く感じ。タイミングをあわせて、「ここがゴール！」というふうにならない。「なんか知らんけどドワ〜って通り抜けてった〜！」というイメージで、したがって、実況しててもゴールが合わない。あ、ゴールが合わない（または合う）ってのは、競馬実況者の感覚として誰もが持ってるものだと思うんですが、理想を言えば、キッチリ「ゴールイン！」で勝ち馬の鼻面が決勝線に到達したい（させたい）と思ってまして、うまくできると「ゴールが合った」と満足するわけです（自分が）。何かがあって（馬がどんどん追い込んできてあっち呼んだりこっち呼んだりしてるうちにゴールしちゃったとかして）うまく合わせられないと、「ゴールが合わねえよ！」とか毒づいて、ホントは自分が下手くそなのが悪いのに、レース展開のせいにしたりするんですけども。ゴールを合わせやすい実況席とそうでない実況席があるのは事実で、やはりある程度の高さがあり（とはいえ見えないほど遠くちゃ困る）、かつ、ゴールを迎えて見る角度にある実況席は、合わせやすい傾向にあります。船橋競馬場は…。仮設ですから。船橋競馬場の実況席は、仮設ですから。建築中の新スタンド、その上の方に造られるはずの実況席が完成するまでの、仮設ですから。と、自分に言い聞かせながら実況しておりますが、何べんやっても、ゴールが合わない。くそう、この実況席、ゴールが合わねえよ！自分が下手くそなのが悪いのに、実況席のせいにするのでした。

  2021年06月25日

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  ファストテイク　〜難読馬名架空実況動画、間もなく公開〜

  ミツオーです。勢いよく顔を洗ったら鼻の穴に指を突っ込んじゃって出血するってこと、ないですか？さて、SNSで既に告知がなされています。改めて、わたくしもきちんとお知らせいたしますと、netkeiba.comさんの企画です。先日ちょっと書きましたが、とある動画に出演したというのはコレのこと。ファーストテイクってのがありますわね？アーティストが楽曲を演奏する様子を一発勝負で撮影して、たとえNG的になっても撮りなおしせずに公開するというやつ。アレのパク…じゃなくて、インスパイアっていうんですかね、競馬実況でそれをやってみようという企画です。とはいえ、競馬実況は毎レースがいわばファーストテイク。撮りなおしナシです。ということで、難読馬名ばかりを集めた架空レースを想定し、それを台本にしたモノを、初見で、撮りなおしナシで実況風に読み上げる、その様子を動画撮影して公開する、というのがこのファストテイクです（ファーストテイクじゃなくてファストテイクなんですよ）。動画の公開は、今度の日曜日夜だそうです。すでに色々言われていますが、まあとりあえずはご覧いただいて（お聞きいただいて）、それからってことで。まずは告知でした。一つだけあらかじめ言わせていただくと、この企画にチャレンジした面子を見れば、プロの喋り手はそうでないたった一人の引き立て役なんだろうな、ってことがおわかりいただけるんじゃないかと。個人的に、石堂騎手の喋りが楽しみです。アレをどう、こなしたか。もちろん三宅アナウンサーと西田アナウンサーのものも楽しみですよ。わたしですか？わたしは…やっぱこういうのって、見るモノであって出るモノじゃないなあというのが素直な感想です。言い訳は、公開されたあとで、たっぷりする予定です（言い訳するのかよ）。

  2021年06月22日

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• おっと！オット。

  ミツオーです。ものすごく細かい部品をくっつけなきゃならないプラモデルを作ってしまいました。とても疲れました。さて、今日の大井競馬第６レースに、オットという馬が出走しました。オットです。どう読みますか？便利な世の中でして、ネットを使えばカンタンに馬名意味を調べることができてしまうため、この「オット」が何なのか、すぐわかってしまうのですが。このオットは、「夫」ではないそうです。ビックリしたときの「おっと！」なのだそうで。したがって、「オ」を高く、「ト」を下げて発音するのが正しい（と思われる）。無関係ですが、わたしは上方落語の一節を思い出してしまいました。「何やお前その言い方は？夫に対して！」「何が夫や、偉そうに。アンタなんか後にどっこいでもつけときなはれ！」「オットどっこい。…何を言うねん」いや、コレはホントにどうでもよろしい。競馬の実況をしていると、時に思いがけないことが起きて、大抵それは事故なのですが、実況アナウンサが「おっと！」とか言ってしまうことがあります。「おっと！何番のナントカはジョッキー落馬！」みたいに。あれ別に、「おっと！」って言わなくてもいいんですけど、なんだか形式的に「おっと」をつけとくと座りがいい感じがするんですよね。ホントのところビックリしてなくても。オット号には、ぜひとも今後ず〜っっっと無事に、とにかく無事に、アクシデントに遭遇せずに走りきってもらいたいと思います。「おっと！オットがなんとかかんとか」てなことは言いたくありませんので。

  2021年06月11日

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• 競馬実況は難しいということに気づいた話

  ミツオーです。日替わりライターブログにも書いています。そちらもご覧くださるとうれしいです。さて、そのうち正式に告知できると思うのですが、とある撮影に参加しました。っつか、有り体に言うと、自撮り動画を発注元に送っただけなんですが。コレがですね。企画の中身は告知を待っていただくとして、カンタンに言うと、架空のレースを実況してその様子を動画で公開するというモノ。やり方としては、台本を読む、というカタチです。つまり、目の前を馬が走っていて、あるいはゲーム映像か何かでレースが展開していて、それを実況するのではなく、レースそのものを描写した文章が用意されていて、それを読むのですよ。…それって何が…？と思われた方、ごもっともなのですが、詳しい内容は告知を待たれたし。で、先走ってコレを書いているのはナゼかというと、つくづく、競馬の実況って難しいんだなと感心したからなのです。手前味噌になりそうですけども。今回、この撮影で台本を読むことは、難しいハズなのでした。いろいろ事情がありまして。確かに難しかった。部分はある。けど。どうも、やり終えてから奇妙に手応えがなかったように感じたのですよ。おかしいな、事前に聞いていた企画によればもっと難しいハズだったんだがな、と。で、気づいたんですが、つまり台本に書かれているモノを読むというのは、そこにどんなに難しいことが書かれていたとしても、実馬を見て「コレは何番の馬なのかな？」というのを同定しつつ動きを見定めて馬を呼び、かつ状況を描写していくという、普段のまっとうな実況につきものの作業をしなくていいのですな。そうか、それでなんだか軽く終わった気がしたのか。ということに、なんと当該の撮影を終えて３日も４日もたってから気づいたのですよ、わたくしは。何日間も、おっかし〜な〜、なんであんなに手応えなかったんだかな〜？と、ご飯食べながら、自転車こぎながら、考えていたのです。その答にたどりついたとき、何か自分が日頃からこなしている競馬実況という行為が、おそろしく難度の高い、面倒な作業であるのだと自覚できたのでした。なんだ、けっこうタイヘンなことやってるんじゃないの、自分ってば。素直にそう思えたことは、最近になくいい気分になる出来事でした。何つうか、急に自己肯定感が増したというか、ね。てなことで、今週は東京ダービー。やっぱり台本に書かれたレースを読むより、うんと難しい作業になるんだろうなと緊張するのでした。

  2021年06月07日

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• ニジトタルトもりたいと

  ミツオーです。右肩痛い。なんかいつもどこかしら痛いって言ってるな。さて、南関東地区は川崎競馬開催中です。川崎、今日の第２レースはニジトタルトが勝ちました。鞍上は森泰斗騎手。わたくしこのレースの実況を担当せず、実況担当百瀬和己アナウンサーの真横で（アシスタントとして）レースを見ておりました。ニジトタルトが先頭で、２番手以下に差をつけてゴールに近づいたあたりで、「ニジトタルトもりたいとって言ったらなんか面白いかも」と思っておったのですが、実況担当の百瀬はごく普通に「勝ったのはニジトタルト。鞍上は森泰斗騎手」てな言い方で。マイクオフになるや否や、「なんだよう、ニジトタルトたいとって言ってくれよ〜」と文句（？）を言うと、百瀬は「全然気づいてませんでした」と。う〜ん、そうなんだよな、そういうのって実況してる本人は気づかないことがあるんだよな。っつか、気づいたって、ホントに「ニジトタルトたいと森」なんて言うわけにもいかないんですけども。昔、森泰斗騎手がエリナイトという馬に乗っていたときに、「エリナイトもりたいと」と続けて言うと面白い…っつか、混同するという話になりまして、これたぶん、「もりたいと、エリナイト騎手」って言っても気づかれないぞとか思ったりしたものです。気づくか。ちなみに森泰斗騎手のお名前「泰斗」は、森騎手のお祖父様だかがつけてくださったのだそうで、意味をご存知かどうかたずねたら、ちゃんと知っておられました。気になる方は辞書ひいてください。最近は「斗」の字をつけたお名前が多くて、森泰斗騎手のお名前に極度に似た名前の抑え投手がいたりしますけれども、「泰斗」というお名前は、そんじょそこらの「斗」つきネームとは種類が異なります。いい名前ですよ、ホント（と、最後もトにしてみる）。

  2021年05月25日

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• 逃げるは…役に立つ？

  ミツオーです。雨降りばっかりだなあ。さて、昨日は大きな芸能ニュースで大いに盛り上がった…んですかね？正直あんまりピンとこないんですが。世の中で大きく取りざたされた話題があると、それを「サインだ！」とか言って、競馬の予想（というかネタ？）に結びつけたがるひとが、ホントにたくさんいるもので。ということで、オークスがどうとかこうとか、皆さんそっちにお忙しい。でも。昨日の大井競馬でいきなり、ビッグカップル誕生（というか判明）に関連づけられそうな結果になったレースがあったのを、皆さまご存知でしょうか？昨日の大井第６レースがそれです。勝ったのは、サツキブライド。「５月の花嫁」ですよ。決まり手は「逃げ」切り。わたくしこのレースの実況を担当しましたが、勝ち馬の名前意味をわざわざ２度も言ってみました。「逃げ」切りです、と、少し「逃げ」を強調してもみました。けど、アレですな。どうせなら、さらにわかりやすく、「逃げるは『星の』勝負服、５月の花嫁サツキブライドおめでとう！」くらい言ってみればよかったですな。サツキブライドに騎乗していた保園翔也騎手の勝負服は、紫地に黄色星散らしなのでした。

  2021年05月20日

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• スモモモモモモモモ一周

  ミツオーです。面白いけど読みにくい本に着手してしまった。さて、大井競馬、今日の第２レースにスモモモモモモモモが出走しました（結果６着）。このレースの実況を担当したのは、弊社・山中寛アナウンサー。これで、社的にスモモが一周したことになります。つまり、現在の弊社実況隊（そんな隊は本当はない）として稼働している５人の実況アナウンサー全員が、スモモの実況を担当したわけです。内訳は、鈴木　２回百瀬　２回泉　　１回山中　１回大川　１回以上、計７レース。実はこの中で、２回担当した２名は、スモモ実況をしたというだけで（…だけで、なんて書くとなんだか文句がありそうですが、そんなことはありません）テレビ局などの取材を受けています。みんな、スモモ好きですねえ。デビュー７戦目になったというのに、まだ出走前にもレース後にも、「スモモモモモモモモがどうしたこうした」「スモモモモモモモモの実況がどうだこうだ」と話題になるのですよ。というわけで、命名したオーナーさん、偉い。かつて名前のインパクトだけでこれほど注目が持続した馬があるでしょうか。そして、実況アナウンサーをこれほど緊張させた馬があるでしょうか。今日、スモモが出走したレースは、３歳、獲得賞金１０１万円以下。現状、大井開催の早い日程の早いレースに出走する可能性が高いわけで、次の大井開催の初日や２日目の前半レース実況を担当すると、スモモ担当になるのかも。次回大井競馬開催は、６月７日が初日です。７日・８日にわたくしが大井競馬実況担当なのかどうかは…どうなんでしょうね？ご期待ください（何を？）まだ今開催が２日目だというのに、次回の告知をしてしまった。気が早いにも程がある。これもスモモのせいです。

  2021年05月18日

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• 実況アナウンサがクマさんに出会った

  ミツオーです。昨日はいい試合でした！と朝から言われてケンカになりかける。さて、わたくし競馬の実況をなりわいとしております。競馬の馬の名前はカタカナで表記されており、慣れないと、とっさに上手く読めないことがあります。慣れてきても、とっさに上手く読めないことがあります。けっこう頻繁に。そこで、われわれ実況アナウンサや場内放送担当は、競走馬名をどう読むべきか、どう呼ぶべきかをチェックするのが日常となっています。例えば「なんとかレジェンド」という馬がいたとして、これを「レ」を高く発声するか低く発声するか…って言ってることわかりますか？ようするに、レ　ジェンドと読むか、　ジェンドレと読むかです。…わからんか。わかってください。ほかにも、あってはならないことですが、切れる位置を間違えてしまうことなんてのは起こりうることですから、コレもチェックしなくてはなりません。前に書いた、「マイゾウキン」を「マイ　雑巾」的に読んではイカンということです。「埋蔵金」だもん。先日、浦和競馬に出走した「クマサンニデアッタ」は、当然ながら「クマさんに出会った」でしょう。確認するにも及ばない。ですが。可能性としては、ですよ。コレが、「熊さん似であった」かもしれん。とか思いません？「そのとき目撃された男は、熊さん似であった」的な。ないか。という話（冗談）を、実況席でちょくちょくするんですよ。どうでもよろしいが、「クマサンニデアッタ」は歌詞であって題名ではないな、ということに、コレを書いていて気づきました。あの歌のタイトルは、「森のくまさん」だ。

  2021年05月14日

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  弊社・泉悠介アナウンサーの凄み

  ミツオーです。日本に戻ってくるんだろうか…（筒香選手の話）。さて、浦和競馬、今日の第３レースは「さいたまのおいしい地酒賞」でした。わたくし日本酒好きでここにも散々、アレがおいしいコレがどう、みたいなのを書いてきました。が、それほど詳しくもありません。というか、知らないことばかり。お酒の銘柄も全然知らないし、蔵の名前ともなると全く無知。味だって、一度飲んだモノでも忘れちゃうので、次に飲んだときに「こんなんだったかな？」と思うくらい。まあだからこそ、ここにメモ的に書き残したりするわけですが。しかし世の中には、好きなこととなると信じられないほどの記憶力や情報整理力を発揮するひとがいるもので、こと日本酒となるとモノスゴいひとが間近におりました。わたくしの奥に写っているのが泉悠介アナウンサー。埼玉県の地酒について語っている最中です。スゴいですよ。ホント。いや、もちろん専門家には及ばないだろうと思いますけども、ただの酒好きなシロウトとは思えないほどの知識量と整理力。さいたまの地酒と聞いてすぐさまネット検索をかけた百瀬アナウンサーが「埼玉県の地酒二十いくつ云々」というサイトを見つけるとすぐさま、「おかしいな。埼玉県には３５蔵あるはずなのに」と、何を見るでもなく言い放ちました。…アナタは各都道府県にいくつずつ蔵があるか知ってるんですか？何なんだ、その知識は。サイトに掲載されている銘柄を言うと、その一つ一つに、「それはどこどこ酒造。何市のどこらへんにある」とかいうのを即答、さらに言うと、けっこう辺鄙なところにある蔵にもわざわざお酒を買いに行ったことがあるようで、その経験談までついてくる。スゲエ。ああ、このやり取りというか語るところを、動画撮影して公開したい。というより、番組ひとつ持たせたい。泉アナウンサーが詳しいのは埼玉県の地酒だけではなく、千葉県（千葉県在住です）でも石川県（出張で金沢に行くから？）でも富山県（…その隣だから？）でも、たぶん広島県でもなんでも、同様です。いいなあ。何につけ、このくらい知識量があって記憶が正しくて整頓されてると、楽しいだろうなあ。わたくしはお酒に限らず、どんな分野でも記憶が定かじゃなくて、整理の仕方も乱雑ですから、まったく頼りになりません。頭のいいひとがうらやましい。

  2021年05月12日

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• ハートビートVR、またテレビに出ます！

  ミツオーです。とりあえず指のケガが治った。さて、そんなわけでツイッターでも告知したのですが、今一度、ここでも。またか、と思われそうで申し訳ありません。船橋競馬の「ハートビートVR」が、またしてもテレビ番組で取り上げられます。前回はタモリさんでしたが、今回は所さんです。​https://www.mbs.jp/otodokemono/​「所さんお届けモノです！」今度の日曜日（９日）だそうです。すでに番組公式サイトにハートビートVRの画像が紹介されています。どういう使われ方するかわかりませんが、番組サイトを見る限り、というか当然ながらと言うべきか、所ジョージさんが実際にVR騎乗体験することになるようです。ということは、前回のタモリ倶楽部のようにわたくしの実況音声も…所さんと共演ということになるのではないかと。全然わたしの手柄じゃないんですが、こうして日本国民の誰もがご存知の大物芸能人とテレビで共演（…しているつもりなのはわたしの方だけ）するってのは、なんだかテンションが上がるものです。それにしても船橋のハートビートVRは偉いですな。使いたいというオファーが多いということは、面白いと思われているわけで、やっぱり作ったスタッフの方々や協力した騎手・厩舎の方々、そして主催者の仕事が素晴らしかったわけですよ。ちなみに先日限定公開された２０２０年バージョン（新作）に続いて、さらなる新作（ちょっと趣が違うモノになりそう）も制作されましたが、ご覧になりましたでしょうか？カジノフォンテンの調教です。皆さんぜひＧ１馬に「乗って」みてください。

  2021年05月06日

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  今季金沢競馬重賞レースの実況担当５人目

  ミツオーです。また雨か。さて、金沢競馬担当中です。昨日のメインレースは、しつこくしつこく名前について書かせてもらった重賞・第３回徽軫賞でした。わたくし実況を担当しました。（徽軫賞を制したのはネオアマゾネス）全くもってこちら側の自己満足的な話なのですが、今年に入って金沢競馬でおこなわれた重賞競走は、昨日の徽軫賞が５つめでして、これをわたしが実況したことで、ここまで５つの金沢重賞競走すべて実況者が異なるという事態になりました。JBCイヤー記念　　　　　実況：山中寛アナウンサー北日本新聞杯　　　　　　実況：鈴木努アナウンサー金沢スプリングカップ　　実況：百瀬和己アナウンサーノトキリシマ賞　　　　　実況：泉悠介アナウンサーそして、徽軫賞　　　実況：ミツオー上にも書いたとおり、本当にコレはどうでもいい話です。ほとんど、われわれだけにしか意味がないことだと思います。が、もしかしたら、コレって珍しいことなのでは？とも思うのですよ。現在、全国１５ある地方競馬場で、場内レース実況を担当しているアナウンサーの数は１７人？ほどです。ちょっと増減があったりするかもしれませんが。中にはお一人で担当されている場もありまして、そういう場では今回のように重賞ごとにしゃべり手が変わるということはありえない。複数のアナウンサーが担当していても、５人で…ということになると、他にそうありません。可能性があるとしたらホッカイドウ門別競馬場くらいでしょうか。というわけで、重賞ごとに実況者が交代している今年の金沢競馬なのですが、コレって皆さまにとってはどうなのでしょうか？レースごとに声がかわって面白いわあ、なのか。いちいちかわると違和感あってヤだね、なのか。どうせ聞いてないからどうでもいいよ、なのか。まあできることなら、聞いてないしどうでもいい、などと言わずに実況にも耳を傾けてくださるとわれわれも仕事のしがいがあるというものですけれども、しゃべり手はコロコロ変えるべきでないのかどうなのか、ちょっとそこんところが、自分たちではわからない。なのでここでは、誇るでもなく詫びるでもなく、ただ事実としてそうでしたよ、と書いておきます。気づいてもらえてない可能性も高いのでねえ。ちょっとだけ示威行動ってものでしょうか。

  2021年05月05日

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  北関東ダービー

  ミツオーです。どうしたら打てるようになりますか？さて、わたくし競馬の実況をなりわいとしています。この仕事についたのは、栃木県においてでした。０５年３月を最後に廃止となったうつのみや競馬場、そして０３年３月廃止の足利競馬場、この２つの競馬場で実況アナウンサとしてデビューし経験を積み…移籍し、今があります。東京ダービーもジャパンダートダービーも、石川ダービーも実況を担当してきましたが、わたしが初めて仕事として実況を担当したダービーは、北関東ダービーでした。というわけで、こういうモノを見ると、どうしてもその北関東ダービーを思い出してしまうのです。ええとコレは、サッカーのダービーですな。サッカーでは、同じ都市や同じ都道府県、元はと言えばイギリスのものだろうから同じ州とか？のチームが対戦するのを「ダービー」と言うのです…よね？上の北関東ダービーは、北関東３県にあるチームが対戦する、合計６試合をそう呼んでいるようです。わたくし、この北関東ダービーを知りませんでした。すみません。考えてみれば、サッカー界には東京ダービーだってあるわけで、北関東ダービーがあっても何も不思議はない。でもそれを言うと、国内の試合は全部、日本ダービーじゃない？そうは言わないのか。言わんわなあ。昔、北関東ダービーを初めて担当することになったとき、どんな気持ちだったのか、よく覚えていませんけども、ものすごく高揚したのは間違いありません。ダービー！と思うと、すごく気持ちが昂ぶった。今年、もちろんわたしは北関東ダービー（↑の、サッカーの、ですよ）の実況を担当することはありません。石川ダービーや東京ダービー（競馬の）の実況をするかどうかは、わかりません。でもダービーってのは特別なレースだ（サッカーでもそうなのかどうか知らない）し、実況者にとっても担当すること自体が名誉なことであることは知っています。ダービーシーズンまで、あと少し。今年はどんなダービーになるんだろう？全国のダービーが待ち遠しい。と同時に、北関東ダービー（競馬の）が懐かしい。

  2021年04月27日

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• 柴田善臣騎手、久々の大井表彰台

  ミツオーです。節制しなくちゃとは思うんですが。思うだけ。さて、TCK昨日のメインレースは東京スプリントでした。勝ったのはリュウノユキナ。人気に応えました。手綱をとった柴田善臣騎手にインタビューをした際、「前回、大井の表彰台に上がったのがいつか覚えてますか？」と聞いてみたところ、「大井にはなかなか来ないんでね〜。覚えてないですね」答えは、２００４年のジャパンダートダービーでした。これは柴田善臣騎手が勝たないという話ではなく、そもそも大井で乗ってないということでして。昨日、東京スプリントの出走馬について諸々調べていた弊社実況隊（そんな隊は本当はない）、善臣騎手が大井で勝てばいつ以来か？だいぶん久しぶりなハズ…というので、記録を見てみたところ、上のデータが見つかったのでした。っつか、善臣騎手、大井で乗るのだって２００７年のジャパンダートダービー以来１４年ぶりだったのですよ。…ええと、このデータによると、地方競馬全体まで広げても、前回の騎乗が２０１１年８月クラスターカップ。普段はこのデータを疑うことなど全くないわれわれですが、ここまで間があいていると言われると、ちょっと不安になったりして。いや、もちろん信用してますけども。なかなか地方競馬で騎乗しない柴田善臣騎手による東京スプリント制覇。大ベテランのますますの活躍を期待するとともに、どうせならこれからはもっと地方でも騎乗してもらいたいなあと思ったりしたのでした。というわけで、みなさん思い出してみましょう。２０１１年８月、どこで何してましたか？２００７年７月は？２００４年７月は？…わたしは０４年７月というと、うつのみや競馬が廃止にならないようにというので、仲間と無料情報紙つくって八方飛び回ってましたな。古い話だなあ。

  2021年04月15日

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• リスナーさんからのお手紙

  ミツオーです。缶ビールを落として穴があくとどんな惨事になるか、初体験しました。さて、先日、赤見千尋さんのラジオ番組に出演したのはここに書いたとおり。その番組を収録したCDが、スタッフさんから送られてきました。これでいつでも何度でも、自分が出演した番組を聞くことができます。ありがとうございます。で、このCDに同封されていた紙が２枚ほど。１枚はスタッフさんからのお手紙。もう１枚は、わたしが出演した回を聞いてくださったリスナーの方が番組へ送ったお手紙（たぶんメールだろう）でした。この回（２週目）で、赤見さんに「競馬実況って難しいですよね？」と振られたわたくし、「早口に聞こえてるうちは二流三流でして…」というような話をさせていただきました。たくさんの情報を詰め込みたいけれども、まくしたてるようにしゃべっては、ダメなんですよ。聞くひとが「早口だなあ」と感じるということは、ちゃんと聞き取れていない、または聞いても情報を整理できていないということだろうと思うんですよ。ちゃんと聞き取ってもらうために、情報をちゃんと受け取ってもらうために、どういうことをしてるかと言うとですね…。てな話題です。詳しくは書きませんが、そこでかつてわたしが頻繁に観に行っていた劇団「演劇集団・キャラメルボックス」の役者さんのお話をさせていただいたのです。お手紙をくださったリスナーさんは、そこを耳にとめてくださったそうです。この方もキャラメルボックスファンでいらしたとかで、親近感を持ってくださったと。そして、「赤見さんの質問に丁寧に答えてらっしゃる大川さん、とても好感が持てました」とまで書いてくださいました。ありがたいなあ。岡田さんのおかげだなあ（岡田さんってのは、キャラメルの岡田達也さんのことです。以前の日記参照願います）。何と言うか、番組に出していただいてそれだけで楽しかったし嬉しかったのですが、そこにリアクションを一般リスナーの方からいただくことになるとは、望外の吉事でした。うん、やっぱり岡田さんの徳だな、コレは。ありがたい。

  2021年04月13日

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• 明日のスモモ担当は

  ミツオーです。日替わりライターブログにも書いています。そちらもご覧くださるとうれしいです。さて、明日の大井第２レースに、スモモモモモモモモが出走します。またその話題か。というツッコミ、ごもっとも。たしかに我ながらしつこいなあと思います。別にしつこくしたくてしてるわけじゃないのです。しつこいのは、弊社・百瀬和己アナウンサーなのですよ。と、ひとのせいにしてみる。というのも、弊社では、毎日の実況担当をあらかじめ決めることをしません。全然しないことはないが、だいたいは当日になって、「今日、どうします？」「メインの実況、する？」「今日は前半やろうかな」てな具合に相談して決めています。ので、明日（大井競馬２日目。４月１３日）の実況担当も、普通ならば今日のうちに決めることはしないのです。なのに。今日の担当を決める際に、百瀬が「明日のスモモをやりたいな、と」などと言い出したのです。あ、そう？そう言うならぜひともやってもらいましょ。っつか、アンタ、スモモ好きだねえ。ここだけの話、例のスモモモモモモモモ３着のレース実況を担当した百瀬は、そのおかげで（そのせいで？）、各所から取材を受けたり、実況音声を使われたりして、かなり長いこと、「いや〜、ホント、参っちゃいますよ〜」などと嬉しそうだったのですよ。どうやらこの件で味をしめたらしい。というわけで、明日のスモモ担当はスモモセです。

  2021年04月12日

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  熊野古道。熊の鼓動ではなく。

  ミツオーです。天井が低いことにはすぐ気がつくんだよ。さて、わたくし今日とあさっては金沢競馬の実況担当です。今日の金沢競馬第３レースに、クマノコドウという馬が出走。２着となりました。クマノコドウです。実は先日、今日の金沢出走馬を予習していた弊社の某アナウンサーが、この馬名を、「熊の鼓動」と読みまして、近くにいた先輩アナウンサーに速攻で「熊野古道だよ」ツッコまれるという事象が発生しました。競走馬の名前はカタカナでして、この手の事故はちょくちょく起こります。以前もご紹介したマイゾウキンなどもその例でして、これはもちろん埋蔵金なんですが、どうしてだかMy　雑巾だと思いこんでしまうなんてことが起こりうる。クマノコドウも、別に熊野古道というものを知らないわけではなく、ついそう勘違いしてしまうというだけの話…だと思うんですが、本人に熊野古道を知ってるかどうか確認していないので、どうなのかわかりません。カタカナで表記されている馬名の意味は、最近ではネットで調べられるようになりまして、クマノコドウが熊の鼓動ではなく熊野古道だということが確認できます。ありがたい世の中です。…けど、いちいち調べるのも、けっこう手間だし肩こりの原因で。

  2021年04月04日

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  初桜花賞実況担当（百瀬が）

  ミツオーです。また引き分けか。引き分けを喜んでいいのかどうなのか悩む。さて、浦和競馬は桜花賞当日です。今年の桜花賞、実況担当は弊社の百瀬和己アナウンサーです（写真左）。浦和の桜花賞は、南関東３歳牝馬三冠戦線（…現在は従来の三冠に加え秋のロジータ記念も最高格付のＳ１となったため、四冠と言ったほうが適切かもしれません）の第一戦です。牝馬でも牡馬（牝馬も出られる）でも、いわゆる三冠レースというのは、騎手や陣営にとって特別でしょうけれども、実況アナウンサにとっても特別なレースです。いや、特別なレースってたくさんあるんですが。本日の桜花賞を実況する百瀬アナウンサーは、このいわゆる三冠レース、今日が初担当。というわけで、初桜花賞実況をひかえ、どんな気持ちか聞いてみました。「ボク、桜花賞好きなんですよ」という百瀬。聞くと、JRA桜花賞に限らず、桜花賞というレースに、個人的に思い入れがあるんだとか。「若い女の子、好きなので」なんじゃい、そりゃ。若い女の子が好きかどうかはともかく、百瀬アナウンサーが今日の桜花賞実況にむけて、いつも以上に緊張していることは事実のようです。昨夜は少し眠りも浅かったそうですし。「あんまり意識してもよくないので、考えすぎないように、まずは（自分の担当ひとつめとなる、今日の）第７レースをつつがなくできれば、それでいけるかなと」わかる。わかるなあ、そういう気持ち。わたしも初めてダービーを任されると決まったとき、初めてＧ１（Jpn I）を担当したとき、そんなふうに気負いすぎないよう、でも気持ちをあげていけるよう、まずは自分の気持ちをどうコントロールするかに意識が行ったものです。…たしか。何せ古い話なんで、記憶が定かじゃないけど。注目されるレースは、実況を担当するしゃべり手も、ファンのみなさん同様ワクワクしながらも、いつも以上に緊張したり思いまどうこともあります。いいレースになりますように。桜花賞は４時３５分発走です。

  2021年03月31日

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• 明日・桜花賞　ウワサノシブコ出走取消

  ミツオーです。選手名鑑買わなくちゃ（遅）。さて、浦和開催中です。明日のメインレースは第６７回桜花賞なのですが、そのトライアルレース・ユングフラウ賞を制したウワサノシブコが今日になって出走取消とのニュースが。ユングフラウ賞はゴール前で大接戦となり、人気を集めたトップハンデ、２歳女王・ケラススヴィアに襲いかかったウワサノシブコが差し切り、追ってきたグロリオーソが差のない３着と、上位３頭は、いかにも本番で順位がどう入れ替わっても…というレースでした。そんなわけで、ウワサノシブコ出走取消は非常に残念なのです。どうでもよろしいが、そのユングフラウ賞、わたくし実況を担当しまして、レース直後にツイートもし、他の方々にも使っていただき、少し広い範囲の方々の目に触れたんじゃないかと思うのですが、実況の最後に、「彼女がウワサノシブコです」と言ってみました。コレ、実はゴール過ぎだいぶんたってから言ってまして、と言うより、ホントにマイクスイッチオフ直前にポソっと口にしたものでして、いわゆるレースリプレイなどを見ても（聞いても）ここまで入ってない。言った自分自身、多くの方がこのフレーズを気にしてくれたなあと意外に感じたのですが、だからこそ、ちょっともったいなかったな、とも思っているのです。ゴール直後にコレをシャウトしていれば、より多くの方に（リプレイなどで）聞いてもらえたし、たくさん使ってもらえた、かもしれないわけで。ちゃんと準備段階からこのフレーズをきっちり決めておいて、ウワサノシブコが勝ったらすぐ言おう！と思っていればともかく、実況した段階ではそうでもなかったんですな。反射神経よく出ればよかったんですが。とにかく、明日の桜花賞はウワサノシブコ出走取消。このフレーズを使う機会はゼロとなりました。一度使った言葉ですが、また使えるものなら…と思わないでもないんですけども。機会が訪れるかどうか、ウワサノシブコには早く元気になってレースに復帰してもらいたいと思います。

  2021年03月30日

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  初スモモモモモモモモ担当

  ミツオーです。開幕が近づいてくると気持ちが沈み加減になるのはナゼか（中日の話）。さて、昨日（３月２３日）の大井競馬第１レースに、スモモモモモモモモが登場しました（自身の４戦目）。わたくし、このレースの実況を担当しました。話題になっている（…なっていた、と言うべきか）スモモモモモモモモ。ひとが実況担当しているのを見ている分には、それほど手強くもない名前だと思っていましたが、自分の番がまわってくると、そこはそれ、ちょっと緊張するわけです。一応、朝、駅へ向かう間にマスクの中で練習してみましたよ。で、ですね。そうやって練習してみると、スモモモモモモモモって難しくないんですよ。アンドロメダザダゾのほうがよほど難しい。余裕だな。と思っていたのですが。いざ実況してみると、やっぱり言いにくい。むう。コレは、マスクの中でモゴモゴと言ってみるのと実況本番とでは、声の出し方などがまるで違うからだと思われます。強く発声しようとすると、とたんに言いにくくなるんですよ、スモモモモモモモモは。というわけで、苦戦しました。が、何しろ呼んだ回数が少なかった。ので、特別苦戦したようには聞こえなかったと思われます。ちなみに、このレースの塗り絵がこちら。こんなふうに、馬名は切れ目がある場合には切って、他には〇〇の〇〇みたいな名前の場合には「の」の部分に丸をつけたりして、馬名を呼びやすくしておくものなのですが（少なくともわたしは）、スモモモモモモモモについては、助詞の「も」に丸をつけておきました。一応これで、「も」の回数がわからなくなったりはしない、だろう、と思うけど。結局、１２００メートルのレースで道中１回、そしてゴール後に４着あらそいに加わった（結果６着）ということを伝えるのに１回、計２回、呼んだだけで終わりました。ちなみにゴール後に呼んだときには、「スモモモモモモモモも加わり…」と、あえて助詞「も」をつけてやりましたが、だからどうした？っつう話ですな。

  2021年03月24日

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  まもなくデビューの１０１期生勝負服を塗ってみた

  ミツオーです。タモリ倶楽部は地域によって放映回が異なるらしいことを知りました。さて、３月も下旬となりまして、いよいよ春本番。地方競馬では４月１日づけで新人騎手がデビューします。この春デビューするのは、教養センター第１０１期の騎手たち。３月１３日におこなわれた修了会見での模様が↓で紹介されています。​https://www.keiba.go.jp/topics/2021/03/2213380617180.html​ここで４月から彼らが着用する勝負服もお披露目されたわけです。われわれ実況アナウンサとしては、この勝負服デザインは大いに気になるところ。毎日毎日、勝負服の塗り絵するのが仕事ですからな。というわけで、上の写真を手がかりに、デビュー直前１０１期生たちの勝負服を塗り絵してみました。上から順に、若杉朝飛（わかすぎ　あさと）　北海道・川島雅人厩舎木間塚龍馬（きまつか　りょうま）　船橋・川島正一厩舎菅原涼太（すがわら　りょうた）　大井・堀千亜樹厩舎神尾香澄（かみお　かすみ）　川崎・山田質厩舎塚本征吾（つかもと　せいご）　名古屋・櫻井今朝利厩舎ここまででは、菅原騎手の「橙」という色が珍しい。いや、東海北陸や兵庫では使われていましたけれども、南関東では初めてではないでしょうか。そして、塚本騎手のデザイン「Ｖ字襷」というのも珍しい。いや、東海や高知にいますし、名古屋はもっと珍しいデザインもありますから、そう驚くほどでもないんですけども。続いて、順に、大山龍太郎（おおやま　りゅうたろう）　兵庫・坂本和也厩舎佐々木世麗（ささき　せれい）　兵庫・新子雅司厩舎長尾翼玖（ながお　たすく）　兵庫・橋本忠明厩舎岡遼太郎（おか　りょうたろう）　高知・中西達也厩舎佐々木騎手は、袖が「薄紫山形２本輪」なんだそうで、写真を見ると胴のねずみ色と非常によく似た色あいです。長尾騎手は…写真では「海老茶」かと思ったのですが、もしかしたら「茶色」かもしれず、これは正式なものを確認しなくてはなりません。実況者としては、勝負服デザインを覚えることももちろんですが、実際にはどう見えるか、ということに加え、誰と似ているか、というのも気になりますし認識しなくてはなりません。やはり写真だけでなく実物を、それも騎乗している姿を早く見てみたいと思うのでした。

  2021年03月23日

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• タモリ倶楽部で自分の声を聞く

  ミツオーです。かがめません。腰の状態が急に悪化。さて、そんなわけで、タモリ倶楽部に出たのですよ。…いや、出てない。出てないですけども、わたくしの声が、人気番組として名高い、あのタモリ倶楽部で流れたのです。先日も書いたとおり、船橋競馬のハートビートVRが、流浪の番組「タモリ倶楽部」で取り上げられました。流浪の番組なのになかなか流浪できない昨今の情勢から、全国のご当地VR作品をスタジオでアレコレ見て、あちこち流浪したような気分になろうという番組企画で、船橋競馬のハートビートVRも使われたのでした。深夜番組でして、わたくしはその時間起きていられませんから（早寝なんですよ）、録画。翌日になって見ました。…。……。おおお、タモリさんがハートビートVR体験してる！そして音声は、わたくしの実況。なんか嬉しい。笑っていいともは知らないけれどもブラタモリは毎週楽しみに見ているという我が長男が、タモリさんの番組で父の声が使われた！というので急に尊敬してくれるように…なったりはしませんが、なんだかスゴいことだな、と思ってくれたらしいのが誇らしい（高校野球の富山県代表チームの監督さんを甲子園中継で見て、お父さんはこの監督さんと話したことがあるんだぞ、と言ったときもこんな感じだった）。ちなみにこうして声が使われたからと言って（今回、かなりガッチリ使われていた。なんとなく聞こえてくるという範囲ではなかった）わたくしには一銭も入りませんが（我社にも一銭も入らない）、とりあえず誇らしい気分になって嬉しくなったから、ヨシとする。いや、ホントはヨシとしちゃイカンのでしょうけども。今回のタモリ倶楽部は永久保存だな。我が家的に。

  2021年03月22日

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• ラジオに出たんですよ　〜もう一週間たってしまった〜

  ミツオーです。好きなだけ食べて飲んで、さすがにカロリー摂りすぎかと。さて、もう一週間たってしまいました。ラジオに出たのですよ。告知しましたし、一回目の放送が終わったあとで少しそれについて書きましたが、先週の土曜日１３日に二回目の放送も終了。ラジコで聴くことのできる期間も、今朝をもって終了しました。というわけで、ああ聴いてないな、聴くの忘れちゃった！など、とにかくお聴きになっていない方、残念ですがもう聴くことはできません。わたくし自身は、ラジコで第一回と第二回いずれも聴くことができました。…自分が出てる（つまりしゃべっている）ラジオを改めて聴き直すというのは、なかなか不思議なものです。まして電話出演ですから。出番の最中は、コレはもう普通に電話してる感じなんですよ。っつか、実際普通に電話してるだけなんですけども。ただ、電話の相手が赤見千尋さんで、なにかの用件について話したり、世間話をしているのとは違う、何というかそれなりに赤見千尋さん以外の一般リスナーをも想定しながらしゃべっているのが、普通の電話とは異なるのですが。まあ赤見さんはお話上手で、わたしとしては赤見さんが話題を振ってくださるのに乗っかって、ただただ自分のことを話すだけではありました。たぶん、競馬の実況アナウンサをゲストとして起用した番組側の意図としては、もうちょっと笑えるネタを期待してたんじゃないかと思うんですな。スモモモモモモモモがどうとか、そういうやつ。けど、時間に制約があり、結果的にそこまで話が延びていかなかった。その手の話はまた、別の機会にお話しできればと思います。いや、ステージなんかでこれまでにも散々話してきましたけどね。貴重な機会をくださった赤見千尋さんと番組スタッフのみなさんに感謝。お聴きくださった方々も、ありがとうございました。で、今度は昨夜録画したタモリ倶楽部を見なきゃイカンわけですよ。声、使われたかな〜？

  2021年03月20日

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• ハートビートVR最新作、限定公開中！（告知あり）

  ​ミツオーです。お酒が何本か、飲まれるのを待っています。うひひ。さて、船橋競馬の「ハートビートVR」ですが、先だって制作された最新作が、このほど特別に限定公開されています。​https://www.youtube.com/channel/UCzo43ELm685yflR3hNbsROw​↑ハートビートVRチャンネル公式ここにある、「ハートビートVR２０２０」という作品が最新作です。２０２０年暮れに撮影され、今年に入って実況録音をおこなったもの。実はわたくし自身も、実況のついた状態での作品は、今回の公開まで見ておりませんでした。やっぱり実況ついてると面白いですね…って自分で言います？このVR実況については以前書きましたが、普段のレースとはまるで違うモノです。お聴きいただいて「まるで違う」と思っていただけるかどうかはわかりませんが、少なくとも実況者自身はまるで違うモノだと思ってしゃべっています。騎手目線の迫力ある映像と共に、実況もお楽しみいただければ幸いです。ところでこのハートビートVR、なんとあの人気テレビ番組に登場することになりました。タモリ倶楽部です！！実況つきを使ってもらえるかどうかわかりませんが、そして実況音声が番組で流れるかどうかわかりませんが、可能性はある。タモリさんと共演ですよ！！…ちょっと違うか。でもタモリさんに自分の声を聞いてもらえる！（かもしれない）と思うのは、ちょっとワクワクするものです。１９日（金曜日）深夜放送のタモリ倶楽部を、ぜひご覧ください。​

  2021年03月17日

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  穴党の方は鈴木努が実況担当のレースを狙ってください〜高配当記録〜

  ​ミツオーです。乗せていただいた車の中にかばんを忘れてしまい、大慌て。さて、金沢競馬開催２日目の１５日、第１レースでたいへんな高配当が出ました。その前日にWIN５で５億円なんてのが飛び出してましたので、世間さま的にはなんてことないのかもしれませんが、それにしたってけっこうな金額です。画像は、中村記者のツイートをスクリーンショットしたもの。三連単が８６３万７９４０円。これは金沢競馬払い戻し額の記録だそうです。さすがにコレが出た直後に、歴代何位かには入るであろうと思い、大急ぎで主催者に問い合わせたところ、歴代１位で間違いないとのこと。でもって、これまでの記録も教えてくださいました。それによると、８３８万円超というのがこれまでの記録だったそうです。平成２４年１２月に出たんだそうですが…わたくしそんな高配当がその頃に出たこと自体、覚えておりませんでした。まあ９年前…というか８年ちょっと前ですからな。ちなみに今回、記録を塗り替えることとなったレース、実況担当は鈴木でした。レースが確定し、払戻金が発表されたとたん、「やりましたよ！！」と明るい声。いや、まあたしかに高配当であろうとは思っていましたし、例の実況者担当レース高配当レース（そんなレースはやっていない。一応）で、昨年金沢１位、今年南関東暫定１位の鈴木が高配当を呼ぶ男だということは知っておりましたが、しかし。９年前のレコードを塗り替える超高配当を叩き出して（…別に鈴木が出しているわけではない）、それをストレートに自慢されると、レースの後ろの方を走っている身としては、ちょっとムカツ…あ、いや、何つうか、一緒に喜んでいられないというか、何つうか、ねえ？昨年、鈴木が金沢で担当したレース数は２００レースよりいくらか少ないそうです。仮に年間２００レースだとして、このあと全部、三連単０円でも、平均４万円だ。…今年もこいつが優勝だな。っつか、高配当だと偉いのか？ねえ、偉いの？偉いのかってのよ！！？？ちなみにこの日、鈴木から実況担当を交代したわたくしの最初に担当したレース、三連単は４０９０円でした。だから何？​

  2021年03月16日

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  ２日目にしてペア

  ミツオーです。日替わりライターブログにも書いています。そちらもご覧くださるとうれしいです。さて、金沢競馬実況担当中です。２０２１年の開幕シリーズ、この開幕シリーズというのはご覧くださる皆さまにとっても、金沢競馬ってどんなふうだったかな？今年はどこが変わったかな？と、思い出したり探ったり、シーズン真っただ中とは違った気持ちや注意の向かい方というのがあると思います。もちろん実況アナウンサにとってもそれは同じ。というか、仕事なので、久々に訪れた仕事場ではやることが普段以上に多くなります。…まあ半分は久々に会う方とのご挨拶だったり、要領を思い出すまでの手間だったりなんですけども。てなことで、初日の昨日は、「久々の金沢だし、たこ勝でペア買って食べるぞ〜」と意気込んでいたのに、のがしてしまったのでした。買いには行ったんですが、行列で諦めて、もう一度行くには忙しすぎたのです。２日目の今日、ちゃんと買い求めることができました。（鰹節をかけすぎて、もはや何なのか全然わからない）う〜ん、今日は今日とてそれなりに忙しかったんですが、なんとか業務の合間に食べましたよ。相変わらず腹にこたえるメニューだな。おかげさまで、腹の底から「金沢競馬が開幕したぜ！」というのを実感できております。今日の金沢はよく晴れまして、南の方角を見ると雪をかぶった山々がクッキリと美しく眺められるのでした。というのが、この写真。この絶景が少しでも伝わりますでしょうかねえ…。

  2021年03月15日

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• 高配当だと偉いのか？偉いのか？ってば！

  ミツオーです。注文したお酒が届きました。うひひ。さて、今回大井の３日目第２レースで、大井競馬の馬単・枠単の最高配当が更新されました。馬単：１３２万１９２０円枠単：５２万２０７０円でした。すごい。わたくしこのレースの実況を担当しました。どうでもいい話ですし（…いや、この日記からそれを除いたら残りがなくなるとは言わないが、ほとんどなくなる）、それって無関係じゃ？と言われそうではあるのですが、最近、弊社実況隊（そんな隊は本当はない）で、高配当ランキングなるモノが密かに作られておりまして。コレは、各アナウンサーが実況担当したレースの三連単配当の平均を比較し、誰が一番高く誰が安いか、というのを、まあヒマなんだか執念深いんだか、弊社若手が集計して知らせてくれてるのですよ。きっちり集計して世間さまにお知らせすることで、実況担当によって穴狙いにするか本命サイド狙いにするかを選べるという、ためになる企画です（だから無関係だって言われそうな、っつうんですよ。だいたい、『密かに』作られてるんじゃないのか？）。今年、弊社実況隊（そんな隊は本当はない）の、大川・山中・泉・百瀬・鈴木（年齢順）の中で最も配当の高い男は、鈴木です。今のところ。なにせ三連単２千万円を一発、出してますからな。わたくしは…最低ランクで。どうも担当するレースがみんな、固くおさまるらしい。そういえば昨年の金沢競馬でも同じことを集計したんですが、それもトップにはまるでおよばない最下位でした（トップはこれまた鈴木でした。くそう）。というので、このところ自分の担当したレースが高配当になると、お！！とか思ってしまうのですよ。この３日目第２レースなんかは、自身久々の高配当じゃないかと（三連単３００万円超）。「コレさあ、馬単とか枠単で集計しなおそうよ」と言ってみたところ、鈴木は礼儀正しく「は、は、は」と乾いた笑い声を返したのみでした。くそう！まあいいや。三連単で集計を続けるにしても、今回３００万出したからな。平均はだいぶん上がったハズだし、順位（たかが５人での順位だ）も上がったハズ。目指せ、高配当アナウンサ！（だから無関係だって） 

  2021年03月12日

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• ラジオ出演しました（１回目）

  ミツオーです。新しい端末の使い方を練習中。さて、そんなわけで、ラジオに出演したのです。お聴きいただいた方、ありがとうございました。まだ聴いていないという方、ラジコってのでお聴きいただけます。ええと、わたし知らなかったのですが、有料なんですね。無料でも使えるんですが、無料だと聴ける範囲に限りがある。この場合、群馬県の局をお聴きいただきたいわけですが、群馬県内とお隣の県の境付近以外では、無料では聴かれないのです。月額３５０円（初回無料）をお支払いいただくと、全国どこの局でも聴くことができる。放送時間を過ぎれば、一週間は聴くことができます（タイムフリーというそうな）。というわけで、わたくし自身、有料会員になり、自身の出演番組を聴くことができました。お聴きいただいたとおり、電話出演です。なにしろ電話ですから、お話し相手の赤見千尋さんのお顔が見えない。ただただ電話で楽しくお話しさせていただいた格好で、それがラジオで放送されている。出演した本人からすると、なんとも奇妙な感じがします。でも心配したほどには声が聞き取れないことはなく、リスナーの方々にご迷惑をおかけすることはなかったようです。わたくしの出演は２週にわたっておりまして、今度の土曜日（１３日）にも同じく電話出演することになっています。せっかくここをお読みいただいた皆さまには、ぜひ今週金曜日までに先日（６日）放送分をお聴きいただいた上で、１３日９時〜の２回目もお聴きいただきたく。BAOO高崎プレゼンツ　赤見千尋のジョッキー魂！１３日土曜日　午前９時〜（３０分間）です！よろしくお願いします！ 

  2021年03月09日

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• ３、３、３の日

  ミツオーです。一晩中、風の音で眠れたような眠れないような。 さて、本日は、令和３年３月３日。３が三つ並んだ日なのです。 トリプルスリーとは、何だかめでたいですな。…誰ですか？三密の日とか言ってるのは？ だからどうした？とか言わず、 ｢こういう日は第３レースの３番を買わなきゃな！｣ と、実際に買ってしまう種類のひとが、わたしは好きです。 昔、７月７日に占いでラッキーナンバーが７と出た友達が、この日の第７レースの７番を買ったらキッチリ７着やったんや～というネタだかどうだかわからん話をしていましたが、とりあえず今日の川崎第３レースの３番は、勝ちもせず３着でもなかったことを報告しておきます。ちなみに川崎競馬は今日が開催３日目です。 こういう、本来は全く影響を及ぼさないハズの何かに意味をつけて、それにまつわる何かを出走表に探してしまうのは、わたしだけでなく、実況アナウンサーの性なのか、広く競馬者の習性なのか、人間共通の本能なのか。 とりあえず、今日の川崎競馬、第６レースまでの実況担当は、現在３３歳だという百瀬です。体重は、多分３３キロよりはだいぶん重く、３３３キロには及ばないものと思われます。 人間、暇だとこういう愚にもつかないことを真面目に書いたりするんですな。…仕事をしよう。

  2021年03月03日

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• ラジオ出演します！

  ​ミツオーです。日替わりライターブログにも書いています。そちらもご覧くださるとうれしいです。さて、その日替わりにも書いたのですが。わたくし、ラジオ出演します！​​BAOO高崎プレゼンツ　​赤見千尋のジョッキー魂！​​​​https://www.fmgunma.com/fmg863/jockey-akami/​です。この番組はFM GUNMA（エフエム群馬）で毎週土曜日午前９時から放送の３０分番組。わたくしゲスト出演なのですが、ゲストコーナーは番組後半です。２週にわたって出演する予定でして、放送は、３月６日（今週土曜日）３月13日（来週土曜日）です。いずれも、朝９時からの番組。ええと、エフエム群馬ですから、群馬県内でないと聴かれないのだと思います。けども便利な世の中でして、ラジコというやつ、あれを使うとどこにいても、そして放送後１週間（つまり次の回が放送されるまでという意味）はいつでも聴くことができます。​多少制約があるらしいですが、もし期間内なのに聴かれなくなっちゃった！という場合は、一度アプリを捨ててからインストールしなおすと、また聴かれるらしいです。詳しくなくてすみません。それにしても、ラジオ出演とはいったいいつ以来だろう？わたしは特別ラジオにたくさん出たことがあるというわけではなく（テレビにだって、そう出たことがあるわけではない）、こんな仕事をしていながら、ラジオ出演は特別な出来事であるのですが、それでも何度か出たことはある。で、最後に出たのが何でいつだったか、というと…思い出せないのです。とにかくここ数年、なかったことであるのは間違いない。てなわけで、舞い上がっておるのです。…うまくやれるだろうか？ぜひご覧いただきたい…じゃなくて、お聴きいただきたいと思います。よろしくお願いします！

  2021年03月01日

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• 無観客になって一年

  ミツオーです。手荒れひどい。 さて、昨年の今日、２０２０年２月２６日は、南関東地区は大井開催で重賞･フジノウェーブ記念がおこなわれた日でした。 翌２０２０年２月２７日に始まった無観客開催は、当初思ったよりもうんと長く続き、その後一旦は制限つきながら入場再開となったものの、現在はまた南関東では無観客。 正直、この事態がこれほど続くとは思ってもみませんでした。 昨年、お客さまのいなくなった競馬場で実況した感想を、｢何か手応えがない｣と書いたわたくしですが、恐ろしいもので、もうすっかりコレに慣れてしまいました。 この一年、大きなレース･注目のレース、休日など普通なら多くの来場が見込まれる日のレースをいくつも担当しましたが、いずれも場内から大歓声が巻き起こることはありませんでした。 そうしたレースを実況したときなどには、やっぱり手応えがない、と思うことは思います。 しかし、それも慣れてしまった。 いかん。 いけませんよ、コレは。 競馬の実況なんてモノはね、高額賞金の注目度高いレースなんかは、発走前から場内のテンションが普通じゃなくなってきて自分もヘンに緊張し、勝負どころともなれば悲鳴や怒号が聞こえはじめて我を見失い、直線に向けば自分の声が聞こえなくなってワケがわからなくなる、そういうもんですよ。…ちょっと誇張があるかも。あと、地方にいるとそういうレースは年に何度もないけど。 早く競馬場がそういう場所に戻ってほしい。 早く競馬実況がそういうモノに戻ってほしい。 この感染症の影響が身近に迫ってから、一年。 改めてそんなことを考えながら、今日も実況しております。

  2021年02月26日

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• You Tubeに出ましたよ（先週の話）

  ミツオーです。念のためワイシャツの背中のほうにもアイロンをかけておきます（春仕様）。さて、先週水曜日のことになりますが、わたくし初めて、You Tubeなるものに出演しました。いや、初めてじゃないかもしれないが、放映されているチャンネルにゲスト的に出させてもらったのは初めてで。金盃のイベントとして放送された、「金盃アフタヌーンティーチャンネル」です。​https://www.youtube.com/channel/UCNDHXi3-gmNLzv-FfwnC7Ng​この番組中、進行役のショコ壱番屋さんが大井競馬場実況席にみえまして、ちょうどその時間のレース担当だったわたくしに取材してくださったのです。取材にこたえるわたくし、まあちょっとだけでしたけども、面白い経験をさせていただきました。ありがとうございます。出演中は、放送内容を見ることができません。いや、できますけども、何せ実況席で当該レースの実況直前というタイミング、そうでなくとも生放送とは言え、撮影されている出来事とネットを通じて放映されているモノとには、若干のタイムラグがありますし、手元にモニタがあるわけでもない。実は実況室のパソコンがこの番組を映し出しておりましたが、わたしの立ち位置からは見えない。そんなわけで、当日は自分が出演したモノを見ておりませんでした。便利なもので、というか何というか、後からこの番組を見ることができるわけです。というので、ゆっくり後から見ました。うん、ホントにちょっとだけだったな。でもありがたいことに、こうしてほんのちょっとだけ出てきた実況アナウンサにも、コメントで挨拶してくださる方があったり、弊社の実況におほめのお言葉をくださった方があったりと、映像だけでなくコメントも後から見て確認できました。コメントくださった方々、ありがとうございました。何つうか、恐縮です。You Tube撮影の様子を初めて見せていただきましたが、ホントにお手軽、ケータイ端末で撮影してて、フットワーク軽いんですな。こういうの見ると、ちょっと撮ってアップする、ちょっと中継してみる、というのをやりたくなる気持ちがわかる気がする。ウチの社でもチャンネル作ればいいのに、とかいう話には今のところなっていませんが、純粋に実況してるところをただただ生放送するってのも、もしかしたらニーズがあるのかもしれないとか思ってしまいました。やらないけど。

  2021年02月23日

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• センザイ

  ミツオーです。調子がいい！というその情報、本当？（野球の話）さて、某所より、「センザイ写真を送ってください」と言われました。センザイ写真とはもちろん「宣伝材料、略して宣材」としての写真のことです。わたしなどはごく普通のサラリーマンですから、「センザイ写真ください」と言われてすぐに、ホイ、と渡せるような準備はしていないのです。というわけで、今日、浦和競馬場に出勤するや否や、弊社・泉アナウンサーに自分のケータイ電話を渡して撮ってもらいました。ええと、センザイ写真ってのはどういうふうなモノが一般的なのかわかりませんが、とりあえず自分が、それなりに大きく、できれば笑って、バックが雑然としていない状況で写ってればいいんですよね？本来ならばこういうときこそ、競馬場にたくさん出入りしているカメラマンさんにお願いして、素敵な写真を撮ってもらって使えばいいのでしょうけども、被写体が素敵じゃないので、カメラマンさんの腕がいくら素敵でも、写真の出来上がりの素敵度には限界があるのです。それに、ワケあってちょっと急いでいたので、お手軽にケータイ端末で撮影したものを使うことにしました。ケータイ端末のカメラもバカにしたもんじゃないですからな。一応、ファイルサイズがどのくらいという目安をうかがってありましたので、それをクリアしてれば問題ないであろうと判断し、ケータイ写真で済ませました。まあ正直、どういう使い方されたとしても、わたしなどの写真をしげしげとご覧になる方は、そういないでしょうから、現在の本人が写っていればそれでよいのです。きっと。今度から何かのイベント出演なんかのときに「写真送ってください」って言われたら、今日撮ったやつを使うことにしようっと（とりあえず今年は）。

  2021年02月22日

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  天気晴朗なれども

  ミツオーです。マスクしたまま取材受けちゃった。 さて、昨日の大井競馬場は強風でした。 実況席にはモニタがあります。 競馬実況の際は、馬を肉眼と双眼鏡使用で見ていますが、補助的にモニタも欠かせません。 昨日の大井競馬場実況席モニタの様子がこちら。 ひもで台座をしばってあるんですが、おわかりになりますか？ 実はこのモニタ、台座にガッチリくっついていて台座もかなりの重量なのですが、昨日の第８レース直前に、強風で倒れました。 恐ろしい。 大きな音がしたので見てみると、見事に転倒。 実況中に倒れちゃ困る、というか、いつであっても倒れちゃ困るので、ひもでテラスの机にくくりつけました。 風速１メートルにつき体感気温は１度下がるとか、昨日の大井実況席は、ホントに寒かった。 手にした出走表塗り絵などを飛ばされないよう、しっかり握りしめるのはいいけれど、おかげでグチャグチャになったりして、実にしんどい環境での実況となりました。 何より双眼鏡が風にあおられて揺れるんですな。 見てる世界も大揺れ。 スタンドは揺れる。 視界も揺れる。 モニタも揺れる。 天気晴朗なれども風強し。という昨日の大井競馬場実況席でした。

  2021年02月18日

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• ブログ開設しました（弊社若手の鈴木努が）

  ミツオーです。ちょっとしたミッションをクリアして清々しい気持ちです。 さて、昨日、ツイッターには書きましたが、こちらでも宣伝しておきます。 弊社最若手の鈴木努アナウンサーが、ブログを開設しました！ https://ameblo.jp/granrodeo55555/ ｢競馬実況アナウンサー鈴木努のブログ（仮）｣というタイトルは、見ての通り仮のものだそうで、このタイトルも見た目のデザインも何もかもこれから整備していくことになります。 内容を読んでいただければわかりますが、ここで鈴木は、自分が実況担当したレースの距離を足していき、その合計距離がどのくらいか、世界一周するのにどのくらいかかるか、という企画を展開していくようです。 そこに書いてありますが、鈴木は今年ここまで７８レースの実況を担当し、合計距離は１００キロを超えたところだそうで。 他の同業の方にも、こういうふうに距離を足して、｢何キロ喋った｣と表現される方がありますが、わたくしこういうことを考えたことがなく、調べたこともないのです。 それどころか、何レース担当したかも、数えたことがない。 しまったなあ、と後悔しているのです。 わたくし今年の夏で、競馬実況を始めて２４年になるのです。 初めから数えていたら、けっこうな数字になっただろうなあ、と思うのです。 昔のレース映像や音声は、全部は残っていません。 ２４年前の宇都宮から全レース調べて数えるということは、できません。 惜しいことしたなあ。 でも正直、始めた当初、自分が２４年後も競馬実況してるとは想像してなかったんですよねえ。 自分、長いことやってるなあ。

  2021年02月10日

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• 気づいたらもうすぐ１５周年

  ミツオーです。もしかして、ちゃんと手続きしなきゃダメだったかも（自動更新になってないかも）。さて、急に思い立って、過去の日記を読み返してみました。このブログ「ミツオーのセカンドボイス」は、２００６年に開始したものでして、まもなく開設１５周年になろうとしています。何と言うかおそろしい、じゃなくて、ありがたいことです。そうかあ。開設１０周年だ！とか言ってちょっとだけ騒いだのは、もう５年も前の話なのかあ。ホント、時のたつのは早いものだわね。っつか、よう考えたら、このブログ始めたときって自分まだ３０代半ばじゃん！わたくしも年をとりました。はい。しかし１５年も前となると何を書いたかすっかり忘れているもので、書いた自分が読んで、おお！とか感心したりして。自分ではそういうつもりで書いていなくても、今読めばけっこう貴重な記録として扱えそうなモノもあるのですよ。２００６年と言えば、北関東廃止のわずか２年後です。今はもう忘れちゃってることも、当時はまだ生々しく覚えている。したがって、その頃書いた北関東時代の思い出などには、かなり信用がおける感じがします。先日も日替わりライターブログに書いたりしましたが、わたしが北関東時代を思い出して書くモノの、記録としての信頼度は、年々下がっていると思われます。これからは昔のこと思い出して書くときには、古い日記を見直してからにしよう。それはともかく。最近になってここを読むようになったという方、おヒマでしたら一度、０６年当時のモノを読んでいただくと、ちょっと面白いかもしれません。ちなみにわたし自身が「ここまで詳細に書いてあったのか」と感心したのは、２００３年秋に顔面骨折した際のことを記したモノです。​https://plaza.rakuten.co.jp/keiba003/diary/200607290000/​↑を第一回として連載的に書いています。第二回以降もリンク置いときます。​https://plaza.rakuten.co.jp/keiba003/diary/200608050000/​​https://plaza.rakuten.co.jp/keiba003/diary/200608070000/​​https://plaza.rakuten.co.jp/keiba003/diary/200608140000/​コレ、連日じゃなくて途切れ途切れで書いたもんだから、当時の大井競馬場の偉い方（現・地方競馬全国協会の偉い方）に、早く続き書いてよ、って言われて恐縮したっけなあ。息も絶え絶えな感じですが、とりあえずこのブログは１５周年を迎えられそうです。今後ともよろしくお願いいたします。

  2021年02月06日

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• ハーイの呼び方

  ミツオーです。腰痛い。肩も痛い。さて、浦和競馬開催中です。今回の２日目、第１０レースにハーイが出走。１番人気におされました（結果６着同着）。ハーイ。…競走馬名です。念のため。以前にもこの馬が出走したレースの実況を担当し、「ハーイとは何語のどういう意味なのか」と調べてあったわたくしは、コレがいわゆるところのお返事の「ハーイ」であることを知っておりました。返事なんですよ。しかも「ハイ」ではなく「ハーイ」なのですよ。これはもう、ノッてあげなきゃイカンでしょう。というので、前回担当のときも、なるべく「ハーイ」が他の言葉にまぎれてしまわないように実況してみたのですが、今回は２回目だし人気だしと、さらに「ハーイ」が際立つようにしゃべってみました。…みなさんそういうの期待してますでしょ？そうでもない？興味のある方はぜひレース映像を実況つきでご覧になって、ミツオーがこの馬をどう呼んでいるかお聞きいただきたく。がんばりましたよ。ええ、がんばりました。けど…。個人的に、まだまだだな、と思うのです。というのも、じつはこのレースの本馬場入場の際、弊社場内放送スタッフが、これぞハーイのお手本！と言うべき、素晴らしい「ハーイ」の発音を聞かせてくれたのです。「９番　ハーイ」もうねえ、思わず拍手してしまうほど見事なハーイでした。しかし、若い女性がかわいらしく「ハーイ（はあとマークつき）」と言うのと、オッサンが「ハーイ（はあとマークつけてるつもり）」と言うのとでは、やはり雲泥の差がありますわ。同じようにやったつもりでも、丸きりかないませんでした。バカなこと考えてやっとるな、というツッコミごもっとも。ですけど、この手のことは意識せずにはいられないもんです。スモモも難しいがハーイも奥が深い。…そうでもない？

  2021年02月05日

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  未経験のレースは

  ミツオーです。キャンプ情報は…あんまり聞こえてこないなあ（中日に関しては）。さて、弊社・百瀬和己アナウンサーが突然、こういうことを言い出しました。「ご自分が実況担当したことのない重賞がどのくらいあるか、気になりませんか？」別に気にならん。っつか、自分が出入りしてる競馬場のレースでそんなもん存在するのか？キャリアも長いし、新しい重賞以外はだいたい実況したことあるんじゃないかな。とか言ってると、やっぱりだんだん気になってくるもので。百瀬が作成中の重賞実況担当表を見せてくれました。写真は笠松版（の映っているパソコン）。過去の笠松競馬重賞競走の実況を誰が担当したか、一覧表になっているのです。…妙なことに力と手間を割いとるなあ、こいつは。しかしこうしてまとめてくれると、面白がって見てしまう。ちなみにわたくしが笠松競馬の実況を担当しているのは２０１３年以降。ということで、この表も２０１３年以降のものです。では問題です。笠松競馬の重賞競走で、わたくしが実況を担当したことのないレースはいくつあるでしょうか？そしてそれはどのレースでしょうか？現存する笠松競馬重賞レースは、１７レースだそうです（百瀬調べ）。うち、わたしが実況担当したことがないのは、６つなんだとか（百瀬調べ）。新しい重賞や最近復活した重賞はともかく、２０１３年以降毎年おこなわれてきたレースでは、白銀争覇クイーンカップ岐阜金賞の三つに、縁がなかったようです（百瀬調べ）。ふうむ。こうやって出されると、なんだかせっかくだから全制覇してみたいという気がしてくるから不思議なもので。ここで問題は、古いものはレース映像（音声）がネットに残っていないということ。なので、笠松以外の出入り競馬場については、確実に追いかけることができないのですな。南関東の重賞なんかは、おそらく全部やったことあると思うんだが…そうでもないのかな？とりあえず追跡できた笠松について、全制覇を目指すとしよう。

  2021年02月04日

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  カジノフォンテン川崎記念制覇！

  ミツオーです。タブレット端末をウチに忘れて出てしまいました。さて、今日の川崎競馬メインレースは第７０回川崎記念。船橋のカジノフォンテンが見事な逃げ切りで優勝しました！（第７０回川崎記念ゴールシーン　写真提供：川崎競馬組合）地方競馬所属馬によるこのレース優勝は、ちょうど１０年前のフリオーソ以来です。あのときも逃げ切りでしたが…正直、今回のほうがJRA勢も骨っぽく（東京大賞典３連覇の馬をつかまえて、骨っぽいなんて表現は失礼ですけども）、同じ川崎記念逃げ切り勝ちでも、興奮度が異なります。フリオーソはＧ１勝ちの実績をもつ馬でしたし、すでに地方最強馬、というより地方競馬を背負って立つ存在でした。いわば、勝たねばならない状況で迎えた川崎記念を、期待にこたえて勝ったというカタチ。これはこれでホッとしましたし、うれしいことではありました。が、今日のカジノフォンテンは、暮れの東京大賞典で僅差２着だったとは言え、まだまだ往年のフリオーソ級の扱いを受けるには至っていない立場での今日のレース、そして優勝だったわけで。奇しくも１０年前のフリオーソ優勝の川崎記念も実況を担当したわたくし、今日の３コーナーからゴールまで、「これは逃げ切れそうだぞ」という感触が濃くなるのを感じながら、フリオーソのときは…というのをぼんやり思い返しつつ実況しておりました。まあカンタンに言って、「あのときとは違うな」っつう感想なんですけども。（先頭ゴールして派手なガッツポーズを見せた張田昂騎手）どうでもよろしいが、レース直前に、最近数年間の川崎記念リプレイが流れたんですが、ここんとこず～っと、わたくしが実況担当してるんですな、この川崎記念。来年からはもうヤメようっと。あんまり偏るのはよくない。うん。久々に、地方所属馬が中・長距離のダートグレードを、それもＧ１級を勝つレースに巡り合えて、テンションが上がる実況でした。ありがとう、カジノフォンテン。元気もらいましたよ。（関係者のみなさま、本当におめでとうございます！そして、ありがとうございます！ホント、元気もらいました！）

  2021年01月27日

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  スモモモモモモモモ、３着

  ミツオーです。日替わりライターブログにも書いています。そちらもご覧くださるとうれしいです。さて、またしても話題になっているので、便乗しておきます。本日の大井競馬第２レースで、スモモモモモモモモ号が３着。SNS上などで、いろいろと反応がありました。今回、スモモモモモモモモ号のレースを担当したのは、弊社の百瀬和己アナウンサー。本人いわく、「スモモモモモモモモセです」ということになるのですが。今日のスモモモモモモモモ号は、１２００メートル戦でスタート少し遅れ。大井の１２００メートルはスタートを横から見る格好なので、少しの遅れでも実況席からよく見えます。ラジオNIKKEIの小塚アナウンサーが、「自分なら、出遅れに気づいても言及する勇気が持てたかどうか。百瀬アナグッジョブ」的なことをツイートしてるのを、スモモセ（長いから省略）は喜んでいるのですが、わたしに言わせれば、せっかく直線で大外からのびてきてるのに、「大外からスモモモモモモモモも突っ込んでくる！」と、「も」をもう一つ追加するチャンスをフイにしたくせに、ということになりますな。（第２レース実況直前のスモモセ）とにかく、こうして３着という実績を残したことで、しばらくは他地区への移籍はなさそう。ということは、わたしも他人事ではなく、もしかすると近いうちに担当せねばならないかもしれぬのです。スモモモモモモモモも物凄い脚で…と、ぜひ言いたいと思っています。

  2021年01月18日

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  ブルドッグボスとおそろい！（と言っていいかどうか）

  ミツオーです。まるごと苺ってのを食べてみたら、思った以上に手ごわかった（腹にたまった）。さて、昨日、浦和競馬最終レース後にブルドッグボスの引退式がおこなわれました。わたくしその進行役を務めたのですが。朝、出勤時にマスクしますわね。そのときに、そうだコレがあった！と取り上げたのが、コレ。テキストで言うならば、青と白の元禄模様。コレって…。ご存知の方はピンときてしまうでしょうけども、このデザインは、浦和・小久保智厩舎の厩舎カラー（…なのかな？ホントはよく知らない）で、所属馬が着用するメンコはこのデザインであることが多いのです。ある意味、ブルドッグボスとおそろい（違うか）。このマスク、今日使うためにあるみたいなもんじゃないの！コレと、浦和競馬場公式マスコット「ウラワール」さんのデザインされたマスクを両方携帯し、始業前に「どっちを使うか考え中」とツイートしたところ、諸々ご意見いただきました。別に多数決とったわけじゃないですが、ウラワールマスクよりこの「小久保カラー」マスクを推す声が多かったこともあり、とりあえず一日、コレを着用してみました。で、中に、「そのマスク、見たことないんですけど！」という方もあったのですが。ないでしょうねえ。コレ、わたくしの老母手製のマスクでして。老母は洋裁が得意で（っつか、昔それを仕事にしていた）この情勢にあって、マスクをたくさん作って送ってくれるのです。その中に、コレが混じっていたのですが、さすがに派手な感じがして、これまで使うのをためらっていたモノなのです。ブルドッグボス引退式当日に着用するのにコレ以上ないデザインではあったのですが、偶然です。母は小久保厩舎もブルドッグボスも知りません。競馬のルールも知りません。というわけで、会う方会う方に「それって！」と反応された「小久保カラーマスク」ですが、実は全くの偶然だったというお話。（引退式のブルドッグボス）

  2021年01月09日

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  第２回ハートビートVR録音しました

  ミツオーです。Ｔシャツ、似合うって言われた。ちょっとうれしい。さて、昨日はわたくし、競馬場ではない場所で競馬の実況をしておりました。船橋競馬の「ハートビートVR」が好評で、このたび「第２回ハートビートVR」レース編を製作、その映像に実況をあてるという仕事をさせていただいたのです。今回の「ハートビートVR」は７頭立て。距離は前回同様、１０００メートル。よく晴れた青空のもと、おそらくは良馬場だろうと思われる条件でのレースでした。録音のため某所のスタジオにおもむくと、この方々が迎えてくれました。船橋競馬の本馬場入場音楽を手掛ける「THE NUGGETS」の、工藤わたるさん（右）と大牟田徹さん（左）。なんとこのお二人が、録音機材の操作などを手伝ってくださったのです。恐縮しちゃいますよ。スターに、アシスタント的役割をしていただいてるわけですから。しかもこの録音に使ったのは、日ごろ「THE NUGGETS」の皆さんが練習場としているスタジオ。…何つうか、何から何まで申しわけないです。「第２回ハートビートVR」、もちろん本来ならば公開は、VRギアをお客さまに装着していただいて、できれば木馬に騎乗していただいた状態で…なのですが、つまりそれは競馬場にお客さまが入場されることが前提。現状だと見通し立ちません。ので、製作者の方によると、ネット上での公開ということになるかもしれない、ということでした。公開については、発表をお待ちください。録音風景がこちら。今回は弊社・百瀬和己アナウンサーにも参加してもらいました。これがけっこう苦戦するんですわ。ナマのレース実況はサラッとできるのに、録音・収録となるとどうしてこう、もう一回やらせて！もう一回お願いします！！ってなっちゃうんだろうかなあ。一つには、普段見ている角度からレースを見ないからなんですけども。VRですからな。騎手目線なのです。とにかく、「第２回ハートビートVR」、「THE NUGGETS」のお二方はじめ、みなさんのご協力のおかげで無事、録音いたしました。編集後、公開の運びとなります。公開されたあかつきには、ぜひともご覧ください！「THE NUGGETS」の工藤さん、大牟田さん、ありがとうございました！

  2021年01月08日

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