【開催見解】園田競馬第14回後半（11/27～29）

　先週木曜日に行われた地元デビュー馬限定重賞楠賞はメイレディが超スローペースの逃げで主導権を掴んだことで最初の正面スタンド前からは８頭がひとかたまりでぞれぞれに折り合いを付けるのに四苦八苦。そんな中、そのスローを嫌って真っ先に勝負に出たのがハイパーフォルテ＆田中コンビ。向正面にさしかかると自分からレースを動かしに行った。それに呼応した他馬も同じように早めスパートをかけていくが、最後までハイパーの脚色は鈍らず一昨年の兵庫ダービー以来の嬉しい重賞勝ちとなった。（２）着にはニシノイーグル、実に渋とく伸びたのだが、如何せん勝ちみに遅い面のある馬、今回もその点が多少出てしまったか、惜しい首負けだった。以降マンボビーン、リジョウクラウン、トライと続いた。 　サテ今週は第14回目を迎える兵庫ジュニアグランプリがメインでＩＰＡＴ発売が行われる29日木曜日に実施される。遠征馬はＪＲＡから４頭、地方他場から４頭の計８頭で迎え撃つ地元馬３頭を加えて11頭立てで行われる。とは言っても毎年のように上位に来るのはＪＲＡ勢、今年もまた馬場を貸すだけで終わってしまう可能性も...。デムーロＪとコンビを組むアースゼウスは地方小回りも苦にしそうにない走りで堂々の一番人気か。次いでダート負け無しのアップトゥデイト、ケイアイレオーネ、北海道から遠征のハニーパイ、ヨウメイモンがそのあとの評価か。地元期待のエーシンクリアーの末脚はどこまで通用するのか、絶好枠を引いただけに更に楽しみは増したが...。 　27日は Ｂ１級1400M戦がメイン。ここは降級トウショウヴィゴラが一番人気を集めそう。とにかくこの馬、Ｂ１級になるとこれまでオール連対、まさしくＢ１級の鬼なのである。一変した走りお見せしますのでご期待下さい。また先週４日間、メインレースを制した田中Ｊはシルクユニヴァースに騎乗、ひと脚しか使えない同馬ですが、そのタイミングさえバッチリ合えば一気抜け出しも十分ですので...。 　28日はＡ２級1400M戦がメイン。人気はナリタフェニックスだが、過去に雨馬場で惨敗を喫したことがあり当日の馬場状況がどうなっているかがポイントに。その場合はリアリーサムシング、デュラビリティと言ったところが浮上しそうだが...。 　組合設立記念シリーズ後半戦（27～29日）として行われる園田競馬をどうぞよろしく。 （文：競馬キンキ　北防　敦） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ■　園田競馬の馬券購入はこちら （パソコン版）　⇒　http://data.keiba.rakuten.co.jp/ （ケータイ版）　⇒　http://m.keiba.rakuten.co.jp/ ■　園田競馬への応援メッセージは、twitterへのツイートでどうぞ！ 　( #chihokeiba )のハッシュタグをつけて、熱いつぶやきをお願いします！ 　楽天競馬公式twitter　→　http://twitter.com/RakutenKeiba ■　楽天競馬の公式Facebookページ → http://www.facebook.com/RakutenKeiba ■　日刊競馬PDF新聞及び地方競馬ネット新聞は楽天IDで購入できます