海辺の生活。

2017/01/28(土)22:27

*地域の方々のためのカフェを。 *「武士の家計簿」バリアフリー映画会。

暮らし(834)

オープンしてこの春で2年になる小さな町のComi Cafeには 1ヶ月1000人以上のお客様が訪れるようになりました。 「ここにしょっちゅう来ているから栄養失調にならないですむ。」と 先日、常連のお客様がおっしゃって下さいました。 お友達の輪も広がったようで、 お食事しながら楽しそうにおしゃべりしていらっしゃいます。 高齢の方々の低栄養と孤独が問題になり、 地域の方々に1日1食でもバランスのとれた食事をしていただくことと 人との出会いの場を作ることが Comi Cafeをオープンする時の1つの目標でした。 スタッフにできることは限られているとは思いますが、 もっと多くの方々のお役に立ちたいと みんなで一生懸命活動しています                        ワンコインの日替わりランチは火・木・土                カレーランチは毎日あります まつなみコミュニティカフェ こちらも地域のイベント、小和田シネマランドに行ってきました。 公民館での上映会を25年も続けられています。 今回の上映は「武士の家計簿」。 上映後には故森田芳光監督婦人でプロデューサーの 三沢和子さんのトークショーもありました。 新潮新書のノンフィクション、 『武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新』​から 映画は作られています。     武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新 新潮新書/磯田道史(著者)  ​    「代々加賀藩の財政に携わり“そろばんバカ”と呼ばれた下級武士が、 妻の支えを得ながら一家、そして藩の財政を切り盛りしていく」           (小和田シネマランドパンフレットより) 時代劇と言えばチャンバラが王道ですが、 森田監督がその前作「椿三四郎」を撮りながら 「もっと普通の人々の暮らしも描けるはず」と、 考えていた時に「武士の家計簿」に出会い、 この異色の時代劇を映画化されたそうです。 私は映画で食事や料理の場面を見るのが好きなので、 この映画もたくさん食事の場面が出てきて とても興味深く楽しめました 「何をどう食べるかに家族のことが端的に表れる」と 考えていたそうで食べるところにはこだわっていたと 三沢さんが教えて下さいました。 また、今日の映画会はバリアフリー映画会で、 会場に手話と筆記要約、映画内で日本語字幕と語りのついた映画でした。 映画プロデューサーの三沢さんへの質問や要望で 「もっと日本語字幕をつけて欲しい」と 少し耳の不自由だという方がおっしゃっていたのが 印象に残りました。 また、三沢さんが、森田監督が逝ってしまって5年経つけれど、 今も毎朝なんでいないんだろうと思うとお話されていました。 それでもまだまだできることがあるし、 高齢だなんて言っていないで(高齢の方も多かったので) 皆さん一緒に頑張りましょうと励まされて、 会場の雰囲気がふんわり和みました                     もうすぐ春ですねと友人から。二宮の吾妻山にて。             canola flower at Azumayama Kanagawa Japan                          photo by Hitomi そう、来週は節分、立春。 良い週末を                         Chigasaki Coast

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る