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証券最大手の野村証券と三井住友フィナンシャルグループ系の日興コーディアル証券が大証FXに取引業者として参入する方向で最終調整していることが30日、分かった。参入時期について、大証側はFXスタートから1年になる来年夏までを期待している。大証FXは低調な取引を余議なくされているが、2大証券の参入は強力な援軍になりそうだ。
大手証券の大証FXへの参入はまだなく、取引所FXとして先行する東京金融取引所の「くりっく365」でも、今年11月に参入した大和証券しかない。大和証券は現時点で大証FXに参入する意向はないもようだ。 大証FXは今年7月21日に、取引がスタート。最大30倍程度の証拠金倍率で外国通貨を売買するもので、円ー米ドル、円ー豪ドルなど9通貨ペアを取り扱っている。取引所FXとしては、クリック365につぐもので注目を集めたが、月間取引高はくりっく365のわずか1~3%程度で低迷している。 低迷する原因の一つに、投資家の注文を受ける取次業者が、現時点で8社と当初の予定を大幅に下回っていることがある。 これには大証が取り次業者として期待する証券会社側が、東京証券取引所の新システム「アローヘッド」が来年1月4日に稼働するのにあわせてシステム改修に最優先で取り組んだため、大証FX対応が後回しになったことも大きく影響した。 来年2月に、ネット証券大手の松井証券が参入してサービスを開始することがきまっているが、厚い顧客基盤を持つ野村、日興コーデの参入で、大証は反撃の態勢が整うとしている。 http://ameblo.jp/knspeed/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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