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珍島イヤギ・・・イヤギってなあに?

カンガンスウレ

重要がつく無形文化財は国家指定。これが珍島には四種類あり、指定を受けた年代順に紹介する。

カンガンスウレ(重要無形文化財 第8号 1966年2月15日指定)

[跳ねる 踏む 跳ねながら 踏む 私達の恨みを踏み 涙を踏み 悲しみを踏む]
カンガンスウレは、村の婦人と娘たちが手に手をとり、大きく円を描きながら歌にあわせ心おきなく遊ぶ女性の代表的な民俗ノリ(遊び)である。韓国語で書かれた内容を読んで想像したのは円でグルグル回る単純な踊りだった。だが実際のカンガンスウレは楽器をいっさい使わず、歌をリードする歌いてが1人!追い歌の「カンガンスウレ」だけ歌う2人!の合計3人が歌い続ける。踊りはすごくハードだ。最初はゆっくりのテンポだから、踊りてもカンガンスウレと歌うが、だんだん早くなると声なんか出なくなる、そしてピークに達する。楽器を使わないのに、なんとリズミカルで楽しいことか何度見ても見ても心が浮く。

カンガン歌

朝鮮時代には三従之道(幼少は父に従い、結婚後は夫に従い、夫が亡くなると息子に従え)や七去之悪(儒教の教えで、夫が妻と離婚できる七つの条件をいう。不幸・不妊・淫行・嫉妬・悪疾・多弁・窃盗)という教えから女性を束縛し服従を強制した。このような儒教的伝統を守った時代にも、女性が息抜きする制度が必要だったようだ。おもにお正月や秋夕(陰暦8月15日)など、満月の晩に行ったカンガンスウレは機織りや農業など、さまざまな労働で心身共に疲れはてた韓国女性の恨をいやし慰める解放の空間だったようだ。また月は昔から豊年の象徴であり、男女の愛情表現の象徴であった。月夜の明るい晩、女性たちは久しぶりに味わう自由を心ゆくまで楽しんだ。


カンガン

カンガンスウレー2

カンガンスウレー1

[写真:2005年7月24日 神秘の海割れ祭り会場]



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