引っ越し業者をどう決める?
3月末に入居開始の我が家の新居。その時期って、一年で一番引っ越しが多い。引っ越し料金も高くなるだろうなとは思っていた。正月や盆に旅行に行くように、この業界にもシーズン料金があるらしい。とは言っても箱入り君も私もそれぞれ実家の大量の荷物でのお引っ越し経験者。それはそれは大量の荷物での。シーズンオフには違いないだろうけれど、まぁ、繁忙期でその1.5倍ないしは2倍くらいの料金は覚悟。その覚悟の前提で見積もりが始まった。我が家は「近い将来マイホーム」を前提に結婚生活を始めたので箱入り君が使っていた古い家具をそのまま使っている。今回のお引っ越しを機に買い換えるものも多い。ソファ、ダイニングセット、食器棚は買い換える。もともとベッドを置いてないので今回ベッドも購入予定。だから持っていく荷物と言えば・・・TV&TV台 ×2冷蔵庫・洗濯機・布団・本棚押入れに入っているプラスティックの衣装ケース×4ハンガーラック×2その他もろもろの雑品エアコン×3台くらいのもの。 とっても少ない。移動先は車で10分のところ。マンションの一斉入居なので「幹事会社」なる引っ越し業者がある。今回のうちの場合のそれは「ドラえもん」さん。絶対ここで契約しないといけないと言う事もないがまぁ、ひとまずドラえもんさんに月曜日にお越しいただいた。営業さんは若い人。 20代後半ってところかな。礼儀正しく物静かだった。ささっと見積もりをしていただいた。打ち出した金額はなんと。。。24万円やろうと思えば自分達でできないこともない引っ越し。しつこいようだが荷物はとっても少ないはず。だがこの金額。がんばってもこのシーズンは仕方ないらしい。道が狭いので小さめのトラックを2台だし、作業員は4名。私は失神寸前である。営業さん自体はいい人だった。 契約を無理強いする事もなく、失礼しますと玄関を出て、閉めたドアの覗き穴から外を見ると、閉まったドアに丁寧にお辞儀をして帰った。ドラえもん、なかなか礼儀正しい。業界最高値の業者なことは知っていたけれど、これはやりすぎである。そこで私はインターネットで今度はパンダさんの見積もりを依頼した。パンダさんは水曜日にやってきた。私達夫婦と同年代と思われる営業さんがやってきた。忙しい夕方の時間帯なのに20分も約束から遅れて。ざざっと荷物を見てメモに金額を打ち出している。ドラえもんさんの見積り額を聞いて、「うちもそれくらいになる」とのこと。ドラえもんさんは丁寧な見積書を置いていったがパンダさんは30分経過後もメモを前に延々と自社自慢が始まった。「これ、やってるの業界でうちだけです。」てな話を延々としている。みーちゃんが泣いてもお構いなし。「目いっぱいがんばれる見積もりを置いて帰って下さい。私には決定権がないので、見積もり比較をして主人が決めますので」と言ったのに正式な見積書をいつまでも出さない。主人に電話できないか? だの いくらだったら納得していただけるのか?だの。。。そして「ドラえもんさんがこの金額なのは下請けが来るから。質が悪いですよ、」だの、「荷物1/3運び出すたびに休憩とるので時間かかりますよ、うちは基本休憩なしですよ」だの、 「ありさんはできもしない事を営業ができると言って契約させますよ」だのとかなりしつこい。最初24万くらいと言っていたのにいつまでも「今日は無理です」と言う私に「15万での見積もりを今から上司にかけあって、万が一OKが出たら今日決めてもらえますか?」ソレナラサイショカラソウセンカイコノバカタレガと、思ったが24万と言う金額にびびっていた私。15万と聞いて箱入り君に電話してみた。箱入り君、「いきなりそんなに下がるなんて、最初からそれでいけるねん。ありさんに来てもらうから今日は帰ってもらい」とのこと。「主人がありさんの見積もりお願いするみたいなんで」と言うと、パンダさん、態度豹変。「あ、そうですか。」と言ったと思ったら電卓を投げやりに叩き出し、やっと正式な見積書に記入を始めた。記入する事15分。 延々と無言で。なんて失礼なやつだ。書き終わったら「15万でできるとご主人思ってるみたいですけど、今上司に交渉できなかったのでそれはないと思ってください。」だと。大丈夫大丈夫。もう君には頼まないから。そして最後に玄関で「知りませんよ! ありさんなんかに頼んだら 新居ぼこぼこにされますよ! 後で後悔しますよ!!!」と、 捨て台詞を残し去っていった。パンダ、実は獰猛。 これ真実。パンダさん。社員教育から考え直してはいかがでしょうか・・・・。さてさて。さっそくありサンに見積もり依頼だ。。。