308916 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ライフログ

ライフログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2018.09.19
XML
カテゴリ:病気

樹木希林さんがお亡くなりになってから、


色んな語録が出てきて、今日なんとなくふわーと聞いてて、


そろそろ私もそう思わないとだめなのかなと思い始めた。


 


「自分に起こる大半のことは自分が原因だから、


人を変えようとせず、自分が変わる努力をしなさい」


 


また、どんな現状も楽しむことが大切だと。


がんになって、がん友達が増えたわと笑ってらしたらしいです。


 


心アミロイドーシスを発症してから5年。


余命1年半といわれて、何みても泣いてたなぁと思うのは最初の1年。


それでも時短で仕事に復帰して、なんとかやれるとこまでやろうとして


・・・・正直言うと、病気であることを隠して、忘れて、なんとか普通の人っぽいふりして


自分自身もどこか、病気であることが嘘ならいいなぁ、なんて


間抜けたこと考えて生きてきたのかもしれない。


 


で、昨年11月に悪化して、病状が進み、ベッドから起き上がることすらできなくなって、


こうやって人間って死んでいくんか?と思った。


この病気は寛解という可能性があるといっても、私の場合・・・


自家移植もできないし、可能性はかなり低い。そうなると進む方向しかないんだけど、


それでも自分が死ぬなんて遠い未来のことかな?って思ってた。


実際、副作用で死ぬほどの痛みやつらさもなかったし、


吐き気は治療するまでのほうがひどくて、今の吐気なんて、それに比べたら


ちゃんちゃらおかしいくらいで、ほんとに色んな副作用に苦しんでいる人には


到底言えないほど、のほほんと生きてきてしまった。


 


今でも利尿できなくて、苦しい、しんどい、あー、もう丘でおぼれてるよ、


体中つってるよ、痛いよ、とか言ってるけど、もう全く動けないってこともないし。


なんだかんだいっても、まだもうちょっと生きられるんだろうなって勝手に思ってる。


もちろん今の薬がきかなくなったら、一気に病状が進む可能性もあるし、


心臓がだめになっちゃうから死ぬときゃ一発なんだろうなとも思うけど。


 


今回病状が進んだのと、5年前とは心臓の状態が全然違う。


今度、心不全起こしたら、もう終わりだからね!って先生にはきつく言われている。


いまだに心臓の様子が少しでもおかしいと横になって寝ることはしてないし、


どきどきしたり、苦しいと思ったら、歩いてるのもやめて、じっとする、、、とか


そういうのは気を付けている。


 


あ、何を言いたいかというと、なんだかんだいって、やっぱり今まで自分の病気に対して


甘かったのかもと。仕事もできないし、不安がつのりそうなのをごまかすのも


そろそろ限界に来てる。旦那のちょっとした言葉でもいらついたりしてると思う。


 


それは全部自分のせいだってこと。病気になったのが自分のせいだって思うのは


ちょっと難しいところがあるんだけど、私自身でいうと体のほうは何度もSOS出してたのに


気づかなかった・・という部分は認める。自分は病気になんてなるはずないって


本気で思い込んでた。だから旦那がおかしいっていってても、知ったかぶりして


これくらいなら逆流性食道炎の可能性が高いとかっていって、ちゃんと検査もしなかったし。


 


それともう一つ。この病気を全開で楽しんでなかったなぁと。


病気を楽しむってなんやねん!って感じになってしまうけど、


とりあえず、きちんと向き合ってなかった、めんどくささが先走って


セミナー参加もスルーしてたし。もちろん今年はいきますよ!


同じ病気の方とのランチ会もお誘いいただいたので、参加します。


本当はもっと真剣にこの病気のこと、病気になったあとのこと、


どんなふうに生きて、どんなふうに治療をして、


・・・いやぁ、そんな難しいことじゃなくて、この病気になったからこそ、


したいこと、しなければいけないこと、初めて経験することを


もっと大事に思ってやっていこうと。


 


いやだねぇ。人間ってこんな病気になってても、やっぱり病気慣れっていうの?


しちゃうんだよねぇ(笑)


結構知ったかぶりもしちゃうし。だめだよね。知ったかぶりはかっこ悪いわ。


いつ死んでもいいように、でも、まだ死なないで済むように。


誠実に、おもしろおかしく、生きてやろうと再度強く思う。


樹木希林さんはそれを思い出させてくれました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2018.09.19 20:31:41
コメント(0) | コメントを書く
[病気] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.