学校では教えてくれない生活術

2020/10/29(木)22:29

一人暮らしで支払わなければいけない物まとめ

生活術(5)

一人暮らしすると様々な請求書や訪問員が来ます。初めて社会に出た時、退職した時などに知っておかなければいけない事の一覧です。 特に年金の免除制度は金額も大きいので重要です。 一覧は全て2020年10月現在での情報で金額は大まかな数字です。 ・年金 毎月2~4万円 厚生年金と国民年金の二種類があります。 学生さんや専業主夫(婦)など、誰かの扶養に入っている場合は、徴収されません。扶養から外れ、会社勤めして年収130万円以上あれば、会社の経理が毎月の給与から自動的に徴収してくれます。 週20時間以上勤務で、かつ月収88000円以上などの条件に当てはまってしまうと、年収106万円以上で会社の給与から徴収されます。 自営業やアルバイトで国民年金の場合、支払い方法が書かれた手紙が毎年送られてきます。 私が問題視しているのは若い世代のアルバイトの年金で、50歳未満の年金支払いは「免除」や「猶予」の申請が市役所の窓口に行けば出来ます。知らない人がかなり多い制度です。国民年金を未納のままにしておくより、市役所に行って免除や猶予の申請をすれば、収入の少ない若年層はその年の年金を支払わずに済みます。過去の分の猶予申請は出来ないので、年金を払っていない人は急いで市役所の年金窓口に行って下さい。 退職して今後収入がなくなる人も、申請を自ら行わないと誰も教えてくれない制度です。 全額免除された場合は将来の貰える年金額が増えます。何も手続きせず未納で放置した場合は、自分自身に障害が発生した場合の貰える助成金がなくなり、年金事務所のヤル気によっては差し押さえも発生します。 実際に、私や家族も「猶予」「全額免除」の制度を受けた経験があります。 ・健康保険 月1~2万円 社会保険と国民健康保険があります。病院での保険証がもらえ、病院代が割引されます。 年金と同じように、扶養に入っていれば支払う必要はないです。社会人なら必ず支払わなければならない出費です。 ・水道、電気、ガス、インターネット料金 月1~6万円 水道は市役所、他は地域の好きな会社と契約します。振込払いより、口座振替にすれば払い忘れがないです。 ・住民税、所得税 月1000~20000円 給与から天引きされます ・NHK 月1225円 一人暮らしの大学生などで、テレビがないのなら契約は必要ないです。契約してから未納だと裁判になりますが、契約自体をしなければ免れます。ただ、訪問員のガラが全国的に本当に悪いので、NHKを見ているなら契約した方が良いです。単身赴任や親の扶養に入っているのなら、家族割引があります。口座振替の契約後も、支払い金額が間違っていないか自分自身で口座確認をして下さい。 訪問員のミスで二重徴収や金額間違いをされて、後日返金された事があります。ネットで申請して契約内容をスクショしておくのが確実です。 ・町内会費 月500~1000円 田舎は入らないとマジで村八分になります。怖い。基本的に都会やアパートなら免除されます。 ・新聞販売 月3000~4000円 読まない人や押しに弱い人は、インターホン越しで断らないと、粗品や無料期間などを使って販売員によってはかなり強引に契約させてきます。 仕事で必要ならともかく、スマホで新聞記事も無料である程度読める時代なので、不要なら販売員の話自体聞かない方が良いです。 年金の免除制度や保険の知識を学校で子供に教えて欲しいとは思うのですが、そもそも新卒で教員になると事務員さんに全て手続きを任せるので、先生は知識がない場合が多いです。 扶養の条件や育児などの貰える金額も毎年変わっていくので、上司や総務が無知で助成金を貰えなかったなんて事もあります。 気付いたことがあればまた発信していきます。訪問ありがとうございました。

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