テスト勉強 ※リアネタ
テスト勉強の日々です。今回のブログはまったく面白みもくそもありませんムフフフさて、、、国語の課題、超有名作品夏目漱石・・・ 「こころ」あらすじは、「私」は、「奥さん」、「お嬢さん」の母子家庭親子の家に居候させてもらっている身の大学生。「私」は「お嬢さん」に恋をしている。そして、居候は「私」だけではない。「K」という、「私」の同級生がいる。「K」はもともと両親が幼いうちに死亡していて、医者を目指すことを約束に、親戚の家に身柄をひきとってもらっていた。しかし、「K」は医者になる気などさらさらなく、親戚から絶縁さられ、孤立の身になった。そんな「K」を、「私」が、この母子家庭親子の家を紹介し、居候させてもらえるように手配した。話は、Kもお嬢さんに恋をしてしまったところから始まる。Kは私に、ある日突然「お嬢さんに恋をした」と告げるが、私はKが居候するずっと前からお嬢さんに恋をしていた。もちろん、恋敵となってしまったKに、あきらめろと私は言う。いろんな手をつかい、私はKにお嬢さんを諦めるように仕向けるが、Kは何を考えているかわからず、私はあせって、Kに秘密で、彼より先に、お嬢さんにプロポーズした。私のプロポーズはあっけなく通り、お嬢さんと私の結婚が確定。親友のKを裏切り、相談をうけているのにプロポーズした私は、自責の念を抱いていた。しかし、Kは何も変わらず、屈託なく私に接している。そして、奥さんから、私は衝撃のことを聞いてしまう。なんと、Kは私がお嬢さんにプロポーズしたことを、奥さんから聞いていたのだ。裏切られた親友が、何事も無かったかのように接してくれていることに、「策略の勝者自分、人間としての勝者K」ということを考え、絶望する私。そして、それを聞いた2,3日後、Kは自殺した。愛する人を奪われ、自分の親友に裏切られた彼の自殺は、私の一生に黒い光をもたらした。数ヵ月後、私とお嬢さんは結婚した。しかし、暗い光は私の生涯を、いつも追いかけてきていた。私は、その呪縛から、数年後自殺してしまう。妻である、お嬢さんに、暗い光のことを一切うちあけずに、自分の心の中にしまって、暗い影と一緒に死んでいった。 ・・・まあ、こんな話です。うーん。私としてはこの話、けっこう好きです。人間性で「私」に勝利しながら、自殺し、「私」の生涯に影を落としたKは、策略としても勝利したと私は思ってしまいます('A`)人間性でも、策略でも勝利してる「K」・・・うーん、だけど私が思ったことは、一番重要なとこで勝ったのは「私」だと思うんですよね。だって・・・もしですよ、自分がお嬢さんだとします。自分は、二人の人から愛されました。一人は、自分に率直に気持ちを伝えてくれた人もう一人は、前者の行動を自殺という最悪の方法で非難した人・・・あなたなら、どっちを愛する自信がありますか?('A`;)結婚って言うのは、相手を奪い合うものでもあるのかもしれませんが、、うーん、なんていえばいいんだろう、私は「K」がたとえお嬢さんと結婚していても、お嬢さんを守りきる力は無かったと思います。この「私」も数年後自殺しちゃうんですが、、「私」の自殺の死の意味と「K」の自殺の死の意味には違いがあると思うんです。二人とも、現実からの逃げで死にました。・・・が、「私」の障害に影を落としながら自殺した「K」すべての罪滅ぼしのために自殺した「私」Kも私も自殺ですが、「K」はお嬢さんなんて考えずに死んでいった。「私」はすべての影を消すために、お嬢さんを守って死んでいった。真の勝者は、「私」なのではないでしょうか。