けいのへや

なんていうか小学生のころから買い続けていますが、近頃のジャンプは相当悲惨な状況ではないでしょうか？
そりゃあ私も年を取りますしそうなることで理解できなくなる作品だってあるにはあるのでしょうが、最近のジャンプにはどう考えても異常だろうと言うのが増えてきているように思えるのです。斬とか斬とか斬とか。後は斬とか。杉田先生の作品も見るに耐えませんし、闇遊戯が双刃殺を使う漫画も気に食わないです。要するに斬がひどすぎるといいたいわけですが。
打ち切りで消えていった漫画も数知れず。武装錬金みたいに納得のいかない打ち切りのがある意味いい傾向で、ここのところ消えてった漫画のすべては元からろくでもないやつばっかりで、ちょっと前は本当に見るに耐えない状況でした。

「この連載ひとつでジャンプを買う気になれる」何かが大きく抜け落ちているのが最近のジャンプだ、という気がするんですよね。他誌だって似たようなもんだと言ってしまえばそれまでですが、少なくとも昔のジャンプにはそれがあったような気がしますし、極端な話それが数作品存在することだってあったように思えます。

ここ最近のうちに連載をはじめたは漫画はエムゼロやトラブルを筆頭に絵で勝負に来ていて、そのせいか最低限「読もうと思う」段階までは心が進みます。しかし、実際に中を読んで見ても、可もなく不可もなくな作品が多く、これはすごいといえる何かがないなぁ、と（まぁトラブルは正直やめて欲しいですけど）。実は私、オーバータイムに期待していたんですけどね……最近は着実に打ち切り路線なのが残念。

ただ、新連載に目玉としての役割を求めるが無茶な話で、結局のところ人気連載陣がきちんとしていればその雑誌は一流だというのが私の考えですが、その人気連載陣も「元」がつくような主力となりつつあるような気がします。
ワンピース、銀魂の落ち込み具合と来たら半端ないですし（それでもワンピースは名作だと思いますけどね）、ブリーチは助ける女の子が変わっただけですし、テニプリは馬鹿漫画からカス漫画に劇的かつ自然な進化を遂げました……昔は嫌いじゃなかったんですが……。
純粋に面白いと思える漫画はアイシールド、斬新で面白いと思える漫画はネウロ、あってもなくてもいいような気がするけどとりあえずしっかり読んでしまう漫画はこちかめ。私個人の中では、正直いまのジャンプの存在意義はわずか３作品になっています。もちろんたとえ元がつこうが主力は主力なので、その辺もきちんと手を出してはいますけどね。ここまでで名前すら挙がっていないのは論外です（もて王は嫌いじゃないですが）。本来ジャンプ最強のポジションに立ってもいいハンターハンターがいつまで経っても復活しない、と言うのも残念。


それでもジャンプ買っちゃうんですよね、私。
どんだけひどくてもジャンプはジャンプで、子供のころから読んでるジャンプです。
文句ばっかり言うなら買わなきゃいいじゃない、とはよく言われることですが、そういう話ではないのです。買うのは決まっているのです。だからこそ面白くしてほしいなぁ、という感じなのです。とりあえず斬とリボーンとボーボボを打ち切って、新しい雑誌づくりを目指してほしいなぁと。

以上、勝手な愚痴でした。