2013年01月の記事一覧 | 京王電鉄６万株主（2017.10株式併合により1万2千株主）

平成２４年マンション管理士試験合格記念カキコ（独学一発）

昨日、昨年11月に実施されたマンション管理士試験の合格発表があり、官報をＰＣで見て小職の受験番号、氏名も掲載されて合格を確認。そして本日、簡易書留で合格証書が送られてきた。受験後の自己採点では38点、合格最低点は35点前後との予想が多かったので、合格はほぼ確実かとは思っていたが、結局合格最低点は34点で合格率9.1%との正式発表。（あと4問も間違えても合格だったとは…。余裕で合格した格好。）　マンション管理士とは平成13年に創設された国家資格で、「専門的知識をもって、管理組合の運営、建物構造上の技術的問題等マンションの管理に関して、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務」とします。例年合格率は８％前後（7.0～9.3％）と比較的狭き門になっており、ここを突破することが受験の最大の動機。しかしながら受験者数は年々減少の一途を辿っているようで、人気は今一か。（国土交通省のＨＰ）【主なマンション管理士試験の内容】(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること…建物の区分所有等に関する法律、被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法、マンションの建替えの円滑化等に関する法律、民法、不動産登記法、破産法、民事訴訟法、民事再生法、非訟事件手続法、裁判所法、失火責任法、建築基準法、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、都市計画法、消防法、水道法、下水道法、郵便法、浄化槽法、電気工事士法、電気事業法、ガス事業法、警備業法、住宅の品質確保の促進等に関する法律等マンションの管理に関するその他の法律、マンション標準管理規約、マンション標準管理委託契約書　等(2)管理組合の運営の円滑化に関すること…管理組合の組織と運営（集会の運営等）、管理組合の業務と役割（役員、理事会の役割等）、管理組合の苦情対応と対策、管理組合の訴訟と判例、管理組合の会計　等(3)マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること…マンションの構造･設備、長期修繕計画、建物・設備の診断、大規模修繕等(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること…マンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理適正化指針等同じ不動産系の国家試験でもある宅地建物取引主任者（小職は随分前に取得済み）や管理業務主任者（このマン管試験の１週間後に受験　合格はほぼ確実）と違い、単に断片的な知識を詰め込む付け焼き刃の勉強や基本だけ抑えても上位合格圏に入るのは難しいとされている。（それにしても難問があるにせよこの程度の問題で今回合格最低点３４点でも合格率9.1%とは…。小職の方が実力が付いたからこそ「この程度の問題」と思えるようになったと考えたい。（合格最低点を34点としたのは合格率一桁台を維持かつ合格者数1,500人前後というのが目安になっているのか？）　ともあれ今後建築後相当の年数を経たマンションが急激に増加し、近い将来建築後30年以上経過したマンションが100万戸以上に達するとされており、老朽化したマンションの維持管理や建替えに伴う諸問題の発生が危惧されつつあるので、将来性のある（？）有望資格になるかも…。今回資格取得に興味を持った人、自己啓発で資格を取りたい人等の受験相談やマンションオーナーの方からの相談、マンション生活での解らないこと等の質問や相談を承ることとしました。このブログの左上にありますメールにお寄せください（女子に限る）。

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