丸亀製麺がロンドン進出
丸亀製麺がイギリスに進出しました。
先日、ロンドンにイギリス第1号店をオープンしました。
1号店は金融街シティーの中心地リバプール・ストリート駅の近くに出店しました。
既に出店済みのロシア以外では、ヨーロッパでは初の店舗となります。
コロナウイルスの影響で、当初予定していた開店時期から延期となりましたが、オープン初日には100人を超える行列ができた、ということです。
今後はこのイギリスを起点に、ヨーロッパ各地でうどん文化の浸透を図ります。
2026年までには、ヨーロッパで100店の出店を目指すということです。
この店舗では、かけうどん1杯が3.95ポンド(約600円)です。
ロンドンの飲食店では、破格に安い値段設定ということです。
また、ヨーロッパに多いビーガン向けに、動物由来の食材を一切使わない新メニューを加えるなどの工夫もしています。
かけうどんが600円とは、日本の感覚では結構高いと感じますが、ロンドンでは格安ということです。
トッピングをすればあっという間に1,000円を超えてしまうでしょうが、ランチ事情では全く問題ないようです。
世界の主要都市では、ランチ価格は約2,000円程度とも言われています。
確かに、ニューヨークで一蘭のラーメンを食べると、あっという間に数千円になってしまいます。
香港でも、現地の方が普通に数千円を払っている横で、私は安いお店を探したり、マクドナルドを食べたりしていました。
そう考えますと、日本の外食は味と値段がアンバランスなのだと思います。
バブル後のデフレで、外食は牛丼やハンバーガーなど、安さを競う象徴のようになりました。
本来なら、これはおかしい状況なのだと思います。
ロンドンの丸亀製麺が今後どうなっていくか、注目してみたいと思います。