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テーマ:ニュース(99452)
カテゴリ:流通・小売業
ファミリーマートが良品計画の「無印良品」の販売を終了しました。
1月28日付でファミマへの無印良品の商品供給を終えたということです。 現在ファミリーマートで販売中の無印良品の商品は、在庫がなくなり次第、販売終了となるそうです。 もともとファミマと無印良品は、旧セゾングループの中核企業である西友から誕生しました。 ファミマはセゾングループの西友ストアーから分離独立して発足しました。 無印良品は、その西友のプライベートブランド(PB)として誕生し、その後良品計画は西友から営業権を買い取り独立します。 このような経緯から、約40年に渡って両社は取引関係にありました。 その関係が終わりを迎えます。 打ち切りの理由は店舗での無印良品の売上不振にあるということで、ファミマ側の意向だということです。 https://ryohin-keikaku.jp/news/2019_0130.html これはファミマの経営体制の変更が大きく影響していると思います。 ファミマは2016年にユニーと経営統合し、2018年には伊藤忠商事の子会社になると共に、ユニー株をドン・キホーテに売却することを決定します。 これにより、ファミマはドンキのノウハウを活かした共同店舗をさらに増やすと言われています。 無印良品の商品も、MUJI店舗やネット通販でも購入できますし、販路が広がっていることによりファミマ店舗での売上が減少しているとも言えるかと思います。 かつて隆盛を誇ったセゾングループですが、西武百貨店はそごうと統合してセブン&アイへ、西友はウォルマートへ、ファミマは伊藤忠商事へと形を変えました。 わずかに残った面影が、これで消えたような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月04日 18時09分31秒
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