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テーマ:小売業(883)
カテゴリ:流通・小売業
自社の製品やサービスをPRし、集客して売上につなげるためにさまざまな販売促進が行われます。
販促や広告と言えば、昔はテレビCMなどで大々的に宣伝したものでした。 そして、スーパーや小売店では、特売品をチラシに入れた販促が主でした。 私が大昔に営業をやっていた頃は、これらの販促があるということがセールストークでした。 しかしながら、テレビCMはその効果の測定が非常に難しいです。 CMによってどれだけ売れたかを測定するのは、困難といっても良いでしょう。 また、現在ではテレビをリアルタイムで見る人も減っており、視聴メディアも多様化しています。 録画して視聴する場合、大抵CMは飛ばされます。 テレビCMの効果は、昔よりはかなり減っていると思います。 チラシについても同様で、新聞の折り込みが主ですので、新聞の購読者数は減少しています。 私も新聞はとっておらず、電子版で見ています。 テレビCMやチラシの宣伝効果も、アナログな年配者にしか響かないと言えます。 スマホがこれだけ普及すると、情報や割引クーポンなどはアプリなどのデジタル化にシフトしています。 デジタルマーケティングの良いところは、顧客データの蓄積が出来ることです。 これを駆使することで、買いそうな見込みのあるお客様にダイレクトに接触できます。 最近は、スマホユーザーに対し、外食店などでの無料クーポンを配信するような販促があります。 私も利用して、丸亀製麺のうどんを一杯、無料で食べました。 これを利用することで、外食店側は売上が上がります。 無料で提供した分の代金は、恐らくスマホのキャリア企業から補填されるでしょう。 スマホのキャリア企業側は、どの程度の利用率があるか、どのエリアでの使用率が高いかなど、全てデータ化できます。 そのデータを活用して、次のマーケティング戦略につなげることが出来ます。 販促手段はデジタル化され、その検証方法もより効果的になってきました。 効果的かつ効率的な販促を行うことができる企業は、確実に無駄が少ないと言えるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月24日 18時15分27秒
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