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テーマ:小売業(885)
カテゴリ:流通・小売業
ファミリーマートで注目すべき状況が明らかになりました。
土用丑の日のうなぎ弁当を完全予約制にしたところ、利益が前年比で7割増加したということです。 食品ロス削減の一環としての対策です。 うなぎ弁当を完全予約制で販売したところ、販売額は約2割減少したのですが、廃棄費用が大幅に減ったことで利益を押し上げたそうです。 結果的に利益が7割増えたということで、非常に注目される内容です。 ファミマは今年4月に恵方巻き、うなぎ弁当、クリスマスケーキの3品目の完全予約制を打ち出しました。 その最初の対象品であるうなぎ弁当でこのような結果が出たことは、今後も期待できると思います。 食品ロスの問題は以前より言われており、まだ食べられるものを大量に廃棄することについて、疑問の声が上がっていました。 また、コンビニは加盟店が廃棄分を負担するケースが多いかと思いますので、廃棄はほぼ誰にもメリットがありません。 それでも廃棄が発生するのは、品切れによる販売ロスを防ぎたいからです。 完全予約制にすることで、廃棄削減と加盟店の利益増を両立して実現させた結果となりました。 クリスマスケーキや恵方巻きも同様の結果になるでしょうか。 今から注目したいと思います。 今後、売れる日が数日に限定される季節商品の完全予約制が、コンビニ全体に広がる可能性もありますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年08月16日 18時13分52秒
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