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カテゴリ:決算
第2四半期決算も全容が見えてきました。
ここから毎年の攻防が始まります。 今年の第2四半期決算は、何とも読みにくい決算となりました。 10月1日からの消費増税を前に、駆け込み需要の9月の業績がどうなるか、不透明だからです。 売上は既に確定していますが、特別な経費などが発生しているかとも思います。 これらを全部取り込むため、締めてみないと利益がどうなっているのか分からない、というのが正直なところです。 それでも当然ながら上層部の関心は、最終の見通しです。 現時点の業績から、最終的には利益がいくらになるのか、早く知りたいというところです。 経理部は今後の計上費用を予測して、着地予想を立てます。 会社によっては経営企画が担当していることもあるかと思います。 いずれにしても、着地予想を巡る攻防は激しいです。 色々な人が私のところに来られます。 大体どの程度の実績になるのか、知りたい人がたくさんいます。 いつものことですが、数字が独り歩きすると大変ですので、少し曖昧な言い方をします。 しかしそれだけでは満足してもらえないので、おおよそ●億円前後ぐらいでしょうかね、という言い方をすることもあります。 この●億円が独り歩きするので、あくまでも現在の予測ですよ、と付け加えることを忘れてはいけません。 台風の影響も予想され、決算スケジュールに影響が出そうです。 着地予想を巡る攻防は、まだまだ続きます。 早く数字を固めて、毎日同じようなことを聞かれないようにしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月11日 18時19分19秒
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