2020/05/20(水)18:14
オンライン申請の矛盾
10万円の特別定額給付金の申請が波紋を呼んでいます。
オンラインでの申請も可能なのですが、このことで混乱が起きています。
オンライン申請が始まったのは5月1日からですが、私の自宅のある自治体はもう少し遅れての開始でした。
以前よりマイナンバーカードを持っていたので、これを利用して申請しました。
元々、マイナンバーカードを利用して確定申告を行っていましたので、ICカードリーダーもありました。
申請は10分もあれば出来ました。
ニュースなどで見ると、マイナンバーカードの新規申請や、暗証番号忘れ、誤った暗証番号の入力でロックされて再申請など、様々な事情で自治体の窓口が混雑しているということです。
暗証番号の管理は個人レベルの話なので、これは自己責任でキチンとやっておくべきです。
しかしながら、オンライン申請された内容を、自治体で手作業で確認しているということです。
申請内容と住民基本台帳の情報を、職員の方がパソコンを並べて、2人1組で読み合わせて照合しています。
オンライン申請はあくまでも申請のみで、オンライン申請のマイナポータルが住民基本台帳と連動していないそうです。
なんとも言えない話です。
一部の自治体ではオンライン申請をしないように呼びかけたり、中止するところも出てきました。
オンライン申請の方が時間がかかるということが理由です。
なんとも日本らしい中途半端な話です。
マイナンバーカードのような制度を導入している国は多く、他の国ではこのような話を聞いたことはありません。
日本に欠けているものの一つ、スピード感です。
私の申請した給付金は一体いつもらえるのか、気長に待つしかありません。