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カテゴリ:その他もろもろ
サントリーホールディングスの新浪社長の連載、最終回です。
今回も日経ビジネスの記事を引用させていただいています。 今回のテーマは「前向きな長期目線を持つ」です。 5年の歳月をかけビームの統合に成功し、安心したのもつかの間、コロナ危機に直面することになります。 現在、飲食店向けの業務用酒類の売上が大幅に減少しています。 海外でも同様の状況が続いています。 出口が見えない今の状況について、これまでの仕事人生の中でも最大のピンチだと語ります。 危機に直面したとき、トップは、こういう時こそ長い目で物事を捉えて、「何とかなる」と前向きに発想しなければいけない、と言います。 ローソンの時も、おにぎり屋が成功したら、お客様やオーナーさんが喜び、我々自身の喜びにつながり、明るい未来が開けるということを何度も語りました。 目の前の危機に目を奪われて暗くなっていたら、誰もついてきません、と。 足元の売上をどうするか、という短期的な話はもちろんしますが、それだけでは人はついてきません。 危機の中でも、トップは未来のことを前向きに考えているんだというメッセージを伝えることで、組織は活力を取り戻して、足元の数字も良くなる。 それくらい組織というのは「気」のものなんですよ。 という言葉で締めくくっています。 組織のリーダーとして、組織は「気」のものだというご意見には、大いに考えさせられました。 私は皆に「気」を送るようなリーダーシップを発揮できているでしょうか。 この日経ビジネスの記事は1本で掲載されていましたが、中身が非常に濃いので、3回に分けて考えました。 コロナ禍においても、常に前向きに進んでいかなければなりません。 大いに学ぶことが出来た、素晴らしい連載でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年12月09日 18時45分11秒
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