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経理は地味だが役に立つ〜ウルトラランナー経理部長の経理の仕事とマラソン日記〜

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2021年02月08日
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テーマ:ニュース(99404)
カテゴリ:経済・社会・企業
日経ビジネスに、また面白い連載が掲載されています。
プロ経営者の伊藤嘉明氏にまつわる記事です。

今回の記事に、旧三洋電機の白物家電ビジネスを引き継いだハイアールアジアグループでの様子が掲載されています。
ハイアールについては昨年、英語漬けの3日間の授業で取り上げられていたので、関心がありました。

ハイアールは2002年に三洋と提携し、日本に進出します。
その後、2007年にはハイアール60%、三洋40%で、合弁会社を立ち上げます。

この合弁会社で、三洋製品を三洋・ハイアールのダブルブランドとし、ハイアールの販売網で中国での販売、そして、ハイアール製品を三洋販売網で日本で販売します。
これらの取り組みを続けてきて、2011年にハイアールは三洋の白物家電事業を買収します。

ハイアールは中国本社の副総裁だった杜鏡国氏をトップとして送り込みます。
杜氏は日本文化を尊重し、ハイアール社風との統合を目指し、そしてハイアールジャパン独自の社風の構築を目指します。

しかしながら杜氏のこうした努力も実らず、2期連続赤字後に杜氏は体調を崩し、ハイアールジャパンを去ります。
そこで、ソニー・ピクチャーズエンタテイメントの日本、アジア代表として実績のあった伊藤氏が招聘されます。

伊藤氏は改革にアクセルを踏み、成果が出るかと思われましたが、あまりにも急速な改革についていけない社員の反発が出ます。
そこには、旧三洋の社員たちが、自分たちの培ってきたものを壊されることへの抵抗があったようです。

そして、伊藤氏はわずか2年余りで中国トップから契約終了を告げられます。
その時のトップからの一言が、「あなたの敵は中国人ではなく、日本人だ」というものです。

失意の伊藤氏はハイアールを去り、後任には前のトップの杜氏が復帰することとなります。
この「敵は日本人」ということについては、残念ながら私も共感できることがあります。

ただし、伊藤氏のやり方は旧三洋のメンバーとは、意識のベクトルを合わせられなかったとも書かれています。
やはり組織を変化させるのは難しいものです。

私も今の会社に来て、まもなく4年になります。
組織の変革には、現有社員の方のことを本当に大切にしなければあり得ないと、実感する日々です。






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最終更新日  2021年02月08日 18時16分41秒
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