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テーマ:ニュース(99453)
カテゴリ:経済・社会・企業
新型コロナウイルスの影響で、外食産業の苦境が続いています。
ここ数日の間に、様々なニュースが入ってきています。 まず、ロイヤルホストを運営するロイヤルホールディングスが、増資を発表しました。 第三者割当増資などを活用して、約240億円を調達します。 ロイヤルHDは、外食、ホテル、機内食などの運営をしていますが、全ての事業でコロナの影響を大きく受けました。 これにより、前期末の最終損益は275億円の赤字(その前の期は19億円の黒字)になりました。 また、自己資本比率は49.6%から19.7%と大きく低下しています。 この厳しい財政状態の中で、資金調達をしないと財務の安全性が高まらないという判断のようです。 外食では他にも磯丸水産を運営するクリエイト・レストランツHDや、塚田農場を運営するエー・ピーHD、リンガーハットなども劣後ローンなどで資金調達をしています。 非常に各社とも厳しい状況です。 また、やきとりの扇屋を運営するヴィアHDは、私的整理を進めると発表しています。 私的整理とは、会社更生法等による法的整理とは異なり、債権者と債務者との自主的協議により倒産処理を図る手続きです。 この方法によると、債権者と債務者の合意を円滑に進めることで、柔軟・迅速な対応が可能ということです。 借入金の返済猶予を金融機関に求め、4月までに事業再生計画の決議を目指す、とあります。 再建は容易ではないでしょうが、このような方法で再生への道を探ります。 このような状況ですので、私たちもお昼にランチに行くか、一人で静かに飲みに行くぐらいしか出来ませんが、何とか頑張っている外食産業を応援したいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月17日 18時17分37秒
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