経理は地味だが役に立つ〜ウルトラランナー経理部長の経理の仕事とマラソン日記〜

先日、子会社各社の経理担当者との、全国合同会議を実施しました。
決算期末を迎えたこの時期に、このような会議を行うことは非常に有益です。

今の会社は、親会社である私たちが、子会社の経理業務を受託しています。
そのため、子会社各社の決算や税務申告なども全て当社が行っています。

子会社には経理部という組織はなく、管理系を総括する部門に経理担当者がいます。
実地棚卸しや請求書の承認行為など、現地でしか出来ない業務があるので、各社少数の経理担当者がいます。

これまでは、決算なども全て当社がやっているので、個別に各社とのやり取りを行っていました。
それでも何とかなっていたのですが、やはり情報共有や議論は同じタイミングで行うことが必要と考え、今回全国の担当者にZoom会議で参加していただきました。

経理部でもスケジュール調整から、議題の内容、各社の要望など、事前準備を入念に行ってきました。
せっかく忙しい中参加していただくので、有意義な場にしたいと思います。

今回は決算における依頼事項はもちろん、収益認識会計基準の各社への影響や、税務調査の報告、ペーパーレス化の推進状況など、さまざまな情報をお伝えしました。
当社の内部統制部門も参加しており、そちらからの意見やコメントもありました。

一通りの説明の後、質疑応答を行いました。
各社一社ずつ指名していくと、実に多くの意見や質問があり、大変良かったと思います。

全体に対して「質問ありますか？」と聞いても、大人数の前では聞きにくい方もいるかもしれません。
個別に「◯◯社さん、いかがですか？」と尋ねることで、質問しやすい雰囲気を作ったのが正解だったと思います。

各社からも開催に感謝するというコメントを多くいただけました。
やはり、頻繁でなくても良いので、このような会議は実施すべきだと思いました。

有意義な会議でした。
全国の皆さん、ありがとうございました。