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テーマ:ニュース(97558)
カテゴリ:流通・小売業
関西スーパーの争奪戦は泥沼化してきました。
先日の臨時株主総会では、僅かな差でH2Oリテイリングによる買収が承認されました。 ![]() これで決着かと思いましたが、オーケーは諦めませんでした。 神戸地裁に統合の差し止めを求める仮処分を申請したのです。 先日、神戸地裁はこのオーケーの訴えを認めました。 決議方法には法令違反または著しい不公正がある、としています。 ![]() 株主総会での票のカウントで、投票締め切り後に一部株主の「棄権票」を「賛成」に差し変えたことが指摘されています。 これにより、12月1日に予定されていた統合は、一旦差し止めとなりました。 オーケーは最終的な司法判断を踏まえ、関西スーパーに再び株式公開買い付け(TOB)を提案する方針です。 統合の先行きは不透明になりました。 これを不服とした関西スーパー側が、また動きを見せました。 神戸地裁の仮処分決定を不服として、取り消しを求める保全異議を地裁に申し立てました。 ![]() この騒動は、また再び司法の場に委ねられることとなりました。 ここまで来ると、本当に泥沼化です。 このようにケチがつくと、どっちに転んでもうまくいくかは微妙だと思います。 司法の判断を、また待ちたいと思います。 ![]()
最終更新日
2021年11月25日 18時25分06秒
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