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テーマ:ニュース(99457)
カテゴリ:経済・社会・企業
東証の新区分が4月から適用されます。
これまで、1部、2部、ジャスダック、マザーズの4つの市場でしたが、4月からはからを3つに再編します。 これまでの4つの市場を、時価総額やコーポレートガバナンスの水準などによって、プライム、スタンダード、グロースの3区分に再編します。 最上位となるプライム市場には、現在の1部上場企業の約84%となる1841社が指定されました。 ただ、まだこのうち296社は基準を満たしていないようで、改善計画を提出することで、プライム市場に移ることとなるようです。 プライム市場は、グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた企業向けの市場、という位置付けです。 また、スタンダード市場は、十分な流動性とガバナンス水準を備えた企業向け、グロース市場は高い成長可能性を有する企業向けとしています。 こうしてみると、やや乱暴ですがベンチャーや新興企業がグロースで、1部がプライム、2部がスタンダード相当のようにも見えます。 私の会社はプライムになりましたが、あえて1部上場企業であっても、スタンダード市場を選択する企業もあります。 東証の山道社長は、プライムに関する基準について、海外市場に比べて突出して厳しい、と説明しています。 プライム市場に上場するコストを鑑みて、あえて移行しなかった企業のコメントでは、そのコストを新商品開発などに振り向ける、というコメントがありました。 これはなかなか素晴らしい意思決定だと思います。 形式ではなく実質で、企業価値を高めていくことがより重要だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年01月13日 18時33分16秒
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