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カテゴリ:新型コロナ
コロナ禍になって2年、大学の授業は試行錯誤を繰り返してきました。
私の大学院生活も同じですが、大学2年生は大変な中で過ごしてきた2年間だと思います。 コロナ禍が始まった2年前の春、大学は授業の対応について決断を迫られました。 基本は全面オンラインでしたが、その方式も先生によって様々でした。 ライブ配信でオンライン授業をやる先生もいれば、録画した授業を流すだけ、中には資料を配布するだけというケースもあったようです。 一時期、コロナが落ち着いた秋には、少人数の授業やゼミは対面も増え、形式が様々になりました。 そして年が明けてからは緊急事態宣言が発出され、また大変な状況になりました。 こうして1年間が過ぎました。 ほとんど大学に通わなかった人もいたと思います。 この学年が2年生になり、東京オリンピックを控えて、緊急事態宣言が多発されました。 その一方でワクチン接種が進み、2回接種を受けた人も増えました。 この頃からは、対面を基本としつつも、オンライン授業も入ってくるという状態になりました。 そして、対面とオンラインのハイブリッド授業も、一部では当たり前になりました。 こうなると、同級生同士でも一度も直接会ったことがないケースも散見され、それでも成り立つようになりました。 こうして2年間が過ぎる大学生は、本当に気の毒だと思います。 大学生活は授業以外にもサークルやアルバイトなど、様々なコミュニティを通じて、多くのつながりを形成するものです。 これがリアルで体験出来ないというのは、本当に残念だと思います。 そんな中、慶應義塾大学は4月より対面授業を9割にすると発表しました。 私学のトップである慶應義塾大学が、対面を9割とすると表明したのは、大変に素晴らしいと思います。 福沢諭吉の精神は現在にも生きており、「半学半教」(互いに教え、学び合う)の精神ですので、学生が能動的につくっていく環境をつくる必要があります。 それを導こうとする姿勢に、敬意を表します。 就職活動も、企業説明会が始まりました。 学生の皆さんに、明るい未来が訪れることを願っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年03月02日 18時12分35秒
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