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カテゴリ:経理業務全般
SR(Shareholder Relations)と呼ばれる、投資家との対話活動を行っています。
IR(Investor Relations)と比べると、特定の投資家との対話になりますので、より突っ込んだ内容になります。 SR活動は、年2回ほど行われます。 機関投資家の方々とのミーティングで、会社の理解を深めていただくことが主目的になります。 当然、理解を深めていただくことで、会社の目指すことややることに、賛成していただくことが必要です。 それが、株主総会での賛成票の投票につながります。 それぞれの投資家が、株主総会で議決権を行使する際のガイドラインを持っています。 わかりやすい一般例で言うと、女性の取締役の有無なども、代表的な例です。 会社の中期計画や方針なども、それによってどういう姿を目指しているのか、その結果どのように企業価値が上がるのか、などの対話になります。 これは投資家にとっては、特に重要な内容になります。 かつて、ソニーが海外の機関投資家から、事業を分割するように要望されたことがありました。 最近のセブン&アイのそごう・西武の売却なども、投資家からの要望が出ていたのは間違いないと思います。 最近では、企業経営におけるESGや、サステナブル経営についての議論が多いと思います。 企業活動も持続可能性を重視しなければならず、会社の考え方を巡っての議論になります。 考えてみれば、私は10年以上前にESGの走りであったCSRを担当したことがありました。 大学院でも経営を学ぶ上で、サステナブル経営はよく学びました。 このような経験を活かして、これからも企業価値向上にに努めていきたいと思います。 SR活動に限らず、多くの方との対話を通じて、当社のことをご理解いただくよう、努めたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年03月30日 18時19分17秒
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