鉄人への復活 前編

昨日は60kmを無事完走出来ました。 今朝のリカバリーランは、思いのほか足にダメージが残っているのがわかりました。 そして、未だに昨日の興奮が続いているのもわかりました。 昨年12月に50kmを走り、今回は60kmで復活を賭けます。 やはりウルトラマラソンは、聖地柴又です。 スタート前の雰囲気は、やはりウルトラ特有のものがあります。 会社のランニング仲間が走って激励に来てくれて、テンションが上がった中でのスタートです。 既に100kmの部を走っている人は、3時間前にスタートしています。 60kmの部、Aブロックからスタートします。 天気は曇り、気温も高くなく絶好です。 しかし、晴れてくると暑さとの闘いになると思いますので、ペースを抑えて入っていきます。 うっかりランニングウォッチのオートポーズを解除するのを忘れてしまいました。 エイドで止まった時に影響があるので、しまったと思いましたが、仕方ありません。 また、強烈な向かい風を浴びています。 このため、ペースは出来るだけ抑えていきます。 天気は良くなって、すぐに暑くなってきました。 これもあって、7分／km前後に落としていきます。 背中のゼッケンに目標タイムが印刷されているのですが、私より遅い目標タイムの人が、かなりのペースで私を抜いていく人が何人もいます。 あのペースで行くと潰れると思いながら、焦らずに刻んでいきます。 15〜20kmあたりはかなり抑えていますが、今一つ調子が良くありません。 このところの忙しさで身体の疲れが抜けていないのかと思います。 それでも、以前に見たコースを走っていくと、あーこんな感じだったなあと思い出しながら、焦らず進みます。 それでも調子が上がってきません。 今日は調子が悪いのだ、と認識しましたので、どうリカバリーしていくか考えながら走ります。 25km地点で、禁断のロキソニンを飲みます。 何となく、これで蘇りました。 テーピングをしていても、ずっと苦しんでいる腰痛は、まだ大丈夫そうです。 少しずつ調子が上がってきました。 向かい風もあと少しです。 30kmの折り返し地点が見えてきました。 沿道の応援もあり、元気に折り返していきます。 そして折り返してすぐ、30km地点です。 残りは半分、調子が良くなってきました。 残り30km、楽しんでいこう、と言い聞かせて、後半に挑んでいきます。