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テーマ:ニュース(99452)
カテゴリ:マラソン・ランニング
レースは30kmを過ぎて後半に入りました。
まだ30kmありますので、落ち着いて行こうと言い聞かせます。 今度は追い風に変わるのですが、時折横風になり、あまり恩恵を受けません。 そのため、後半も体力を消費し過ぎないように、細かいフォームで進みます。 ほとんど腕を振らず、前傾姿勢で前に進みます。 この時点になると、疲労やこの先を考えて歩いている人も多いので、マイペースで進んでいきます。 行きにも通りましたが、今回のコースには途中に未舗装の道が1kmほどあります。 恐らく工事の関係だと思いますが、このあたりは厳しいです。 1km余りが長く感じ、歩いている人も多くいます。 暑さも厳しくなってきて、このあたりが一つの勝負どころだと感じます。 ようやく未舗装の道を抜けると、エイドで膝に水をかけます。 ここからまた堤防を上がって、間もなく40km地点です。 40kmぐらいになると、腰痛の他に膝にも張りが強くなってきます。 まあ、ウルトラマラソンを走れば多少はおかしなところは出るもの、と思いますので、早めに対応しながら進みます。 このあたりで、スカイツリーが見えました。 スカイツリーが見えると、元気になってきます。 フルマラソンの距離を超えると、いつもかなり苦しくなってきます。 今回は、まだここからがキツイと意識していますので、力を抜いています。 足はまだ動いています。 まだまだ力は充分あることがわかります。 段々と見慣れた光景になってきました。 三郷を過ぎると残り10km、ここから最後の10kmがいつも地獄ですので、粘っていきます。 今回は前半の抑えが奏功しました。 いつも一番苦しむ三郷排水機場でも、しっかりと足が動いています。 以前は朦朧としながら走っていたところでも、今回は行けます。 よし、行ける行ける、と言い聞かせて、腕を振っていきます。 このあたりに来ると、沿道の応援も増えてきました。 一人ひとりに御礼を言いながら、ようやく都内に戻ってきました。 残り2.3km、最後の給水で頭から水をかぶり、気合いを入れます。 ウルトラマラソンは気合いを入れてはいけない、というのが持論ですが、ここまで来たら気合いです。 パワーがみなぎります。 沿道の応援も一気に増えてきました。 常磐線の鉄橋を越え、残り1kmです。 遠くにゴールが見えて、最後の力を振り絞ります。 そして、ゴール近くで実況アナウンスが聞こえました。 本来ならそのままゴールに突っ込むところですが、一回立ち止まってスマホで写真を撮り、またスマホをしまってからゴールしました。 自然にガッツポーズが出ました。 夕陽の中のゴールは、とても美しかったです。 タイムは6時間44分57秒でした。 自己ベストには及びませんでしたが、目標が7時間でしたので大満足です。 やはり前半から抑えたのが効きました。 後半に粘れる身体が残せたのが良かったと思います。 3年振りに帰ってきた柴又100k、大会を開催していただいた主催者の方、あちこちで応援してくれた多くの方々、一緒に走ってくれたランニング仲間、そして家族、多くの方々に感謝して、無事に帰ってこれました。 楽しい柴又100kでした。ありがとうございました。 来年は、もう一度100kmを目指します。 皆さま、引き続きよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年05月24日 18時13分56秒
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