2023/06/05(月)18:14
リクルートがサクラ行為で謝罪
リクルートが学生向けオンラインセミナーで、いわゆる「サクラ」行為を行っていたとして謝罪しました。
オンラインセミナーで、社員が学生を装って質問をしていたということです。
報道によりますと、リクルートでは社員が学生を装って質問する行為を、少なくとも20件以上のセミナーで行っていたということです。
リクルートでは、報道を受けて社内調査を実施し、一部社員がサクラ行為を行っていたと判明しました。
内容は、セミナーの質疑応答コーナーにおいて、参加学生が質問しづらい雰囲気になりがちであったことに対し、過去の代表的な質問を、社員が学生を装って、その場に投げかけていたということです。
質問しやすい雰囲気作りのきっかけとして、行っていたということです。
質問の内容は「オンラインのイベントは出入り自由ですか?」「イベントには私服で参加しても良いですか?」など、一般的にありがちな質問だったようです。
リクルートでは、「不適切で学生に対して不誠実だった」として、謝罪しています。
気持ちはわからないこともないですが、これが適切だったかどうかは微妙だと思います。
質問が何も出ないと主催者としては困りますので、質問を誘発するように手を打つことはあります。
手段としてサクラを使うのが適切かはわかりません。
司会者が、過去にこのような質問が寄せられました、という紹介の仕方もあったのではないかと思います。
あまり、このようなことを仕込むのは、良くないかもしれません。
正面から真っ直ぐ対応すれば、良かったのではないかと思います。