経理は地味だが役に立つ〜ウルトラランナー経理部長の経理の仕事とマラソン日記〜

2024/04/17(水)18:57

部門を超えた勉強会が終わる

業務改革(101)

一昨年より実施してきた、財務経理のプロ育成勉強会が、2年目も無事に終わりました。 全6回のプログラムですが、無事に終わってほっとしました。 この勉強会は全て手作りで実施しています。 会計管理、財務管理、色々なテーマを取り上げて、順番に体系的に学べるプログラムにしています。 2年目は1年目の経験から、いくつかの改善をしました。 そして、経理部以外の部門にも幅広く参加をしていただき、多くの方に学んでいただきました。 このプログラムは、私の大学院での学びが生きています。 事前課題を用意し、自分なりの意見をまとめていただき、勉強会の最初にグループディスカッションをしてもらいます。 色々な部門の方がディスカッションをするので、同じテーマでも様々な立場からの見方があり、とても良い議論になります。 いくつもの気付きがあり、ディスカッションを聞いている私もとても勉強になります。 「経理」の本分 部署の存在意義、業務の原則、部員の心得 [ 武田 雄治 ] ディスカッション後に講義を行い、その後各グループの代表からディスカッションの結果を発表してもらいます。 そして、最後に私が解説をし、まとめの講義を行って閉講になります。 1回のプログラムは、約4時間の長丁場です。 そのため、終わるとクタクタになりますが、実に心地良い疲れです。 今回、特に思ったのは、経理部以外の方に財務経理の専門知識を学んでもらう意義を、強く感じました。 全部を理解できなくても、数字に関心があり、数字に強い人が多くの部門にいれば、会社が強くなると思います。 そのことを強く実感し、これはある意味、私の使命だと思いました。 強い経理部を構築していくだけでなく、その活動を通じて、強い会社を作っていくことに貢献出来ると感じました。 また今後も、この勉強会を開催していきます。 さらにレベルアップして、実施したいと思います。

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