経理は地味だが役に立つ〜ウルトラランナー経理部長の経理の仕事とマラソン日記〜
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プロフィール
ウルトラランナー経理部長
ウルトラランナー経理部長で、マラソン二刀流を続けるヒロさんが、地味にコツコツと経理の仕事とマラソンに邁進する日々を、徒然なるままに綴ります。 (フルマラソンサブ4、ウルトラマラソン100km完走を同年齢で達成することを、マラソン二刀流と呼んでいます)
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先日「箱根5区」という本を読みました。 徳間書店から11月に発刊されたばかりの書籍です。 私のSNSにおすすめとして流れてきましたので、すぐに購入しました。 翌日には手元に届きましたので、読み始めました。 箱根駅伝の5区は、ご存じの通り過酷な山上りの区間になります。 厳しい上りの他に、1月2日という真冬の気候もあり、悲喜交々さまざまなドラマが繰り広げられてきました。 「山を制する者は箱根を制す」と言われるほど、近年の箱根駅伝の5区はポイントになる区間です。 その箱根5区に挑んだランナーたちにフォーカスした書籍です。 この過酷な区間で区間賞を出した3人の選手は、自然に「山の神」と呼ばれ、注目を集めます。 順天堂大学の今井選手、東洋大学の柏原選手、青山学院大学の神野選手は、駅伝やマラソンファンのみならず、知っている方は多いと思います。 箱根5区【電子書籍】[ 佐藤俊 ] 3人とも区間新記録を出して、チームを優勝に導きました。 正に「山の神」と呼ばれるに相応しい、素晴らしいランナーの方々です。 しかし、この本は「山の神」以外にも、多くのことが書かれています。 特に私が心に残ったのは、敗れた選手のその後です。 神野選手が区間記録を出した時、当時の王者である駒澤大学は、3年生の馬場選手が5区を走っていました。 馬場選手は途中から異変が生じ、立ち止まってしまい、意識朦朧とする中で倒れ込むようにゴールしました。 このシーンは、私もリアルにテレビで見ていました。 馬場選手は自らの不調でチームが敗れたことを、自分の責任と考え、押しつぶされそうになります。 そこから何とか立ち上がり、4年生になった最後の箱根駅伝では8区を走り、区間3位の好記録を残して卒業しました。 この本では、馬場選手が箱根5区を走った時、その後の苦悩と翌年の復活、そして大学卒業後の様子が描かれています。 敗れた若者が苦悩から立ち上がり、現在の様子がわかったことで、なぜか私も安心しました。 苦しみから這い上がっていく姿は、心の底から応援したいです。 これらの他にも、「山の大東文化大学」や「神奈川大学初優勝」など、筆者が長きに渡って取材をしてきたことが伺えます。 駅伝ファンやランナーの方のみならず、多くの方に読んでいただきたい本だと思います。
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