スーパー大手の西友の筆頭株主が、株式の売却を検討というニュースがありました。
西友の筆頭株主は、アメリカの投資ファンドのKKRで、現在西友の株式の85%を保有しています。

報道によると、KKRが西友の株式売却に向けた入札手続きを始め、イオンやドン・キホーテを運営するPPIHなどが名乗りを上げているということです。
残りのは元筆頭株主のウォルマートが保有していますが、この株式については詳しい情報はありません。
西友は、元々は西武百貨店を運営するセゾングループの一員でした。
業績不振とセゾングループの事実上の解体により、苦境が続いていました。

そんな矢先、ウォルマートが2002年に西友と資本業務提携をして、 筆頭株主となり、日本に進出しました。
さらに2008年には西友の上場を廃止して、完全子会社としました。
しかしながら、ウォルマート方式でも西友の業績は芳しくなかったようです。
2018年には楽天と提携して、 楽天西友ネットスーパーを開始します。
2021年にはKKRが筆頭株主となり、 楽天DXソリューションズ、ウォルマートの株主構成となり、再編されます。
さらに2023年に楽天は経営から離脱し、 KKRが85%の筆頭株主となっていました。

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そして、昨年には、 九州と北海道の店舗を売却して、 本州に約240店舗を構えるのスーパーとなりました。
年商は約7,000億円とされています。
子供の頃、実家から自転車でしばらく行ったところに、当時の西友ストアーがありました。
バス停の名称も「西友ストアー前」でした。
母親に連れられて、よく西友ストアーに買い物に行きました。
周辺には商店街もあり、大手スーパーと地元の商店が共存していました。

現在では西友はスクラップ&ビルドで、すぐ近隣に新しい店舗を構えました。
当時あった商店街は、その姿を消しました。
高校生の頃には、西武ライオンズが優勝すると、西武百貨店と西友では優勝記念セールをやっていました。
よく買い物に行ったものです。
時間の経過でやむを得ない部分もありますが、またイオンかドンキになっていくのか、という想いを抱きます。
今後の展開に注目したいと思います。
