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経理は地味だが役に立つ〜マラソン二刀流HIROの経理の仕事とマラソン日記〜

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2025年09月26日
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テーマ:ニュース(95826)
カテゴリ:その他もろもろ

半年間、楽しませていただいたNHKの朝ドラ「あんぱん」が最終回を迎えました。
本当に素晴らしいドラマでした。

何回かこのブログにも書きましたが、「あんぱん」はアンパンマンの作者やなせたかしさんをモデルにしたドラマです。
やなせさんと、奥様の暢さんが、さまざまな苦難を乗り越えて、国民的人気キャラクターのアンパンマンを生み出すまでを描いています。

物語は昭和2年からスタートしました。
幼少時代から母親の再婚によって叔父夫妻に預けられるなど、辛い思いをしてこられたやなせさんの経験には、時代とは言えとても考えさせられました。

そして、このドラマでは大きなポイントとなる戦争が起こります。
この戦争で弟さんや多くの方を亡くし、ご自身もかろうじて生き残った様子がしっかりと描かれた2週間は、大きな反響がありました。

戦後80年の年にふさわしく、戦争のことをしっかりと考えるきっかけになりました。
私も、昭和史や太平洋戦争に関する本を、何冊か買って読みました。

戦後はいくつかの職に就きながら、貧しいながらも漫画家として活動を始めます。
ご自身よりも10歳ほど若い手塚治虫氏の才能に嫉妬するなど、人間らしい面もかなり描かれました。

「手のひらを太陽に」の作詞や、「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術など、やなせたかしさんは多方面に活躍されていたことも、今回初めて知りました。
そして、アンパンマンが世に出てからヒットするまで、実に20年ほどの時間がかかっているのも、知りませんでした。

アンパンマンのテレビアニメ放送が始まったのが1988年10月と知って、私が社会人になった年だと驚きました。
確かに、私が子供の頃には全く印象になく、私が子育てをしている頃にモロに重なっていました。

そういえば、長男が幼い頃、アンパンマンが大好きでした。
どこに行くにもアンパンマンを持って出かけていました。

日本中のおもちゃ屋さんにアンパンマンの玩具があり、日本中の本屋さんにアンパンマンの本があります。
そのような国民的人気アニメを生み出したやなせたかしさんと、妻の暢さんの物語は、夫婦の絆と愛情を強く感じました。

最終回は、尊いメッセージがありました。
命はいつか終わるが、それは全てがなくなるのではなく、次の命に受け継がれていくもの、というメッセージでした。

アンパンマンを生み出したのは、夫婦の愛の賜物だと思いました。
大切なことを、このドラマから教わりました。

半年間見ていたドラマが終わるのはとても寂しいですが、素晴らしいドラマを見ることができて、とても幸せな気分になりました。
私ももう少し、妻に感謝の気持ちを表そうと思います。






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最終更新日  2025年09月26日 18時15分42秒
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