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経理は地味だが役に立つ~毎日更新予定 現役経理部長の奮闘日記~

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経済・社会・企業

2019年04月19日
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カテゴリ:経済・社会・企業
LIXILが大荒れです。
グループの潮田洋一郎会長兼CEOが辞任を表明しました。

5月20日開催予定の取締役会で取締役を辞任し、6月の定時株主総会後に会長兼CEOも退任すると表明しました。
腹心の山梨広一社長兼COOも株主総会後に取締役を退任するとしています。

潮田氏は自らが招いた前CEOの瀬戸欣哉氏を実質解任し、自らがCEOに復帰しました。
その過程が不明確でガバナンスが機能していないとし、株主から潮田、山梨両氏を解任するよう訴えられています。
そして、当の瀬戸氏もCEO復帰を目指す考えを示しています。

この記者会見で潮田氏は、前期末の決算が赤字になる見通しを発表し、その責任は瀬戸氏にあると批判しています。

そして自らは、瀬戸氏を任命した責任をとって辞任する、という発言をしています。

これに瀬戸氏は真っ向から反論しており、まだまだ泥仕合は続きそうです。

LIXILと潮田氏のことは、以前このブログ「LIXILが日本脱出か」に書きました。

この時はややおとなしめに書きましたが、やはりこの潮田氏はただのワンマンであると感じます。

自ら招いたプロ経営者を記者会見で痛烈に批判する姿は、とても巨大企業のトップの器とは思えません。
どんな企業にも、その企業の製品やサービスを使ってくれているお客様がいます。
そのお客様に製品やサービスをお届けするために、取引先や社員がいます。

このような多くの人の力で企業が成り立っているということを、果たして潮田氏は常に理解しているのでしょうか。
このようなゴタゴタを繰り返すことで、ブランドは傷つき、失墜します。

最終的には消費者から敬遠されていくでしょう。
その責任はトップにあります。

どんな会社でも、現場で真面目にコツコツ働いている社員のおかげで成り立っています。
社員と取引先、そしてお客様に対する責任を、この方はどのような形で果たすのでしょうか。

何よりも社員が気の毒です。






最終更新日  2021年01月27日 21時26分29秒
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2019年01月21日
テーマ:ニュース(93403)
カテゴリ:経済・社会・企業
日経ビジネスのスクープです。
このところ、「ワークスアプリケーションズの筆頭株主が株式売却を検討」「オリオンビールを野村とカーライルが買収へ」など、立て続けにスクープを出して注目されていましたが、今度は「LIXILがMBO検討、日本脱出も」という衝撃的な見出しです。

記事によると、創業一族の潮田洋一郎会長が、MBO(経営陣が参加する買収)で日本の株式市場から退出し、さらにシンガポールに本社も移そうとしているということです。
東証一部に上場しているLIXILをMBOにより上場廃止にして、その後、本社をシンガポールに移し、SGXに新規上場する、というのが大きな筋書きだとあります。

シンガポールに本社を移転すれば、日本よりも法人税率が低いため、節税効果が得られることが想定されるともあります。
潮田氏自身が現在、居を構えて生活の拠点にしているのもシンガポールだということです。

しかし、シンガポールに本社機能を移転しても、日本国内でビジネスを行うのであれば、日本での納税は相応に生じます。
本社に資金を集約させて利益を出すような手法を採用すれば、日本の国税局から当然目を付けられます。

この潮田氏は創業家一族で、過去にもGE出身のプロ経営者藤森義明氏や、モノタロウ創業者の瀬戸欣哉氏を社長に招きしましたが、いずれも数年間で退任しています。
結局は創業家のワンマン経営なのでしょうか。

LIXILは今日、「当社取締役会においてはこれらにつきまして検討および決議を行った事実は一切ありません。」というリリースを発表していますが、何もなければこのような記事が出ることはないでしょう。

今後の動きには注目したいですが、いきなり本社をシンガポールに移転します、と言われたら社員はどのような気持ちになるでしょうか。
私がその立場だったら、少し様子を見てから色々と考えるでしょう。






最終更新日  2021年01月27日 21時27分56秒
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2018年12月18日
テーマ:ニュース(93403)
カテゴリ:経済・社会・企業
武田薬品がアイルランド製薬大手のシャイアー社を買収することについて、臨時株主総会での承認決議がされました。

約7兆円という巨額の買収に対し、創業家を中心に反対の意向を示す株主もいましたが、約9割程度の賛成を得て可決されたそうです。

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武田薬品は創業が江戸時代で240年近い歴史を持つ老舗企業です。
その老舗企業が外国人を社長に招いたのが2014年です。

国内では最大手の医薬品メーカーであっても、世界で見るとベスト10にも入っていない規模でした。
そこで、イギリスのグラクソ・スミスクライン社出身のクリストフ・ウェバー氏を社長に招き、グローバル化を加速させました。
現在は売上に占める日本の構成比は3割程度となっています。

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しかしながら、売上・営業利益とも一進一退を繰り返し、海外M&Aも思うような成果は出ていないのが現状でした。
海外M&Aを繰り返すたびに借入金依存度は高まり、直近では24%、約1兆円近い有利子負債を抱えています。

現金預金残高が減少する中で借入金は増加し、その割には思うような成長がなされていないことで、成長のスピードを加速する必要性があったのでしょう。
武田よりも規模の大きいシャイアーを買収することで、売上高は世界8位になります。

現在では3,200億円ほどの研究開発費は、シャイアー買収後は4,000億円を超える投資が可能になり、3年後までに少なくとも年間1,530億円のコストシナジーがあるということです。

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しかしながら、現在約1兆円弱の有利子負債は、シャイアー買収によって約5.5兆円まで膨れ上がると試算されています。
単純合算で、借入金依存度は約47%程度まで上がると試算できます。

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シャイアー社買収後は、武田が今後「日本に本社を置く、経営の基本精神に基づくグローバルな研究開発型バイオ医薬品企業のリーディングカンパニー」となるための変革を加速させる、と宣言しています。

大きな変革を遂げるために大きなリスクを取った武田薬品の今後を、しっかりと注視していく必要があるでしょう。






最終更新日  2021年01月27日 21時29分28秒
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2018年08月20日
テーマ:ニュース(93403)
カテゴリ:経済・社会・企業
ライオンが「バルサン」ブランドの殺虫剤事業をに売却すると発表しました。
売却先は日用品メーカーのレックです。

ライオンの殺虫剤事業を運営する子会社の「ライオンパッケージング」をレックに売却します。
売却金額は14億円です。
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レックこの事業譲受によってのれんが発生する見込みですが、現時点でその金額は確定していないと発表しています。

ライオンパッケージの売上高は124億円、純資産は58億円となっています。
また、バルサンブランドの殺虫剤事業の売上高は、約22億円となっています。

これを14億円で買収してのれんが出るということですから、バルサン事業の価値は14億円よりも低いということになります。

算定された価値にプレミアムを付けて14億円で買収するので、その上乗せしたプレミアム分がのれんになります。
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ライオンも元々バルサンブランドは、中外製薬から取得していたそうです。
この夏の猛暑で、殺虫剤はどこも苦戦しています。
将来を見据えて、事業の選択と集中を図ったのでしょう。

レックはメイン商品「激落ちくん」などを扱う日用品メーカーです。
バルサンブランドでの相乗効果を期待していると思われます。

ブランドの売買は過去より様々な業種で行われてきました。
事業の選択と集中を図りたい企業と、多様化を図りたい企業との思惑が一致すると成立します。

私個人としては、ブランドの売買は賛成です。
お互いの活性化につながると思います。
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今後、どのような効果が両社に表れるか、注目してみたいと思います。






最終更新日  2021年01月27日 21時31分23秒
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