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カテゴリ:塾長の教育論
朝の9時から夜の10時まで13時間。
途中の休憩を除いても11時間の塾での受験勉強。 「勉強は時間じゃない、勉強は質が大切なんだ」という評論家がよくいるのだが、質だとか時間とかを真剣に議論している時点でアホかと思う。 そう言っている人は、受験生が勉強している姿を見たことがあるのだろうか。 受験生を目の前にしても、勉強は時間だの質だのと議論できるだろうか。 勉強に必要なのは質でも時間でもない。 欲求だ。 合格したいという強い欲求、落ちたくないという不安からくる欲求が、人の行動を引き起こす。そういう欲求があるから、11時間にもわたる受験勉強も平然とこなせるし、勉強の質も自然に向上していく。 誰よりも強く合格したいと願うこと。 不合格になることを誰よりも怖がること。 ライバルに勝つためには、ライバルよりも強い欲求を持つこと。 強い欲求こそが、人を動かす最大のエネルギーだ。 だから思う。 もしかしたら、僕ら大人が本当にやらなければいけないことって、子どもの心に火を灯すことじゃないだろうかって。すでに心に火種がある子がいるとすれば、その火種に油を注いで強烈な炎に変えることなんじゃないかって。 いかに子どもの欲求を焚きつけることができるか。 それが最大にして最強のテーマなんだと思う。 (2011年1月29日の記事より再掲・加筆) ************************************ 神奈川県小田原市にある少人数制進学塾『慧真館(けいしんかん)』 少人数制進学塾ならではのきめ細やかな対応で、子どもの能力を大きく伸ばします 教育・受験に関するご相談は TEL:0465-38-2030 MAIL:info@keishinkan.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 29, 2011 10:52:55 PM
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