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カテゴリ:Movie
大分身体が楽になってきた。昨日は久しぶりにステッパーとエアロ・バイクを使って運動できたし、夜も人並みの時間まで起きていらえた。
昼間は暖かかったので、近くの浜辺を散歩できたぐらいで、気持ちの良い日だった。日中はまだ頭が重い時間があるが、その時間帯は我慢して眠らないようにしなければならない。そこで、ずっと見たくて見ていなかった映画「Magnolia」を図書館で借りて見ることにした。 奇妙な映画である。登場人物9人だかが、同時に違うドラマ設定で意味深な行動を開始する。それが最後にはすべてつながっていることがわかる。この奇妙な感覚と複雑な登場人物は、テレビ映画「ツイン・ピークス」以降米国のドラマでもよく見ることができる。誰が主人公かどうかはあまり意味がない。 そして最後にはクライマックスで”人生の偶然性”が提示される。ちょっと気持ち悪いが、十分インパクトがある場面ではある。劇中、サントラ盤のエイミーマンの歌詞を出演者がそれぞれ異なる場面で口ずさむところがあるが、これも一つのコンセプト”救済”を提示するための効果的な設定だ。 二時間余りのドラマは長すぎると感じる人もいるかもしれないが、私は特に長いようには思わなかった。映画としては名作とは言いがたいとは思うが十分カルト性のある映画だし、俳優陣の熱演も印象に残る。ちょっと演出が臭いところがあるかもしれないが、TV映画的でそれも特には気にならなかった。次はこの映画の監督Paul Thomas AndersonのBoogie Nightsを見てみることにしようと思う。 映画のオフィシャルサイトが未だ残っているがすでに予告編等はダウンロードできない。登場人物の人脈図は参考になるかもしれない。 Magnolia お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 6, 2006 07:34:20 PM
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