Walk on the Wild Side

2010/08/22(日)22:11

遠藤賢司 / 寝図美よこれが太平洋だ

Music(509)

水曜から再び豊田へ移り、土曜の朝に実質二週間振りに川崎へ帰還。留守中に朝顔は干上がり、バジルも悲惨な状態に。早速水をたっぷりやると、一部は復活。やはり植物は毎日手入れをしてあげないといけない。 豊田では始めて豊田市美術館を訪問。日経新聞の夕刊に森村泰昌の「なにものかへのレクイエム」を展示しているといので、初めて訪問した。同美術館は1995年11月に総合美術館としてオープンしたもの。江戸時代末期に築城された七州城の跡地で、一部その城が復元されているが、その横に随分モダンなデザインの建物が建っている。 森村泰昌は1951年大阪生まれで、京都市立芸術大学美術学部卒。絵画、童話、版画、モノクロ写真など試行錯誤を経た後、85年にゴッホの自画像に自らが扮して撮影する写真作品で注目を得て、その後美術史シリーズ、女優シリーズなどで高い評価を得ているらしい。アインシュタインの舌を出した有名な姿と三島由紀夫の演説を模した映像(とその後の回りの変わらぬ風景)、チャプリンの独裁者をモチーフとした映像(と独裁者は君だという演説)、女優シリーズは教室で学生相手にモンロー姿で叫んでいる映像(と学生の平然とした様子)と藤純子の美しい模写が面白かった。 豊田市美術館 Toyota City Museum さて、往復1,000km以上のドライブで一番和ましてくれたのが、遠藤賢司のアルバム「満足できるかな」収録”寝図美よこれが太平洋だ”。スタジオライブで、はっぴいえんどのメンバーを従えてリラックスした中、ウクレレを片手に愛する猫の寝図美との海辺での戯れをモチーフにスモッグの降る東京で暮らす自分と海辺で暮らす夢とのギャップを嘆く。Jack Johnsonのグルーヴを30年以上前にやっていたような名曲。 YouTubeで 寝図美よこれが太平洋だ

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