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気分はホスト倶楽部2・創子

気分はホスト倶楽部!
ホストクラブに行ったことがないkeiのために、知り合いのホストくんで疑似体験(笑)
BLOG・ホスト倶楽部へようこそ

ここは某所にあるホスト倶楽部、紹介制でないと入れないという、客を選ぶタイプの店である。
この店には何人もの質のいいホストが居る。
その中でも現在No.3のホストの名前は潤。
実は某国立T大の大学院生で、バイト感覚での非常勤にも関わらず好成績を上げている。
それは彼が成績upのために女性をもてなすのではなく、生まれながらのホスト王子様体質の為だと言えよう。
知性の高さだけでなく、彼が持つ柔らかい雰囲気、女性を惹き付けて止まないフェロモンが、マダム達を惹き付けて止まない。執心の彼女達は、彼に数百万するピアジェの腕時計やオーダーメイドスーツをプレゼントしたりする。彼が現金だとかを受け取らないからだ。

けれども、彼はそれだけでなく、悩める女性にも手を差し伸べる。
甘い言葉と優しさで、時には温かいその心と身体で女性を喜びの刻へと導く。
今宵も彼の優しさを求めて店のドアを開く女性が…

創子・1

えらく目立つ女性二人が来店してきた。一人はセレブっぽい上質なワンピースを身につけた女性、もう一人はスーツを着込んだバリバリのキャリアウーマンのようだった。
ボーイ「お帰りなさいませ宮野様。お連れ様は館野様でよろしいですか?」
「ええ、よろしくね。潤はいる?悪いけど連れがもうすっかり酔っちゃって…そーこ、しっかりしなさいって」
「ん、大丈夫よぉ、酔ってないから~」
ボーイ「館野様、だいぶお召し上がりのようですがお足元よろしいでしょうか…ただ今、ボーイを呼びますので」
ボーイがもう一人来て、そーこを支えて歩き出す。潤が途中まで迎えに来る。
「あ、潤、よかった…もう、助けて」
「お帰りなさい、朱理さん。はじめまして、ようこそ館野様…とか言ってる場合じゃなさそうですね(苦笑)」
「そうなの、もう悪酔いしちゃって…悪いわね、潤」
「さて、酔っ払いさん。まずは水をどうぞ、今来ますから」
ボーイに目配せする。
「だから、大丈夫だって!あら、いいおとこ…朱理、ここ、どこ?」
ボーイが水とグラスと氷のセットを運んでくる。
「あなた言ってたでしょ?カレシのことなんか忘れてぱーっとやりたいって。だから連れてきてあげたのよ」
潤が氷水を作り、創子に渡す。
「そーこ、聞こえてる?」
「ここは宮野様がお通いくださっているホストクラブで、私は潤と申します。さてかわいらしい酔っ払いさん、なんとお呼びしましょうか?」
「聞こえてるわよぉ。あたしはそーこ、タテノそーこよ」
「構いませんよ、そーこさん、ですね。僕のことは『』と。」
「潤ね?わかった…ね、ちょっと、これお水じゃない!お酒頂戴よ、お・さ・け!」
「もうヤメときなよ…ごめんね、潤。このこさ、付き合ってた彼に二股返られた上に明日その彼の披露宴に出なきゃなんないのよ…それで荒れちゃって。彼より先に出世しちゃったもんだから、同じ職場で、上司として出なきゃなんなくってね。飲む前は普通だったんだけど、酔いだすと手が付けられなくて。前からここに来たいって言ってたんで連れて来ちゃったんだけど、迷惑じゃなかった?」
「もちろん迷惑ではありませんよ。かわいい酔っ払いさんの世話を焼くことが出来て役得です。まったく、こんな酔い方するなんてお酒の間にほとんど食べ物を召し上がってませんね?まずは胃を落ち着かせますからお酒はダメですよ。フルーツミルクでも召し上がっていただきます!」
「え?」
潤、ボーイに目配せ
「マンゴーとミルクをベースにしたジュースがありますから、それでも飲んでそんなになったわけとアルコールをぶちまけてみたらどうです?」
「そうよ、ほんとに無茶するんだから…あんな男、1年前に結婚に踏み切らなくてよかったのよ。彼女の方が先に出世したからって、さっさと鞍替えするような男…最悪よ?」
「だって…仕事続けたかったんだもの…こうなったら、あたしには一生仕事だけだわ」
「一生仕事があるなんて素敵じゃないですか」
「そう?ほんとにそう思う??やり甲斐があるのよ、今の仕事。自分の力で営業して、その分ちゃんと評価されるんだもの。そりゃ、男性社員には色々言われたけど…彼だけは違うと…思って、た…」
「男心なんて大抵は猫の額より狭いって相場は決まってますからね。はい、ジュース!まず飲んで落ち着く!」
「う、うん…あ、おいし…」
ふーっと深く息をつく創子。潤が創子の背中を撫でる。
「やだ…」
創子の眦から思わず涙があふれ出す。
「うっ…」
潤は背中に手を当てたままじっと創子の顔を覗き込んでいる。
「少しは落ち着きました?こういうとき、あなたは彼に何と言われて宥められていたんです?今の僕のように背中をなでて?『俺が付いてるよ』とでも?」
「そうよ…無理しなくていいって…仕事はいつでも辞めればいいから…俺がいるから、って…」
「その言葉は本当にそーこさんを勇気付けましたか?力になった?」
「その時は、すごく慰められてるっておもったわ。寂しいときとか、やっぱ、甘えちゃって…でもね、なんか違うとおもったわ…いくらそう言われても、仕事辞める気にはならなかったわ。絶対に仕事、辞めたくなかったもの…」
「そうでしょう。誇り高く仕事に挑むあなたには何の力にもならなかったはずです」
「そうよ…それで仕事続けてたら、いきなり『別れてくれ』、可愛い年下の受付の女の子と『結婚するから』、だって。もう、笑っちゃうわよ…ほんと」
潤、ふーっと息をつく。
「僕も男だから…偉そうな事は決していえないんだけど。男っていうのはいつだって女の上にいたい、女が上にいるならその上に行きたいって思う生き物なんです。もちろん僕も。」
「………なんでわかるの?」
「ただ、あなたの彼のように甘い言葉を使って引き摺り下ろそうとするか自力でがんばるか、そのふたつにひとつしかないんですよ」
「そっか…あたしが辞めれば…そうだよね、考えてみれば、あいつて…なんか、すっごく悔しいっ」
「そうそう、それでいいんです」
「馬鹿ね、だからいつも言ってたじゃない」
「朱理もいってくれてたのにね…ごめん」
「そーこが謝ることじゃないわ。あの男、前から気に入らなかったのよね。いくら職場恋愛が仕事に差し障るからって、あなたずっと付き合ってること秘密にされて、彼の友人に紹介すらされなかったんでしょう?」
「うん…」
「デートだって人目避けるような扱いされてたじゃない?わたしに紹介してくれた時だって、なんかそーこのこと軽く扱ってるようにしか見えなかったわ。」
「ちょっと込み入った話を伺ってもよろしいですか?」
話を聞いていた潤が静かに口を挟んだ。
「なに?」
「寂しいとき、彼に甘えて…本当にキモチよかった?」
「そりゃ…たまには」
「ふぅん…そーこさん、ためしに僕と、キスしてみない?」
「はぁ?な、なんで??」
「それはいいわ。潤のキスってすごいわよ?腰抜かしてもしらないから」
「え?そんなすごいの?だってキスって別にそんなに気持ちいいと思わないけど…」
「僕は、その『たまに気持ちよかった』瞬間より今からのキスのほうが気持ちよかったって言わせる自信があるよ。気持ちいいキスの出来ない男のベッドなんて想像つくでしょ?彼女相手でも、仕事を自分の手柄にしようとしか考えないヤツなんて捨ててよかったって思えるように、すっきりしたらいいと思ってさ」
「…わかった、やるわ。上手いか下手かなんてあんまり考えたこと無かったけど…」
「OK。目は瞑っても瞑らなくても…お好きなように(笑)」
創子素直に頷いて目を開けたまま潤を見据える
潤は肩を抱き寄せ、顎を引き寄せて唇を合わせる。軽くついばむキスから、下唇を甘噛みしたあと、緩んだ創子の唇の隙間を突いて舌を挿入した。それは口内を大胆に蠢いて創子をおかしくさせていく。上顎を舌先がつーっとなぞり、ようやく応え始めた創子の舌と絡め合わせ、吸い上げた。
「ふっ…うん…」
だんだんと、潤が顎にかけていた手が頬へ、側頭部へと回り、頭を固定されて、倉庫は逃げられない体勢のままキスが激しくなる。潤も目を開け、艶を含んだ目で創子を見つめ、ふっと微笑み、歯列をなぞった後、ようやく彼女を開放する。
創子はとろんとした目で、頬を紅くしていた。
「あら…予想以上だったようね?潤、今夜は私先に帰るわ。その子よろしくね」
聞こえていない創子を横目に朱理は席を立ち軽く手を振って、朱理は去っていった。残された創子はまだぽーっとしてた。
「朱理さん、また待ってるよ」
潤はにっこりと笑いながら創子から顔を離し、朱理の見送りを他のボーイに任せた。そして視線をもう一度腕の中の創子に移すとその耳元で囁いた。
「そーこさん…大丈夫?」
「え?あ、う、うん、大丈夫…じゃないかも」
「キスで感じたのかな?」
「そう…こんなキス、はじめて」
創子は小さく呟いた。
「潤って、キスしてるとき、すごく色っぽい顔するのね…」
「そ?自分じゃわかんないな…でもそう思ってもらえてってコトはよかったかな」
創子はふふと小さく肩を揺らして笑った。
「ね…でも明日、行くのイヤでしょ」
その問いに創子が眉を寄せる。
「…いやだけど…行かなかったら行かなかったで悔しい…あいつ…上司だから仕方なく呼ぶけど、嫌だったら無理しなくていいぞ、なんて言うんだもの…」
「じゃあ明日、俺が会場まで送っていってあげよっか。俺の行ってる美容院でとびっきりきれいにヘアメイクしてもらってさ。そのかわり…」
「そのかわり?」
「今夜、俺と寝てみない?そいつとより絶対に気持ちいい、本当のえっちってやつを教えてあげるよ」
「ええ??」
あまりにも突飛な潤の言葉にしばらく考え込む創子。しかし、きっと顔を上げて目を座らせて答えた。
「わかったわ。その、本当のえっちっていうの教えてもらおうじゃない?」
創子はそう返事しながら立ち上がった
「パーッと飲んで、パーッとキモチイイコトして、嫌なことは一瞬!」
「その代わり、忘れさせてくれなかったら、許さないわよ?」
「よし、キマリ」
にやっと笑う創子
「もちろん。クラブでとってある部屋があるから、そっち行こう?」
潤のエスコートで店をでて部屋へと向かった。
潤、部屋のドアを開ける
「さ、どうぞ。そーこさん」
「へえ、きれいな部屋じゃない?結構豪華ね」
二人が入り、ドアを閉めた瞬間、潤は創子をドアに押し付けた。
「っ…」
そして逃げられない創子の頬、口、首へと激しめのキスを重ねた。
「っ…ん」
思わず声を漏らす創子
「また、力はいらなくなっちゃった?じゃ、しょーがないから一緒にお風呂入るしかないな。」
自分のキスがどれほどの威力を持っているか知っているからこその確信犯的な笑顔を浮かべたまま、潤は創子の顔を覗き込んだ。
「え?そんな…やだ、一緒にお風呂なんて入ったことないわよ…」
動こうとしてがくりと腰を抜かす創子。
「やだ、動けない…」
「え、そうなの?風呂エッチは最高に楽しいのに。もしかしてそいつ相当ヘタ?」
「だから、わかんないって…高校時代付き合ってた男とは下手っていうか、一方的に終わるヤツだったから、それよりはマシだと思うけど…キスは間違いなく上手くはないって…今夜わかったわよ?」
笑いながら、潤はお姫様抱っこでお風呂まで連れて行き、服を脱がしながら自分も服を脱いでいく。
潤の均整のとれた裸体を前にして、恥ずかしそうに目を逸らす創子。
「やたらフェラしろとか、上にのれとか言うんだけど、そんなに長くもたないし?」
「そりゃあ人生の半分以上を損してるね。なんてったって食欲、睡眠欲、性欲のうちひとつをお蔵入りにしてるんだから」
「そんなに違うの?」
「証明するよ。じゃあ、体洗ってあげる。こっちおいで」
「え?ひゃぁ!」
引き寄せられる前に、焦った創子はずっこけそうになった。酔っぱらいだから足下がおぼつかないのだ。
「…ぶっ、なにやってんの?よっと」
創子を自分の膝に置き、ボディソープを取り、素手でそーこを撫で回し洗い始めた。
「やっ…やぁん」
的確に感じるラインを撫であげられ、甘い声を漏らす創子。潤の手の動きは止まらない。それも感じる場所を的確に触れられて、益々からだから力が抜けていく
「…きもちいい?」
潤の指先が器用に創子の下腹部へ向かい、泡をかいくぐってそこに到達する。
「…あ、濡れてる」
耳元に触れる掠れた潤の声に、創子は益々身体を反応させた。
「あ、あっ…ん」
「ほら?」
創子は信じられないほど感じ始めていた。今まで、こんなにゆっくりと愛撫されたことはない。
「やだ、嘘…」
「ほんと…」
潤はそう答えながら泡をさっと流した。
「さ、湯船入ろ」
「うん…」


潤の膝の上に抱かれたまま湯船に浸かる創子。しばらくはぼーっとしていたが、潤の下腹部の変化に気が付いてそっと手を伸ばした。
「ね、触ってもいいの?」
「…いいよ。どうしてくれるのかな?」
にっこり笑う甘い表情の潤に不適な微笑みを返すと創子はソレに触れた。先端にそっと指を這わせ、そこから根本へとなぞっていく。お湯の中で触れるか触れないかの指使いで、もう片方の手で優しく袋にも触れながら、その幹の堅さを確かめるようになぞり、くびれた部分を軽く爪で引っかけた
「ふ…」
「気持ち、よくない?あいつはこうしたら喜んだんだけど…」
「気持ちいいよ、相手がヘタだったのに上手じゃん」
「ほんと?なんか、うれしい…あいつはそんなこと言ってくれなかったから」
創子は満足そうな微笑みを浮かべた。
「ね、ここでシよっか」
「え?ここで?」
「そ。こっち向いて、俺の膝に乗って、二人で入れよう。そーこさんが入れるんでも俺が入れるんでもなくて、二人で。俺が支えるから、そーこさん腰沈めて」
「わかった…こう?…んっ」
すでに迎える準備の出来ていた身体は潤の猛ったモノをゆっくりと飲み込んだ。
「そう、上手…」
潤は浮力を使って、お湯の中で創子揺らし始める。
「はぁ…ん、なんか…変な感じ…ふわふわ浮いてるみたいで…でも、すごくわかる…あなたのが、入ってるのが」
「…うん。俺も、そーこさんが包んでくれてるのわかるよ。このまま1度、いっちゃおうか」
水中ならではの上下左右の激しい動きで創子を翻弄する。
「うそ、やっ…ん、あぁっ!!」
今まで単調な動きしか知らなかった創子は、与えられる快感に身体を震わせていた。
「…もっと、声聞かせて。俺も気持ちよくして」
「はぁ…ん、こう?きもち、いい?」
言われるがまま創子は腰を振り、潤のモノを締め付け上下に擦りあげた。
「いい、よ…」
必死で角度を変えて腰を振る創子。元カレとのえっちのときには、いつもは少し激しく動いて締め付けるとあっけなく終わってしまうのであまりやらなかった。だが、潤はそう簡単に果てはしなかった。
「上手、きもちいいよ…そーこ、いっていいよ」
動きを激しくする潤
「やっ、だ…め、そんな…強すぎ…」
最奥を突かれて湯船から出た上半身を反らせながら創子は昇りつめようとしていた。思わず身体が震え、一瞬息が詰まるような快感が走り、体中をピンと張らせて潤のモノを締め付けたままイッた。
潤は創子が落ち着くのを待ち、自分のものをそっと抜いて湯の外に放出したのだった。


「あん…」
「そーこさん、大丈夫?のぼせてない?」
「なんか、ちょっと…くらくら?」
ぐったりと潤にもたれかかる。酔ってたせいもあって、創子放心状態
「あはは、ご満足いただけましたでしょうか?なんならベッドに戻って第二ラウンドといきますか?」
「え?二ラウンドって…まだやるの?」
一回で終わりだと思いこんでる創子だった。
「ベッドにはベッドの楽しさがあるからね?でも無理そうだったら第二ラウンドはまた次回のお楽しみに取っておこうか?このまま続けて俺のペースでやってたら、明日行け無くなったら困るからね。どうする?もしやらなくても裸で抱き合って寝ようよ、創子さん」
「ん…それ、やっぱり、今、知りたい…かも?だって、こんなにイイなんて思わなかったから…」
「ノッてきたね?」
「もう、そうよ、目覚めさせたのはあなたでしょ?」
「じゃあ、しようか?第二ラウンド」
「うん、でも…ベッドまで動けないかも?
「もちろん俺が運ぶよ。思いっきりベッドで楽しもう」
潤に抱き上げられ、珍しく甘えた仕草で潤に抱きつく創子。
「可愛い、いいオンナなら、普段は凛としてたってたまにはそういう仕草もしなくっちゃね?世の中の男のためにも」
茶目っ気たっぷりな物言いに創子も苦笑した。
「でも、かわいいなんて…はじめて言われたわよ?」
「相手の男は何考えてたのかな?さっぱりわかんないな…」
「たぶん、私があんまり甘えたことなかったからかな?」
「甘えられるほどの男じゃなかったんじゃないの?」
「それはいえるわね」
「さてベッドですよ、そーこさん」
くすくす笑い出した創子を潤はベッドの上に降ろした。そして、そのまま馬乗りになって、創子を拘束した。
「きゃっ」
「こーいうの、どう?」
潤はタオルで創子の両手首を括った。
「え?なに…」
少し脅えた視線で潤を見つめる。
「ん~?エッチを楽しむためのスパイス」
潤は手首、肘の裏側、腋の下と舐めていく。
「やっ、そ、そんなとこ…っあん」
「さっきイッたから敏感になってるね…かわいい乳首がぴんってなってるよ」
「ふっ…うん」
「腕、動かしちゃダメだよ…」
「そんな…無理…」
「だめ…動かしたら一番気持ちいいとこ、舐めてあげない」
乳首の輪郭をぐるぐると舐め、もう片方はもみ上げながら
「あ…やだ、焦らさないで…我慢、できないの」
「腕、動かしたらお仕置きだよ…?」
乳首に吸い付き、もう片方は摘み上げる
「あぁぁん、いじ…わるぅ」
位置を下にずらし、へそを舐めながら太ももの内側、外側を交互に撫で回す。その後、下腹部に顔を埋め、敏感な部分を舐め上げる
「ひゃぁ…ん、やっ、そこ、だめぇ!」
「あ、腕動かした…お仕置きだよ。左側、見て」
視線の先には大きな姿見。
「え?やぁ…!」
「ダメ、目逸らしちゃ…俺が入るとこ、しっかり見てて」
大きく開き、脚を持ち上げた恰好で男性を受け入れようとする自分の姿が映っていた。そして、先ほどよりもはっきりとカレのモノがズンと一気に奥まで入ってくるのがわかった。
「はう…ん、やっ、なんか、違う…キツい…」
「だって俺もそーこも、さっきより感じてるもん」
「だめ、また…いき、そう…っん」
一度イッた身体はすぐに次の波を迎えようとしていた。
「俺も…今度は一緒に、ね?」
ぴくんと身体を震わせて軽くイッてしまう創子。なのにぐいぐいと奥を突き上げようとする潤
「あ、先にイッたな…じゃあもう一回、気持ちよくする」
「やだ、今動かないで!」
動きを激しくする潤。
「ば、ばかぁ!だめっ…は…んっ」
泣きそうな顔で懇願する創子
「一緒に、イこ?」
「んっ…」
「そろそろ、俺も、イく…」
「あっ…ん、あたしも、また…イッちゃう」
「く…っ」
「あぁぁああん」


「ふぅ…そーこさん、大丈夫?」
「ん…大丈夫、だけど…なんかすごい、いっぱいいっぱいってかんじ?」
「ちょっとでもふっきれた?」
「そうね、もうどうでもいって感じ?でもね、ちょっと悔しいな。いいようにされちゃった気がして…もしこの次があったらあたしが責めて上げるから」
「そう?じゃあ、頑張ってもらおうかな?俺は3回戦、Oですよ?」
「え?本気?」
「ええ、じゃあ、今度はそーこさん頑張って?」
潤の挑戦を受けて、創子は頑張ってみたモノの、すぐに形勢逆転され、結果的には撃沈された。



明け方まで潤に責められた創子はへとへとになりながら、潤の運転する車に乗せられて部屋にドレスを取りにより、そのまま彼の行きつけの美容院(サロン)でヘアメイクを施され、美しく変身して披露宴会場に送り届けられた。
「じゃあ、いってくるね。綺麗にしてもらってありがとう…潤」
「いや、楽しかったよ。また店のほうも遊びに来てね」
そういって、潤の運転する車を降りようとする。
「ええ、贔屓にさせてもうわ。だって、これからもバリバリ仕事して出世しちゃうんだから」
からからと笑う創子の笑顔は昨日と違い、何もかも吹っ切ったようだった。
「今後とも宜しくお願いします」
式場となるホテルのロビーは、いきなり停まったポルシェとそこから降りてくる創子に視線が集中していた。
披露宴の間中、創子を送ってきた彼とその車のことが噂になっていた。
いつもより数倍美しく着飾っただけでなく、今日はやたらと艶っぽい創子に男達の視線が集まっていたが、彼女は見向きもしなかった。
新郎新婦を囲んで二次会会場に向かうためにロビーの出口近くに集まった人だまりの中で、創子はしゃんと背筋を立てて、新郎新婦の前に立って挨拶しようとしていた。2次会を欠席することは伝えていたけれども、独身だとわかった創子を参加させようと男性陣がやっきになっていた。

「おめでとう、お幸せに」
にっこり笑って挨拶する創子に、新郎は一瞬躊躇していた。
新郎「いや…ありがとう。館野、よかったら2次会出ていきなよ。独身男性もたくさんいることだし…」
いらぬ一言をいって創子は一瞬顔をしかめる
その時ざわざわと人垣が割れて、女性達のため息の聞こえる中、潤が姿を見せる。
「本日はご結婚おめでとうございます」
新郎新婦の前でにっこり笑って創子の肩を抱いた潤が恭しく頭を下げた。
「けれども、本日はこの後僕が彼女と先約をいただいていて、二次会に彼女を行かせられなくてすみません」
新郎「なんだ君は…」
「潤…??」
「あ、ちょっと襟に糸くずが…失礼」
男に近寄り、耳元に口を寄せる。
「彼女を選ばなかったのは正解ですよ。彼女は今まで以上に仕事頑張るだろうから、これで君は一生彼女から頭は上げられなくなるよ。ほんといい女をもったいない…でも俺は君に感謝かな」
新郎「え?」
「…お嫁さんにベッドで愛想付かされないようにな」
新郎「なっ、なにを?」
にやっと、キツい視線を一瞬見せて、新郎をびびらせた。その後はすぐに元の甘い微笑みに変える早業
「それじゃあ、末永くお幸せに」
挨拶もそこそこ、創子は潤に手を引かれる。
「そーこさん!デートの約束。車で来たから、乗って」
「うん、じゃあね、お先に失礼」
二人顔を見合わせて笑いながら車に乗り込んだ。


「あーびっくりしたぁ、まさか迎えに来るなんて思わなかった。」
「乗りかかった船は最後までつきあうよ。だって二次会行かせられそうになるだろうと思ったしさ。」
エンジンをかける潤の仕草と横顔に見とれていた。事実外からも好奇の目で見つめ続けられている。
「店もまた朱理さんと来て欲しいのも事実だけど…基本的に俺は、そーこさんには幸せになってほしいから」
「ありがとう、潤。今日一日、あの二人見てても全然辛くなかったわ。ずっとあなたのこと考えていられたし、身体も頭も力はいらないし?でも、助かったわ…なんか今日は男の人たち強引で…」
「吹っ切れて、エッチの良さも知って(笑)艶が出たからね」
「もう、それはあなたのせいでしょ?」
「それはそれは光栄なことで」
くすくす笑う創子の肩の力は抜けきっていた。
潤の運転する車が創子の部屋の前に停まった。
「じゃあ、またお店に行くわ。今度は酔っぱらう前に」
「うん、待ってる」
「ありがとう、またね?」

「また」
潤はそっと創子の手にキスをする。その手をゆっくりとすり抜けて、笑いながら車を降りる創子
颯爽と後ろを振り向かずに部屋へと向かう創子
潤も再びアクセルを踏みその場を立ち去る。
吹っ切れた創子、吹っ切らせた潤

「仕事でも恋人でも、ひとつでも「一生モノ」を持っている人はそれだけで素敵です。今回さらに素敵になったそーこさん、また会える日を信じて。」

そして今夜も潤の元には…



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