ビジネスブックウォーキング

2005/08/28(日)14:24

情報の追っかけをしている人は単なるカモ

デイトレード入門(152)

投資戦略の発想法より *良書だと書き続けたら、2005年度版が発売されました 昨日の続き、著書よりハーバード大学の心理学者が分析した「情報を追っかけしている人」が統計的にどういった傾向にあるかという記事を紹介します 以下抜粋 ハーバード大学の心理学者だったポール・B・アンドリーセンは、実在の会社の株価と実際のニュースを使って、二つのグループが株式投資をした場合のシミュレーションを行いました。一方のグループAは会社に関するニュースを絶えず受け取っていたのですが、もう一方のグループBはニュースをまったく知らされなかったという状況を人為的に作り上げました。 ところが常識に反して、ニュースをまったく知らされなかったグループBは、情報を受け取っていたグループAよりもいい成績をあげたのです。実際のところ、値動きの激しい株について行った実験において、グループBはグループAの二倍の利益をあげたといいます(『賢いはずのあなたがなぜお金で失敗するのか』 ゲーリー・ベルスキー&トーマス・ギロヴィッチ)。 もし、あなたが「情報の追っかけをしている人」になっているとするならば、単なるカモになっているだけなのかもしれないのです。証券会社が持っている情報を追っかけている人ですらそうなのですから、証券会社などから卸してもらった情報で記事を書いているマネー雑誌にもうかる秘密が書いてあるわけがないのです。 財テクが趣味なのであればよいでしょう。競馬やパチンコと同じ扱いで株式売買をするぶんには問題ありません。小遣い銭で楽しめばいいのです。知的なホビーとしてやればいい。 しかし、個人投資家の財産形成という観点からみれば、ほとんど役に立たないのです。 そういう意味では、「マネー雑誌」は「ホビー稚誌」と考えたほうがいいでしょう。同じ理由で、「株でウン十億円もうける」といった類の本も、趣味の本と考えるべきものなのです。 抜粋終 明日は著書から、本格的な投資行動に入る前に、読んでおきたい本を三日に渡って紹介してきます。 いつもクリックありがとうございます ランキングのカテゴリ変更で3位に!! トップまであと18クリックです!というわけであなたのワンクリックお願いします!! *1クリックで10ポイントがカウントされます。(1日1クリック有効です) ライブドアのカブログランキングも雨霰のようなクリックをお願いします、気付けば100位以内にランキングしてました 訪問頂き、ありがとうございます、みなさんに訪問していただいてる自分は本当にツイてます 訪れていただいたすべての方に、すべての善き事が、雪崩の如く起きますように

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