2010/12/25(土)11:59
結局最後は20代で人生の年収は9割決まるに行き着いた
ご無沙汰してます、2010年後半は親族が病気になったり、自分の体が加齢で脆くなってきたことを実感するなど健康の大事をかみしめるTitzです。
さて、本日紹介するのは若い時の下積みの大事さは、身体も仕事でも何でも大事だと実感できた一冊20代で人生の年収は9割決まるです
Titzはすでに30代ですが、周りの同世代を見ていると20代でちゃんとしていた人間が30代でばりばりと仕事をしていて、周りもそれを認めて頼っていることが多くなってきたことに気付きます
逆に口が上手かったり、顔が良かったりとかで初対面の印象がいいけど、長いこと付き合うとメッキが剥げるような人たちは、もう姿形も見えなくなって、風の便りさえ聞こえてこないという有様が多くなってきます
そんな中でも、せっかくちゃんとやっているのに損しているなという人、逆になんであいつが高級もらえちゃうんだろうと思わざるを得ない人なんかもたまにいます
その両方の理由が、自分の市場価値を良くも悪くも理解していない、理解されていないことだったのです
AmazonでKAGEROUに次ぐ二位になったこの本は、年末にぜひ読んでほしい一冊です
紹介したい言葉
180頁 「会社の評価」と「市場価値」がズレていないか?
二九歳は年収の分かれ道。新卒時の給料はたいして差がなくスタートしても、その後の昇給は、会社が用意したテーブルによって推移します。
会社によっては着実に上がります。ベンチャー企業であれば、この時点で年収一〇〇〇万円も夢ではありません。一方で、じれったくなるほど上がらない会社もあります。高すぎる給料と安すぎる給料が生じるということです。注意したいのは、高い給料も安い給料も、市場価値とは関係ない、会社のなかでの評価にすぎないということ。
大企業に勤める人の多くは転職しようというとき、「自分の能力と、この労働量だったら、今と同じくらいもらいたい」と考えます。「今の高い給料=自分の価値」だと思っているのでしょう。ところが、そんな会社はなかなか見つからないし、転職エージェントに相談すれば「あなたのキャリアは、そんな値段では売れませんこと言われます。
逆に、能力に対して不当なまでに安い給料で働いていた人は、転職の面接の際、会社側が「えっ、そんなちょっとでいいの?」と内心思うくらい、低い希望年収を答えることがあります。その人のキャリアは市場価値からすると年収五〇〇万円なのに、今までの会社では年収三〇〇万円だったから、それが自分の価値だと思い込んでいるのです。
「会社の評価=市場価値」ではないと理解しておきましょう。二〇代の終わりは、両者の乖離に気づくための時期です。一つの会社しか知らず、会社の評価だけが絶対だと思い込んでいると、万一倒産したとき路頭に迷うことになりますし、一生自分を安く売り続けるはめになるかもしれません。
給与のみならず、「会社に評価されている=その会社が自分に合っている」とは限りません。僕がセガの後に勤めた雑誌社では、編集ができるのはあたりまえ。社内での評価はそれなりでしたが、これはあくまで「会社の評価」。次に転職したアマゾンは書店ですが、本の紹介文によって大きく売り上げが変わるため、編集スキルがある人を強く求めていました。でも当時、紙媒体からネツトに移る人は少なかった。需要があるところへ行ったために、編集という自分のスキルは変わらずとも、価値が上がったのです。
本当の自分を評価する難しさを知る意味で、転職はいい勉強になります。
抜粋ここまで
(注:紹介のため、改行や行間を一部訂正しています)
この本からの学び
自分を安く売る可能性は常にある
その他近況
大好きだったおばあちゃんがなくなってしまいました。おばあちゃんが健やかに眠れますように
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このブログは、土井英司氏のビジネスブックマラソンで紹介された本を中心に「気になった言葉」を紹介し、
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を徒然に書す備忘録的ブログです
訪れていただいたすべての方とその周りの人たちに、
今日もすべての善き事が、雪崩の如く起きますように
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