(豚骨 その26)○ 「太麺堂々 濃厚 魚介豚骨醤油」(日清)日清が行った歴史的な全麺革命。これまで登場してきたカップ麺をリニューアルするといった形で革命してきましたが、太麺堂々として新たに登場しました。 「太いは旨い。麺の旨さはここまで来た。」ここまで言い切れるとはなかなか無いことなのかなと思います。自信満々の美味しさをとことん味わってみたいものですね。 お湯を入れて4分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜ、最後に焼き海苔を乗せたら完成。魚介と豚骨のとても良い香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に魚介だしの風味が広がって後から豚骨エキスを楽しむことができるといった感じでかなり濃厚なスープです。 具は挽肉、ナルト、メンマ、焼き海苔、長ネギの5種類。大きなナルトはモチモチとした食感があり、焼き海苔は魚介風味とよく合う味わいとなっています。 麺はストレート麺系の太麺となっており、ノンフライ麺のようなツルツルとした舌触りと硬すぎることのない絶妙な麺のコシというのを楽しむことができます。 エキスが凝縮されたスープと存在感を無視することが出来ない麺がとても印象的な一品。他では感じることのない麺の食感は次の展開を思わず期待しちゃいます。 ○ 「石神秀幸が唸った名店 麺屋武蔵 神山ら~麺」(とかち麺工房) TVチャンピオンラーメン王選手権で2連覇となった石神秀幸氏が唸ったラーメンをカップ麺にしてしまったシリーズから麺屋武蔵 神山ら~麺の登場です。 何味なのか書いてありませんが、見た目は豚骨ラーメンといった雰囲気です。そして、具材に角煮を採用しているということがポイントの一つ。どんな味なのでしょうか。 お湯を入れて5分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてからレトルト具材を乗せたら完成。豚骨と角煮が混ざった香りが漂ってきて食欲をそそられました。 早速、スープを一口いただきます。まあまあコッテリしている口当たりとなっており、醤油と豚骨エキスに和風だしが絶妙に合わさった味わいがなかなか良いですね。 具は豚の角煮、メンマ、長ネギの3種類。目玉の豚の角煮はレトルト具材となっているためとてもジューシーな味わいとなっており美味しくいただくことができます。 麺は自慢の氷結乾燥ノンフライ麺となっており、ツルツルとした舌触りを楽しむことができ、太めとなっているのでより一層コシの強さを感じることができます。 正統派の和風豚骨醤油のスープと豚の角煮のコラボレーションを楽しむことができる一品。食べ応えのある豚の角煮はご飯のおかずとして食べたいくらいです。 ○ 「東京1週間10周年 鬼どろそば 魚介豚骨醤油」(明星) 東京1週間ラーメン・オブ・ザ・イヤー10周年を記念として石神秀幸氏と大崎裕史氏が監修したカップ麺が登場しました。その名も鬼どろそば魚介豚骨醤油です。 ラーメン好きならこの2人の名を知らない人はいないくらいの超大物。その2人がタッグを組んで仕上げたカップ麺ということなので食べる前に絶対に死ねません。 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープを入れてよくかき混ぜ、さらに液体スープをいれてよくかき混ぜてから、最後にふりかけをかければ完成です。 ニンニクと魚介だしの香りが漂うスープを一口いただきましたが、このスープはすすっていただくものではないくらいドロッとしており、麺と一緒にいただくに限ります。 麺と一緒にいただくとコシのあるノンフライ麺と砕き帯び麺によく絡むその味わいは、濃厚でいてまろやかなのにピリ辛といった感じでかなり奥の深い味わいですね。 具というよりふりかけとしてゴマ、ガーリック、かつお節、、唐辛子、長ネギの5種類の風味が心地良く、ワンタンの皮と同じような砕き帯び麺の食感もなかなかです。 ドロドロとしていてインパクトのあるスープと麺に絡みやすくコシのある麺がとても心地良い一品。楽しんで食べるには何が必要なのかを解っている一杯となっています。 ○ 「新潟 ラーメン亭 吉相」(とかち麺工房) 新潟で人気のあるラーメン店である「ラーメン亭 吉相(きっそう)」のあっさり醤油味が店主監修の元でカップ麺となって登場しました。 新潟ラーメンのイメージは背脂が入っていたり、魚介系の出汁が加わっているといった感じですが、今回はあっさりしているということでどんな味わいか楽しみですね。 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてから完成。豚骨特有の風味を打ち消すくらいの和風出汁の香りが漂ってきて新潟らしさを感じました。 早速、スープを一口いただきます。豚骨をベースとしたスープに魚介系の出汁が程よく合わさっているといった感じで見た目よりも濃いめの味わいとなっています。 具はチャーシュー、ナルト、メンマ、長ネギの4種類。オーソドックスなラインナップとなっており、チャーシューは噛むほどに味わい深くナルトはモチモチしています。 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、ツルツルとした舌触りを楽しむことができ、コシがしっかりとしているので、最後の一本まで美味しくいただくことができます。 和風出汁が効いて飲みやすくなっているスープとコシの強い麺がとても印象的な一品。現地に行かなくてもこんなに美味しい一杯をいただけるのだなと嬉しく思いました。 ○ 「熱いぜ!一平ちゃん 海鮮とんこつ辛口」(明星) 凝ったスープと具材でお馴染みとなっている一平ちゃんシリーズが2010年冬季オリンピック応援バージョンということで「熱いぜ!一平ちゃん」になりました。 今回は海鮮とんこつ辛口ということで、気持ちだけではなく体の中から熱くなりそうな感じがします。しかも、大盛りカップということでパワーも出てきそうですね。 お湯を入れて4分、蓋を開けてコクのたれを入れてよくかき混ぜれば完成。シーフードのとても良い香りが漂ってくるとともに真っ赤で辛そうなスープが現れました。 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に辛さがビシッと伝わってくるといった感じで、豚骨にまろやかな海鮮エキスも混ざった味わいも楽しめますね。 具はイカ、カニかま、キャベツ、コーン、ニンジン、ゴマ、鮭フレークの7種類。イカとカニかまの風味も良いのですが、見つけるのが難しい鮭フレークも魅力的です。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかめなのですが辛くて風味のあるスープがよく絡むとともにボリューム感もタップリなのが嬉しいです。 結構、気合いの入った辛口スープをいただくことにより心の底からニッポンを応援したくなるような一品。食べ過ぎて本番前に燃え尽きないことをただ願うだけです。 ○ 「スープが旨い! 塩とんこつラーメン」(エースコック) サークルケーサンクスとカップ麺メーカーの共同企画としてお馴染みのスープが旨い!シリーズ。今回はエースコックとの企画で塩とんこつラーメンです。 ポークの旨みが効いた濃厚塩とんこつスープといったことが蓋に書いてありました。塩だけの味付けで風味豊かな豚骨スープというのを堪能できそうな予感です。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。豚骨の香りがほのかに漂ってくるとともに、麺そのものの香りも伝わってきました。 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりなのですが豚骨のエキスがしっかりと詰まっているといった感じで、ピリッとした辛さも楽しめます。 具は挽肉、キャベツ、唐辛子、長ネギの4種類。挽肉は薄味なのですがその薄味がかえってスープによく合っており、キャベツはシャキシャキ感と甘さが良いですね。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、モチモチとした食感を楽しむことが出来るとともに、スープの味わいに左右されることなく麺自体の味も楽しめます。 ピリ辛で濃厚なのにスッキリといただけるスープがとても印象的な一品。豚骨特有の臭さもほとんど抑えられているので多くの方々に好まれることと思います。 ○ 「サッポロ一番×野菜 とんこつラーメン シャキシャキ!彩り野菜」(サンヨー食品) 家庭の味としてお馴染みのサッポロ一番。そのサッポロ一番のとんこつラーメンが健康に気遣う中年にとって嬉しいシャキシャキ野菜とともに再登場しました。 豚骨ラーメンといえば高菜とキクラゲという野菜が一番ポピュラーなのですが、さらに健康的な野菜を取りそろえているということが嬉しい限りです。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜたら完成。真っ白なスープが現れ、豚骨特有の香りに紅ショウガが混ざったとても食欲をそそる香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりなのにしっかりと豚骨エキスが伝わってくるといった感じでキレのある味わいも楽しむことができます。 具はキャベツ、ニンジン、コーン、キクラゲ、紅ショウガ、ゴマ、長ネギの7種類。キャベツとニンジンとキクラゲの食感も良いのですが、コーンの甘さも見逃せません。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、このタイプの麺としてはモチモチとした食感を楽しむことができ、スープと紅ショウガと一緒に美味しくいただけます。 見た目は普通なのにキレとコクのある味わいを楽しむことができる一品。豚骨ラーメンらしからぬ野菜がタップリと入っているというのもなかなか良い感じですね。 ○ 「贅沢 麺達 超こってり豚骨」(日清) まるで生めんのような味わいということでお馴染みとなっている麺の達人シリーズ。さらに、その麺の達人を進化させた贅沢麺達シリーズから超こってり豚骨の登場です。 超が付くくらいのコッテリとはどんな味わいなのか。そして、そんなスープと一緒になる生めんのような麺はどんな味わいなのか。もう、食べる前からワクワクしてます。 お湯を入れて4分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。食欲をそそるような豚骨特有の香りがこれでもかというくらいに漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。あんかけスープのようにとろみがあるのですが味わいは濃厚な豚骨スープとなっており、舌の上で転がして味わえるといった感じです。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。チャーシューは噛むほどにジューシーな味わいを楽しむことができ、メンマはシャキシャキとした食感を楽しめます。 麺はノンフライのストレート麺となっており、細めでコシがしっかりとしているといった感じでタマゴ麺のような風味も持ち合わせており、とても美味しくいただけます。 味わいと食感がともに抜群な麺と濃厚すぎるくらいのスープとのカップリングがとても印象的な一品。これが贅沢じゃなかったら何が贅沢なのかと思わせる一杯です。 ○ 「カップスター 博多とんこつ」(サンヨー食品) カップ麺のロングセラーとしてお馴染みとなっているカップスター。そのカップスターから地域の味を再現したシリーズが登場しました。その名は博多とんこつです。 ゴマと紅しょうががアクセントのまろやかな豚骨といったことが蓋に書いてありました。どちらも豚骨ラーメンには欠かせないものなので入っていて嬉しいです。 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。豚骨特有のとても良い香りが漂ってくるとともに紅しょうがのとても良い香りもしてきて食欲をそそられました。 早速、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっていますがしっかりとした味付けとなっており、豚骨エキスの味わいも楽しむことができます。 具はキクラゲ、紅しょうが、ゴマ、長ネギの4種類。コリコリとしたキクラゲも良いのですが、風味と味わいにアクセントを与えている紅しょうがとゴマの存在が大です。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、気持ち細めの麺が豚骨スープによく合うといった感じで、スープや具材もよく絡まるのでとても美味しくいただけます。 オーソドックスな豚骨スープに紅しょうがとゴマの風味がしっかりと効いている一品。手軽に本格的な博多とんこつの味わいを楽しむことができる一杯です。 ○ 「凄麺 メガカップ 超大盛 スタミナ豚骨醤油ラーメン」(ヤマダイ) 凝ったスープと具材に合わせて本格的な麺でお馴染みとなっている凄麺シリーズ。しかも食べ応え満点のメガカップからスタミナ豚骨しょうゆラーメンの登場です。 麺が2玉入っているということは食べきるのに時間がかかります。そのためには麺にしっかりとしたコシが必要というのは言うまでもありませんが、どんな感じなのか。 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。豚骨とニンニクの混ざったとても食欲をそそる香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。クリーミーな味わいの中に醤油のキレを感じることができるとともに豚骨の味わいとニンニクの風味を楽しむことができます。 具は挽肉、ニンニク、ニラ、キャベツの4種類。特にニンニクとニラの風味というのは他では味わえない格別といった感じで豚骨スープにとても合う美味しさですね。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、気持ち太めとなっているので時間が経ってもコシの強さを楽しむことができ、最後の最後まで美味しくいただけます。 麺の量が2倍という大きさなのですが、スープや具材はしっかりとした仕上がりになっている一品。空腹を満たすだけではなく心も満たしてくれるような一杯です。 ジャンル別一覧
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