(キムチ・担々麺・激辛 その8)

○ 「担々麺 ごま濃厚旨辛仕立て」(日清)


 これまで数多くの担々麺が登場していますが、今回はごま濃厚旨辛仕立てといった担々麺の登場です。

 担々麺の魅力といえばなんといってもゴマのとても良い風味が溶け込んだピリッと辛いスープです。この担々麺はどの程度仕上がりが良いのか。

 お湯を入れて4分、蓋の上で温めておいた液体スープをよくもみほぐし、ほぐした麺の入っているカップに注ぎ、調味油を入れてよくかき混ぜれば完成です。

 早速、スープを一口いただきます。ゴマのエキスが染みこんだスープにラー油が良い感じで混ざっています。辛さもちょうど良くとても美味しいスープです。

 具は挽肉、チンゲンサイの2種類。余計な物は何もいらないといった意気込みを感じます。その意気込みのとおり肉もチンゲンサイも良い味わいです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りでコシもまあまあといった麺はコクのあるスープともよく絡んで美味しくいただけます。

 ゴマの風味がとても良く効いた、まさに辛旨という一品。風味に加えて味わいもなかなかのものとなっているので担々麺好きにお勧めですね。



担々麺 ごま濃厚旨辛仕立て1



担々麺 ごま濃厚旨辛仕立て2



担々麺 ごま濃厚旨辛仕立て3








○ 「白胡麻 担担麺」(エースコック)


 担々麺といえば赤茶色のスープというのがイメージとしてありますが、今回のカップ麺は白い担担麺となっています。

 練り胡麻が織り成す、白胡麻の甘く深いコクで更なる担担麺の味わいを堪能出来る一杯。蓋にそんなことが書いてありました。甘く深いコクというのが興味ありますね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて2つの調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。胡麻のとても良い香りが漂ってきて思いっきり食欲をそそられました。

 まずは、スープを一口いただきます。胡麻の風味がタップリ詰まっているスープはコクがとてもあるとともにピリッとした辛さでとても美味しいです。

 具は挽肉、チンゲンサイ、唐辛子、ゴマ、長ネギの5種類。味付けされた挽肉はスープとピッタリでチンゲンサイはシャキシャキとしていて良い感じとなっています。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。少し平型の麺はどちらかというと柔らかめなのですが、ツルツルとした舌触りを楽しめるとともにスープとの絡みも楽しめます。

 ゴマの風味がとても心地よくまろやかな美味しさと担々麺の辛さを兼ね備えた一品。特にコクのあるスープはとても美味しく最後の一滴まで楽しめました。



白胡麻 担担麺1



白胡麻 担担麺2



白胡麻 担担麺3







○ 「麺づくり 担担麺 太麺 期間限定」(マルちゃん)


 生麺の食感を味わうことが出来るということで、すっかりお馴染みとなった麺づくり。その麺づくりから担担麺の太麺が登場です。

 麺づくりには担担麺が存在しているのですが、今回は麺を太くしたとのこと。麺を太くすることによって味わいがどんな感じになるのかとても楽しみです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜたら完成。唐辛子とゴマの混ざったとても食欲をそそる香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。意外と口当たりがあっさりとしたスープはラー油の辛さがほどよく、ごまの香りも良い感じとなっていますね。

 具は挽肉、チンゲンサイ、ゴマ、長ネギの4種類。思いっきり目立つといったものではないのですが、麺とスープを引き立たせるような味わいとなっています。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。やや太めの麺はツルッとした舌触りがあるのに加えて、モチモチとした食感があり、スープともよく絡んで美味しくいただけます。

 辛いスープと麺の美味しさを手軽に楽しめる一品。そして、何よりも担担麺なのに384キロカロリーというヘルシーさも魅力の一つだと思います。



麺づくり 担担麺 太麺 期間限定1



麺づくり 担担麺 太麺 期間限定2



麺づくり 担担麺 太麺 期間限定3








○ 「HOT BEEF 香辣牛肉面」(H.C.Foods)


 海外のメーカーであるH.C.Foodsのカップ麺。その中から「HOT BEEF 香辣牛肉面」の登場です。

 麺じゃなくて面というのがまず印象に残りました。そして、カップに書いてある「辣」という文字が稲妻とともに大きく書かれていますが、おそらく激辛なのでしょう。

 蓋を開けるとスープとともにフォークが入っていました。そんなとこを気にすることなくお湯を入れて3分後に液体スープを入れてよくかき混ぜたら完成です。

 辛そうな香りというか香草が入っていそうな香りがするスープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープは香草が効いており辛いですね。

 具は唐辛子のみ。スープの辛さを引き立たせているのがよく解ります。それにしても、このスープの独特な香りは何が効いているのか気になるところです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。海外のカップ麺では特徴的なボソボソとした感じの麺となっています。国が違えば好みも変わってくるのがよく解ります。

 シンプルでいて辛さはかなりのものを持ち合わせた一品。蓋の画像とかなり違う印象なのですが、独特の香りを持ったスープは癖になるような味わいです。



HOT BEEF 香辣牛肉面1



HOT BEEF 香辣牛肉面2



HOT BEEF 香辣牛肉面3









○ 「三養コップラーメン」(三養食品)


 韓国のメーカーが製造したカップラーメン。何が書いてあるのかサッパリ解らないので、インターネットで調べたところコップラーメンと書いてありました。

 たしかに形状はコップのようなのですが、わざわざカップからコップに変える必要はないのかなと。これも、日本に対するライバル意識の表れなのかなと感じました。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。やはり韓国製ということもあって辛そうな雰囲気が漂うスープが目に入ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープは口に含んだ瞬間に辛さが伝わってくるといった感じ。コンソメと醤油の間の味わいですね。

 具は肉、ニンジン、ワカメ、チンゲンサイ、唐辛子、長ネギの6種類。どれもこれもトッピングのような小ささなのですが、スープと具の良いアシストをしています。

 麺はスナック麺タイプ。柔らかめでちぢれているのですが、とても食べやすくスープともよく絡んで美味しくいただけます。

 韓国製らしく辛いスープとなっていますが、その辛さが心地よい辛さとなっている一品。あっさりとしたスープも最後の一滴まで美味しくいただきました。




三養コップラーメン1



三養コップラーメン2



三養コップラーメン3








○ 「韓国 辛口 海鮮ちゃんぽん」(農心)


 韓国ナンバー1即席麺メーカーとして日本でも有名となっている農心。その農心から韓国辛口海鮮ちゃんぽんの登場です。

 韓国のカップ麺といえば間違いなく辛口。しかも、汗がにじみ出てくるような辛さとなっています。ただ、どれもこれも辛くて旨いといった印象が強く残っていますね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。スープに鼻を近づけると唐辛子のとても辛そうな香りが漂ってきましたが、とても美味しそうです。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に辛さが広がってくるといった感じがします。でも、海鮮の出汁もしっかりと確認できて辛旨です。

 具はイカ、キャベツ、タマネギ、長ネギの4種類。食べると解る小さなイカがちょっと気になりますが、キャベツはシャキシャキとした食感があるので美味しいです。

 麺はスナック麺タイプ。ただ、日本の麺と異なりモチモチとした食感があります。そして、しっかりとちぢれているのでスープともよく絡みますね。

 海鮮の出汁が効いた辛いスープが癖になりそうな一品。ちゃんぽんというと具だくさんのイメージがありますが、具だくさんじゃなくても味がビッシリ詰まっています。



韓国 辛口 海鮮ちゃんぽん1



韓国 辛口 海鮮ちゃんぽん2



韓国 辛口 海鮮ちゃんぽん3









○ 「とんがらし麺 熟辛 タイ風トムヤムクン」(日清)


 辛くて美味しいカップ麺としてお馴染みとなっているとんがらし麺。今回は日本的な味ではなくタイ風トムヤムクンとして登場です。

 トムヤムクンといえば香草の独特の香りが強く酸味があるといったイメージがあります。好き嫌いがかなりあるような気もするのですが、このカップ麺ははたして。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて粗挽き唐辛子を全部かければ完成。とても辛そうな真っ赤なスープが目に入ってくるとともに酸っぱそうな香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープは酸っぱさと辛さが絶妙に合わさった美味しさがあります。そして、なかなかの辛さですね。

 具はエビ、マッシュルーム、唐辛子、長ネギの4種類。エビの味わいがなんとも美味しいのですが、マッシュルームの食感はかなり新鮮な感じがします。

 麺はスナック麺タイプ。唐辛子が練り込んであるのか麺自体がなかなかのからさとなっており、スープの辛さも加わって辛党には見逃せない美味しさとなっています。

 独特の臭みもないのでトムヤムクンデビューとしていただくのに最適な一品。したたり落ちる汗とともにいただくとんがらし麺は絶妙な辛旨だなと再認識しました。



とんがらし麺 熟辛 タイ風1



とんがらし麺 熟辛 タイ風2



とんがらし麺 熟辛 タイ風3








○ 「本場旨味 韓国のりラーメン」(農心)


 韓国でナンバーワンのカップ麺メーカーである農心さんから韓国の味をそのままに出している本場旨味韓国のりラーメンの登場です。

 韓国のカップ麺で辛くなかったカップ麺は一つもありませんでした。このカップ麺も間違いなく辛いのかなと思っているのですが、はたしてその味はどうなのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて焼き海苔と唐辛子を入れたら完成。海苔の香ばしい香りが漂って食欲をそそられたとともに唐辛子の量に驚いてしまいました。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープは心地良い塩味となっているとともに海苔とゴマの風味がとても効いているといった感じです。

 具は海苔、タマネギ、シイタケ、ゴマ、長ネギの5種類。海苔やゴマの存在も大きいのですがタマネギもなかなか良い味を出していますね。

 麺はスナック麺タイプ。ちぢれており柔らかめの麺となっていますが、日本の麺と違ってモチモチ感も兼ね備えておりとても美味しくいただくことができます。

 唐辛子の量から想像した辛さではなく心地良い辛さとなっている一品。海苔の風味とあっさりとした塩味スープがとても美味しいなと思いました。



本場旨味 韓国のりラーメン1



本場旨味 韓国のりラーメン2



本場旨味 韓国のりラーメン3








○ 「アイアイラーメン 桜島 大爆発辛めん うま辛味」(十勝新津製麺)

 
 鹿児島市で営業するヌードルコーディネーターアイアイラーメンが提供するうま辛味のラーメンをその店主が監修したカップ麺の登場です。

 九州のラーメンといえば豚骨スープがお馴染みとなっているのですが、このカップ麺はすっきりとしたスープが自慢の上品な旨辛味とのこと。食べるのが楽しみです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープとレトルトの具を入れてよくかき混ぜれば完成。酸味がかった醤油と唐辛子の混ざった香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。ほどよく脂が染みこんでいるスープはあっさりとした味わいの中にピリッとした辛さが詰まっていて美味しくいただけます。

 具は挽肉、ニラ、タマゴ、モヤシ、唐辛子の5種類。挽肉がレトルトということでメチャ美味しく、具材全体の彩りがとても良いので見た目でも満足できます。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺。ツルツルとした舌触りでコシのある食感は十勝新津製麺さんならではのもの。いつ食べても美味しい麺となっています。

 あっさりとしていて旨辛のスープと彩り豊かな具材が印象的な一品。豚骨ベースだけではなくこの手のスープも美味しいとはさすがラーメン王国の九州ですね。



アイアイラーメン 桜島1



アイアイラーメン 桜島2



アイアイラーメン 桜島3







○ 「サッポロ一番 ピリ辛みそラーメン チゲ風」(サンヨー食品)


 お馴染みのサッポロ一番みそらーめんが40周年を記念してピリ辛のチゲ風となって登場しました。

 サッポロ一番シリーズはどちらかというと優しい感じの味わいというイメージがあるのですが、今回は辛味を付けてちょっとインパクトがありそうな感じがします。

 お湯を入れて3分、特製辛味だれを入れてよくかき混ぜれば完成。味噌と唐辛子の混ざったとても食欲をそそる香りが漂ってきました。結構、辛そうですね。

 まずはスープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープは口に含んだ瞬間はそんなに辛くないのですが、後からジワジワと辛さが伝わってきます。

 具は挽肉、キャベツ、タマゴ、赤ピーマン、長ネギの5種類。挽肉の味わいの良さ、キャベツのシャキシャキ感、タマゴのフワフワ感、いずれも心地良いです。

 麺はノーマルタイプとスナック麺タイプを足して二で割ったような感じ。柔らかめの麺となっていますが、スープがしっかりと絡むのでとても美味しくいただけます。

 コチュジャンと豆板醤の良いところが染みこんだピリ辛スープがとても美味しい一品。ほどよい辛さとなっているので、最後の一滴まで美味しくいただけました。



サッポロ一番 ピリ辛みそラーメン1



サッポロ一番 ピリ辛みそラーメン2



サッポロ一番 ピリ辛みそラーメン3







































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