カップ麺　(焼きﾗｰﾒﾝ・汁なし)　(165)

○　「焼きラーメン　スパイシーとんこつ味」（明星）

　テレビで見た焼きラーメン。屋台に飢えている北国の飲兵衛が待ちに待った焼きラーメン。

　それが３分という手軽な時間で味わえるとは・・・・・えっ！３分じゃないです！２分です！２分！もっと手軽です！

　スープとふりかけをかけてよくかき混ぜてからいただきます。が、その前になんとも良い香りが漂ってきます。

　麺を一口。モチモチとした細麺に凝縮された豚骨スープが絡まっている感じ。

　とても美味しいのですが、ちょっと味が濃いのかな。脂っこいし。パッケージに書いてあるとおりビールにピッタリです。

　具はキャベツ、チャーシュー、キクラゲ、ニンニク、長ネギの５種類。そして、大きな胡椒がとてもインパクトがあります。

　それでも思ったよりスパイシーではありませんね。もう少し大人の味でも良かったような気がします。

○　「汁なし担担麺　焼担麺」（マルちゃん）

　焼そばかと思ったら違いました。それでは、焼きラーメンかと思ったらまた違いました。そうしたら、なんと担々麺の汁無しバージョンです。

　担々麺の美味しいところは何といっても胡麻の風味が効いた辛いスープ。その魅力的なスープが無くなるのですからね。はたしてどんな味になったのか。

　お湯を入れて３分。しっかりと湯切りして液体スープを混ぜます。すると、間違いなく担々麺の香りがしてきました。

　早速、麺をいただきます。間違いなく担々麺の味です。ただ、ちょっと薄味ですね。個人的には濃いめの味が好みだったのですが。でも、美味しいです。

　麺の堅さは普通のカップ焼そばと同じような感じですね。もう少し堅い方が好きなのですが、まあ良しとしましょう。

　具は挽肉、チンゲンサイの２種類。あまりにも細かくて味のことをどうのこうの書けません。アクセサリ的な存在になっていますよ。

　期待していた分、ちょっと拍子抜けといった感じなのですが、味的には間違いなく美味しい一品です。

○　「焼チキン」（日清）

　直ぐ美味しい、凄く美味しい。のチキンラーメンシリーズから焼そばタイプの「焼チキン」が登場しました。

　お湯を入れても入れなくても美味しく食べることが出来るチキンラーメン。その麺が焼そばになるとどんな味になるのか。ワクワクしながらお湯を入れました。

　３分後に湯切りをするのですが、戻しに使ったお湯はそのままスープになるのには驚きました。さすがパイオニア。考えることが凄いですよ。

　まずはそのスープを一口いただきます。一口飲んだ瞬間、チキンラーメンのスープそのままだと解りましたし当たり前に美味しいです。

　続いて麺をいただいたのですが、チキンラーメンを想像していたら胡麻油の利いた本格的な味がしました。これにはちょっとビックリです。

　ただ、麺自体はチキンラーメンそのまんまといった感じですね。そして、ふりかけののりたまや長ネギはこの麺にピッタリといった感じです。

　スープに麺、予想外が多くて戸惑った一品。ただ、間違いなく言えることはチキンラーメンはどんな食べ方をしても美味しいということです。

○　「まぜそば」（明星）

　１６０００杯のラーメンを食べた男がおすすめする一杯。世の中にはとんでもない人がいるものです。

　１６０００杯は１日１杯食べたとしても４３年以上かかります。そんな凄い人がお薦めということで恐縮しながらお湯を入れました。

　５分後にしっかりと湯切りをして液体ソースを麺によく絡めてから後乗せかやくをかけると完成。なんとも興味深い光景です。

　液体ソースを入れたときに酸味のある醤油ベースの香りが漂ってきて、後乗せかやくをかけると鰹節の香りが漂ってくる。どんな味なのか全く想像がつきません。

　そんな麺を早速いただきます。酸味のあるソースが良く絡まったノンフライ麺は幅広でしっかりとコシのあるので、とても食べごたえがありますね。

　具はベーコン、キャベツ、ガーリックチップの３種類。ベーコンの香ばしさとキャベツの甘さが独特のソースとピッタリです。

　少々脂っこいソースが気になるようでめったに出会えない味わいが癖になりそうな一品。さすが、たくさん食べてきた人が勧めるわけだなと正直思いました。

○　「ガテン系　まぜそば　濃厚ガーリックしょうゆ豚骨味」（日清）

　現場で働く人を応援する仕事情報誌「ガテン」が集めた声を元に開発したまぜそばの登場です。

　焼そばとは違って、どちらかといえば焼きラーメンに近いタイプだと思います。汁無しの濃厚ガーリックしょうゆ豚骨味とははたしてどんな感じなのか。

　お湯を入れて５分、液体ソースと唐辛子マヨネーズ、そして２つのふりかけをかけてよくかき混ぜたら完成です。

　早速、ニンニクとかつお節とマヨネーズの混ざった香りが漂う麺を一口いただきます。少ししょっぱめな感じもするのですが、なんとも美味しいです。

　麺自体は太めのちぢれ麺なのですが、コッテリとした味わいにピッタリといった感じ。スパイシーさとガーリックの味わいにもよく合う麺です。

　具は肉、キャベツの２種類。ソースの味にとてもインパクトがあるので具自体の存在感は薄いのですが、意識して食べると美味しくいただくことができます。

　さすが、ニーズを集めただけに美味しさの塊といった一品。これを食べれば心もお腹も満足する。そのくらい新しい美味しさなのかもしれません。

○　「らーめん専門店　油そば　ぶぶか」（明星）

　「ぶぶか」と聞いた時には棒高跳びのアスリートのことを思い出しました。そうしたら、吉祥寺にあるラーメン店のことでした。

　知る人ぞ知る小さな名店である「ぶぶか」。人気が出過ぎて２号店、３号店を出してしまうと味が大雑把になる傾向が強いのですが、はたしてこの店は大丈夫なのか。

　お湯を入れて３分、しっかりと湯切りをして液体ソースをよくかき混ぜ、マヨネーズと後乗せかやくをかけたら完成です。

　早速、麺を一口いただきます。ちょっとピリッとしたソースは豚骨醤油のスープを濃くしたような味わい。脂ものっていてとても美味しくいただけます。

　そして、麺自体も思ったよりコシがあるので食べていて美味しいなと感じます。量もまあまあ入っているので食べごたえも抜群です。

　具はナルト、海苔、メンマ、豚肉と鶏肉のそぼろ、長ネギの５種類。ラーメンらしくナルトが入っているのが嬉しいのに加えてそぼろが結構良い役割を果たしています。

　「ぶぶか」の名物メニューである油そばを忠実に再現した一品。本物を食べたことがないのですが、そんなことを感じさせてくれるくらいに美味しかったです。

○　「まぜそば屋　汁なし麺」（日清）

　汁なし麺の美味しさはなんといってもスープに代わるソースの味わいと麺のコシの強さだと思います。

　ソースは鰹香るガーリック醤油味、麺は細かく書いてないのでよく解りませんが、その点の味わいがどんな感じなのか、とても楽しみにしてお湯を入れました。

　４分後にしっかりと湯切りをして液体ソースと粉末ソースを入れてよくかき混ぜ、レトルト調理品を乗せれば完成。見るからに美味しそうです。

　蓋に書いてあるとおり鰹のとても良い香りとガーリックの食欲をそそる香りが漂ってきました。早速、その麺をいただきたいと思います。

　ピリッとした辛さの中にガーリックの味わいがあるソース。そして鰹の風味が口一杯に広がるといった感じです。コッテリとした油の感じもなかなか良いですよ。

　麺はノンフライのようなちぢれ麺。コシがしっかりと残っているのに加えて、ソースがよく絡んでくれるのでとても美味しくいただけます。

　具は煮玉子、チャーシュー、キクラゲ、キャベツ、メンマ、赤ピーマンの６種類。特に煮玉子、チャーシュー、メンマはレトルトということでメチャウマです。

　風味、味、麺のコシ全てが美味しく汁なし麺のイメージを間違いなく高めてくれる一品。カップ麺にしておくのは勿体ないと思える味わいです。

○　「ＧｏｏＴａ　北京　宮爆鶏丁麺」（日清）

　豪華な具に加えて本格的な味わいでお馴染みのＧｏｏＴａ。そのＧｏｏＴａから北京　宮爆鶏丁麺（ゴンバオジーディンメン）の登場です。

　「宮爆鶏丁」は、中国・北京で親しみのある料理で鶏とカシューナッツ炒めのことです。と蓋に書いてありました。本格的な中華料理を楽しめそうですね。

　お湯を入れて４分、麺をほぐしてからしっかりと湯切りをして、液体ソースをかけてよくかき混ぜ、レトルト具材とふりかけを載せれば完成です。

　少し酸味のあるような香りが漂うソースが絡んだ麺を一口いただきます。甜麺醤と唐辛子の合わさった味わいは本格的中華の味わいそのものといった感じです。

　具は鶏肉、ニンジン、ピーマン、タマネギ、カシューナッツの５種類。レトルト具材の本格的な味わいと香ばしいカシューナッツの組み合わせはメチャウマです。

　麺は生麺に近いような本格的な麺。コシもまあまあなのに加えてソースもしっかりと絡んでいるので美味しくいただくことができます。

　本格的な中華料理を手軽に楽しむことができる一品。カップ麺の域を超えてしまうような美味しさはまさに北京五輪に負けないくらいに感動です。

○　「行列のできる店の炸醤麺」（日清）

　本格的な美味しさでお馴染みとなった行列のできる店シリーズから炸醤麺（ジャージャー麺）の登場です。

　２００８年に五輪が開催された中国の北京で有名な麺料理であるジャージャー麺。その麺までカップ麺にするとはさすがですね。食べるのがとても楽しみです。

　お湯を入れて５分、麺をほぐしてからしっかりと湯切りをしてレトルト調理品を入れたら完成。目の前に本格中華料理が登場しましたよ。

　早速、麺を一口いただきます。甜麺醤の入っている味噌は独特の風味と味わいを持っているといった感じ。まさに本格中華料理ですね。

　麺は平型のちぢれ麺となっており、肉味噌が良く絡まってくれます。柔らかめの麺となっていますが、美味しい肉味噌が全てをカバーしてくれるといった感じです。

　具は挽肉、タケノコ、シイタケ、キャベツ、長ネギの５種類。肉味噌そのものがレトルト具材となっているため本格的な味わいを楽しむことができます。

　本格的で美味しい肉味噌が印象的な一品。手軽に本格的なジャージャー麺を食べることができるのはこのカップ麺だけ。是非、一度は食べてみるべきです。

○　「焼チキン　カレー味」（日清）

　すぐ美味しい、すごく美味しいでお馴染みのチキンラーメン。インスタントラーメン発明５０周年を記念して発売された焼チキンの一つです。

　今回の焼チキンはカレー味ということで、蓋に書いてあるチキラー島から来たひよこ君もインド人のようになっています。ホントに可愛いですね。

　お湯を入れて３分、麺戻しに使ったお湯はマグカップに移します。そして、蓋をはがしてソースを麺によく混ぜ合わせてふりかけをかければ完成です。

　早速、スープを一口いただきます。チキンラーメンお馴染みのチキンスープとなっています。これで胡椒が付いていればさらに美味しくなるような気がします。

　麺はチキンラーメン特有のスナック麺。柔らかめの麺にカレーソースやふりかけがしっかりと馴染んでおり美味しくいただくことができます。

　具はニンジン、インゲン、長ネギの３種類。特にニンジンは彩りに華を添えるとともにシャキシャキとした食感もなかなか良い感じとなっています。

　チキンラーメンの美味しいスープとカレーラーメン味わいをダブルで楽しめる一品。そんなに辛くないのでカレーデビューにもちょうど良いかもしれません。

カップ麺 (焼きﾗｰﾒﾝ・汁なし) (165)

カップ麺　(焼きﾗｰﾒﾝ・汁なし)　(165)