カップ麺　(塩)　(741)

○　「スーパーカップ　鶏ねぎしお」（エースコック）

　スープは塩味。鶏のだしと野菜のだしが丁度良いといった感じ。

　ただ、ちょっと味が濃いのでお湯を気持ち多めに入れた方が良いかもしれません。

　そして、南蛮が入っているのでちょっとピリ辛といった感じ。

　具は鶏肉、鶏そぼろ、キャベツ、長ネギの４種類。肉が２種類入っているというのが嬉しいですね。

　麺は中細麺。スーッと口の中に吸い込まれていくような感じで結構食べやすいです。

　量は多いのですが、あっさりとしているので女性でも食べきれる。

　スーパーカップシリーズの中ではお上品なタイプです。

○　「カップヌードル　シーフード」（日清）

　トリビアの泉という番組でプロ料理人が「一番美味しいスープ」として選んだのがこの一品です。

　たしかにシーフードのエキスが「これでもか！」というくらいに主張しています。

　このシーフードヌードル。実は最初に登場した時は評判が悪くて直ぐに店頭から消えてしまったのですよね。

　それが、今や復活してナンバーワンの座を射止めました。

　ちなみに具は、イカ、タコ、カニかま、たまご、キャベツ、長ネギの６種類。実に豪華な顔ぶれです。

　麺の方は柔らかい平型麺。スープがよく絡み美味しくいただくことができます。

　小さな器の割には大きな仕事をする。まさにカップ麺の「やわらちゃん」と言ったところでしょうか。

○　「麺づくり　鶏だし　塩」（マルちゃん）

　「生麺食感ノンフライ麺」が特徴。細麺なのですが戻し時間は４分です。

　このため、麺の方は見た目よりもしっかりとした食感があります。

　スープは鶏の出汁がしっかりと出た塩味。わりと脂も主張をしていて本格的なスープといった感じです。

　細麺との愛称も良いのかもしれません。スープと麺が仲良く口の中に入ってきます。

　具はチャーシュー、メンマ、ゴマ、長ネギの４種類。オーソドックスなラインナップです。

　唐辛子も入っているせいか、食べているとちょっとポカポカとしてくる一品。

　寒くて小腹が好いた時に食べると一段と美味しく感じると思います。

○　「わかめ　ホタテだし　旨しお」（エースコック）

　ただの塩ラーメンではなく、ホタテだし。北海道民としては気になる一品。

　お湯を入れて３分経った後に入れるゴマ油。とても食欲をそそりますね。

　スープは申し訳ないですけどホタテ出汁と言っているほどホタテの出汁が出ていません。

　ただ、普通の出汁とはちょっと違うのは解ります。ホタテということは解りませんが。

　具はワカメ、ホタテ、コーン、カニかまの４種類。

　わかめラーメンのＤＮＡを見事に受け継いだわかめ。そして、１センチ大くらいのホタテが良い役割を果たしています。

　狙いとしては素晴らしい商品なのですが、もう少しホタテの出汁が欲しかった。でも、食べやすい美味しさです。

○　「サッポロ一番　塩ラーメン」（サンヨー食品）

　袋麺で一時代を築いたサッポロ一番シリーズ。そのカップ麺バージョンです。

　袋麺では野菜をトッピングして食べてくださいといったことをアピールしていましたが、カップ麺バージョンは初めから野菜盛りだくさんです。

　具は白菜、シイタケ、ニンジン、コーン、ほうれん草、ゴマ、長ネギの７種類。

　抜群の具だくさんですよ。これだけ彩りがあれば本当に満足です。

　スープは袋麺のＤＮＡを引き継いでインスタントらしい味わいがしますね。

　麺はノーマル麺。具が麺に絡んできて一口一口楽しめますよ。

　袋麺の印象が大きい一品。しかし、カップ麺としても満足の出来。具だくさんなのが魅力的ですね。

○　「ワンタンメン　タンメン味」（エースコック）

　可愛いブタさんマークが目印。パッケージもオレンジということでとても目立ちます。

　スープはちょっとしょっぱめの塩味。野菜のエキスが染みていてコクがあります。
　
　具はワンタン、カマボコ、キャベツ、コーン、ニンジン、長ネギの６種類。

　ウリのワンタンはしっかりと味付けされていて、しかも煮くずれしないのでとても美味しくいただけます。

　そして、他の具も盛りだくさんなので麺をすすると何かしらの具が一緒に味わえます。

　目でも楽しめますね。可愛いブタさんのカマボコと目を合わせなながら食べるのも結構良いものです。

　麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。可もなく不可もなくといったところ。

　最後の最後まで具を楽しめるそんな一品。栄養を採りたい時に食べると良いかもしれませんね。

○　「横浜　タンメン」（ヤマダイ）

　「タンメン」と「横浜」という文字がくっつくと、こんなに本格的に見えるのか。

　お湯を入れて３分。添付の調味油を入れるとガーリックの良い香りがしてきました。

　スープを一口。割とあっさりした塩味のスープがガーリック油と混ざってなんともまろやかな口当たりになっています。

　スープのベースは鶏ガラだけでは無いようです。野菜もじっくりと煮込まれている感じがしました。

　具はキャベツ、モヤシ、ニンジン、ゴマの４種類。大きなキャベツが甘くて美味しく感じますね。

　麺は太めでやや柔らかめ。もう少しコシがあっても良かったなと思いつつ、カップ麺ではこれが限界なのかなと。

　全体的にメリハリが無いので飽きの来ない一品だと思います。しつこくなくあっさりといただけました。

○　「シーフードヌードル」（西友）　　

　スーパーの独自商品が何処まで善戦するのか！

　品質保証１００パーセントというロゴを信じてお湯を注ぎました。

　お湯を入れて３分。シーフードの香りがしてきません。どちらかというとスナック麺の香り。

　気を取り直してスープを一口。なんだろう？あさり？良い出汁が効いているのですが、ちょっとしょっぱいです。

　具はイカ、カニかま、タマゴ、長ネギの４種類。うん♪カニかまは美味しいです。

　麺はスナック麺の細め。このカップ麺タイプではこんなものでしょうか。

　本家のシーフードよりシーフードらしくないですが、これはこれで十分なのかな。ただ、イカとタコの区別がよく解りません。

○　「カップヌードル　しお」（日清）

　伝統のカップヌードルシリーズの塩味。何かやってくれるなと期待感はかなりありますね。

　お湯を入れて３分。蓋を開けると塩ラーメンの概念を吹き飛ばす香りがしてきます。

　何が入っているのかなとカップを見たらオリーブオイル仕立てとのこと。納得です。

　スープはどちらかというとコンソメスープっぽいような感じ。オリーブオイルがそう思わせるのでしょうね。

　具はジャガイモ、カニかま、タマゴ、アスパラ、パプリカの５種類。器の大きさにしては具だくさんなので嬉しく思います。

　麺は伝統のカップヌードル麺。このシリーズはこれに限る。麺のコシとか関係無いのですよね。

　塩ラーメンとは異なる洋風塩ヌードル。コショウも効いていてとても美味しくいただけました。

○　「塩らーめん」（スナオシ）

　まったく着飾ったところのないパッケージ。

　器に表記されている文字は「カップラーメン」、蓋には「塩らーめん」。そのまんまである。

　お湯を入れて３分。蓋を開けるとスープの香りというより麺の香りがしてきました。

　スープを一口。何の出汁が効いているのかよく解らないくらい麺の出汁が効いています。

　具はワカメ、ニンジン、長ネギの３種類。どれもこれもかなり小さくちょっと寂しいですね。

　麺は細めの平型麺。時間が経つとかなり柔らかくなってしまうので、早め早めに食べた方が良いです。

　全体的にやる気が感じられない一品。自分で具を加えて自分好みの味で食べると良いかもしれません。

カップ麺 (塩) (741)

カップ麺　(塩)　(741)