(塩 その13)

○ 「アイバンラーメン 塩ラーメン」(サンヨー食品)


 東京の芦花公園に店を構えるアイバンラーメンの店主が監修する塩ラーメンがカップ麺として登場しました。

 丸鶏の優しい旨みに魚介のしっかりとした旨み。すっきりながらもまた食べたくなる深い味わい。といったことが蓋にかいてありました。これは楽しみですね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐした後に特製スープと液体スープを入れてかき混ぜて後乗せかやくを載せれば完成。とても良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。口当たりはあっさりとしているのですが濃厚な鶏のエキスが詰まっているのに加えて魚介だしの味わいもしっかりとしています。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。チャーシューの味わいもなかなか良いのですが、長ネギの風味と味わいがとてもスープにピッタリといった感じです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りがあり、コシの方もまあまああるといった感じでスープともしっかり絡んで美味しくいただくことが出来ます。

 魚介だしの風味と味わいがしっかりとしていて鶏の美味しさも忘れていないといった感じの一品。日本人以上に日本の味をしっかりと心得ていると思いました。




アイバンラーメン 塩ラーメン1



アイバンラーメン 塩ラーメン2



アイバンラーメン 塩ラーメン3









○ 「極みの一杯 こく旨 タンメン 塩味」(明星)


 シリーズ化しつつある極みの一杯から黒胡麻油が芳ばしいという「こく旨 タンメン 塩味」が登場しました。

 塩味ラーメンの中で野菜をタップリ使ったのを一般的にタンメンと言いますが、カップ麺では意外と少ない気がします。そのような中、極みの一杯として登場。

 食べるのを楽しみにしながらお湯を入れて3分後に蓋を開けました。そして、液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。胡麻油の良い香りが漂ってきましたね。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープはゴマの風味が染みこんでいるのに加えて野菜と動物性のエキスも効いていて美味しいです。

 具は肉、キャベツ、ニンジン、コーン、キクラゲの5種類。カップの大きさに比べるとタップリと入っているといった感じで、とても嬉しくなってきます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。そして、細めの麺は塩味のスープにピッタリといった感じがし、スープともよく絡むので美味しくいただくことができます。

 胡麻油の風味がとても効いた野菜タップリの健康的で味わい深い一品。縦型カップで見た目は小さいのですが中味はかなり濃い内容となっています。



極みの一杯 こく旨 タンメン 塩味1



極みの一杯 こく旨 タンメン 塩味2



極みの一杯 こく旨 タンメン 塩味3








○ 「味わい麺屋 鶏そぼろと野菜の塩中華そば ニューバージョン」(エースコック)


 味わい麺屋シリーズの鶏そぼろと野菜の塩中華そばがリニューアルして再登場。蓋のデザインが変わった以外、何が変わったのかよく解りません。

 このカップ麺は具の美味しさとスープの美味しさがとても印象的でしたが、今回のリニューアルでどのように進化したのかがとても楽しみですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。鶏のダシが効いていると解るようなとても良い香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。鶏のダシと野菜の旨味がビッシリと詰まったスープは塩加減もちょうど良くとても美味しくいただくことができます。

 具は挽肉、キャベツ、コーン、チンゲンサイの4種類。挽肉の味わいもとても良いのですが、キャベツとコーンの甘さがとてもスープと合っています。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。モチモチとした食感のある麺はコシもまあまあしっかりとしており、スープとよく絡んで美味しくいただけます。

 美味しさがたくさん詰まったスープは味わい深いと思えるような一品。その本格的な味わいはリニューアルしてからもさらに美味しくなっていました。



味わい麺屋 鶏そぼろと野菜の塩中華そば1



味わい麺屋 鶏そぼろと野菜の塩中華そば2



味わい麺屋 鶏そぼろと野菜の塩中華そば3








○ 「わんたん屋 鶏塩白湯麺」(明星)


 わんたんが入っているラーメンを提供する意味でわんたん屋と称するのでしょうか。シリーズ化しそうなわんたん屋から鶏塩白湯麺の登場です。

 鶏がらをじっくり煮込んだまろやかスープといったことが蓋にかいてありました。たしかに蓋の画像はまろやかそうな雰囲気があります。どんなスープなのか楽しみです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜ、あと乗せかやくをかけたら完成。鶏と長ネギの混ざったとても良い香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。少しとろみのあるスープは鶏のエキスがタップリと染みこんでいるといった感じで塩加減もちょうど良くとても美味しいです。

 具はワンタン、挽肉、ゴマ、長ネギの4種類。目玉のワンタンはツルツルとしているのに加えてモチモチとしています。挽肉は薬味が利いていて良い感じとなっています。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。幅が広めの麺はモチモチとした食感でスープともよく絡んでくれます。そして、コシの方もまあまあなので飽きることなく食べられます。

 鶏の美味しいところがたくさん詰まったスープとモチモチとしたワンタンや麺がとても印象的な一品。次も食べてみたくなるような美味しい一杯でした。



わんたん屋 鶏塩白湯麺1



わんたん屋 鶏塩白湯麺2



わんたん屋 鶏塩白湯麺3







○ 「味の三代目 鶏がらラーメン しお味」(明星)


 蓋の真ん中に大きく書かれた「三代目」という文字。美味しいラーメンを提供し続けて三代もの歴史を歩んできたという意味なのでしょうか。

 そんな「味の三代目」からコクと旨味の鶏がらラーメンとして「しお味」の登場。代々受け継がれた味わいを楽しめるというのが嬉しいですね。

 お湯を入れて3分、液体スープを入れてよくかき混ぜ、あと乗せかやくを載せれば完成。鶏がらのとても良い香りとスッキリとしたスープが目に入ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープは鶏がらの風味を楽しむことができるとともに塩加減もちょうど良いといった感じです。

 具は挽肉、タマネギ、ゴマ、唐辛子、長ネギの5種類。全てあと乗せということで香ばしく、スープや麺にピッタリと合っていて美味しいですね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。麺自体に鶏がらの風味が染みこんでいるといった感じでとても美味しくいただくことができます。

 あっさりといただけるのに風味がとてもしっかりとしている一品。その癖の無い美味しさは三代に渡り愛され続けるのも解るような気がします。



味の三代目 鶏がらラーメン しお味1



味の三代目 鶏がらラーメン しお味2



味の三代目 鶏がらラーメン しお味3








○ 「鶏とん」(マルちゃん)


 蓋に書いてある豪快な「鶏とん」という文字。まろやか濃厚鶏豚骨ラーメンという本格的なカップ麺が登場しました。

 鶏だしの良いところと豚骨の良いところを合わせて採用してしまったという贅沢なカップ麺。どのような味わいなのか本当に楽しみになってきました。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜ、レトルト具材を載せたら完成。鶏だしのとても良い香りが漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。もの凄くコクがあるのにしつこくないスープは鶏と豚の美味しさが良い割合で合わさったといった感じでとても美味しいです。

 具は煮豚、鶏挽肉、メンマ、長ネギの4種類。煮豚と鶏挽肉はレトルト具材となっているため味の方は間違いなし。食べていて本当に嬉しくなってきます。

 麺はノンフライ麺と生麺を足して2で割ったような感じ。ツルツルとした舌触りでコシも方もまあまあとなっており、濃厚スープともよく絡んでくれます。

 鶏と豚の美味しさを同時に味わえる贅沢な一品。やはり鶏出汁と豚骨、そして豚の背脂が入っている濃厚スープは他では味わえない美味しさとなっています。



鶏とん1



鶏とん2



鶏とん3









○ 「麺職人 鶏ガラ 艶白湯」(日清)


 TBS系の番組である「Goro’s Bar」と日清の麺職人が共同開発したカップ麺、その名も「鶏ガラ 艶白湯」の登場です。

 超人気アイドルであるSMAPの稲垣吾郎が監修したということもあって肌に効果的なコラーゲン入りのカップ麺。その味わいはどのようなものか食べるのが楽しみです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて粉末スープを入れてよくかき混ぜ、調味油を入れれば完成。鶏ガラにスパイシーな感じが加わったような香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。鶏ガラに香辛料が効いているスープはとろみがあるのに加えて白湯ならではの味わいがしてなかなかの美味しさとなっています。

 具はキャベツ、タマゴ、キクラゲ、クコの実の4種類。キャベツとタマゴの美味しさも良い感じなのですが、珍しいクコの実というのが身体に良さそうですね。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りでモチモチとした食感があるとともに、白湯がしっかりと絡んでくれるので美味しくいただくことができます。

 肌に良さそうなだけじゃなく、味わいの方もしっかりとした一品。特に絶妙なスープの味わいはなかなか巡り会うことの出来ない美味しさとなっています。



麺職人 鶏ガラ 艶白湯1



麺職人 鶏ガラ 艶白湯2



麺職人 鶏ガラ 艶白湯3








○ 「ヌードル シーフード」(マルちゃん)


 美味しいカップ麺を次から次へと輩出しているマルちゃんからシンプルな縦型カップ麺としてヌードルシーフードが登場しました。

 凝りに凝った味付けや本格的な具材をコンセプトにしたカップ麺が多い中、あえてシンプルな感じにこだわっているといった感じです。個人的には嫌いじゃないですね。

 お湯を入れて3分、蓋をはがしてよくかき混ぜれば完成。彩り豊かな光景が目に入ってくるとともに、シーフードのとても良い香りが漂ってきました。

 まずは、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープはチキンやポークのエキスにシーフードの香りが混ざっていて良い感じとなっています。

 具はカニかま、貝柱、イカ、タマゴ、長ネギの5種類。豪華なラインナップとなっており、特にシーフードの味わいは風味は良くてとても美味しいです。

 麺はスナック麺タイプとなっており、柔らかめの麺となっていますが、スープが麺に染みこんでいると思わせるくらいよく絡んでいて美味しくいただけます。

 外見はとても地味なのに中味はしっかりとしている一品。特に風味と具材はシーフードの良いところがとても出ているといって間違いありません。



ヌードル シーフード1



ヌードル シーフード2



ヌードル シーフード3








○ 「シーフード味 ヌードル」(セイコーマート)


 北海道のコンビニエンスストアといえばセイコーマート。そのセイコーマートは数多くカップ麺をだしていますが、またまたシーフード味ヌードルの登場です。

 今までのカップ麺はノーマルタイプの器だったのですが今回は手軽な縦型カップ。縦型カップの味わいもどのような感じなのか食べるのが楽しみですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。ほんのりとシーフードの香りが漂ってきたとともに赤と黄色の綺麗な具材が目に入ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープはシーフードのエキスが効いているのに加えて塩加減もちょうど良く美味しいです。

 具はイカ、カニかま、タマゴ、キャベツ、長ネギの5種類。イカとカニかまの風味の良さに加えてキャベツのシャキシャキ感やタマゴのフワフワ感が良い感じです。

 麺はスナック麺タイプとなっており、食べていて柔らかいなと感じます。ただ、スープの良い出汁をしっかりと吸い取っているような味わいが抜群です。

 コンビニの独自ブランドとは思えない美味しさを表現している一品。具のラインナップや味付けは本職メーカと変わりなしといっても過言ではありません。



シーフード味 ヌードル1



シーフード味 ヌードル2



シーフード味 ヌードル3








○ 「凄旨 鶏だし 磯海苔らーめん」(ヤマダイ)


 凝りに凝った具材とスープで他では味わえないような美味しさを楽しませてくれる凄旨シリーズから鶏だし磯海苔らーめんの登場です。

 磯海苔の香りと白湯スープのコクが一緒になっているとのこと。磯海苔の香りを楽しむためには主張の強い味噌や醤油ではなく白湯というのが良いかもしれませんね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜ、レトルト具材と後入れかやくを入れたら完成です。

 早速、スープを一口いただきます。鶏のエキスがしっかりと染みこんだ味わいのあるスープはコクがあるのに飲みやすく、とても美味しくいただくことができます。

 具はゆで玉子、メンマ、鶏肉、磯海苔、長ネギの5種類。ゆで玉子とメンマに鶏肉はレトルトということもあって本格的な味わい、磯海苔は風味がとても良いですね。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。やや太めの麺はツルツルとした舌触りでコシの方もしっかりとしており、スープや磯海苔ともしっかり絡んで良い感じとなっています。

 磯海苔の風味と鶏の風味がとても良い感じで組み合わさった一品。その味わいはまさに妥協を許さないといった感じで本当に美味しいなと思いました。



凄旨 鶏だし 磯海苔らーめん1



凄旨 鶏だし 磯海苔らーめん2



凄旨 鶏だし 磯海苔らーめん3





































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