畦夢の写真俳句
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行く秋や熊猫悠悠竹を食む(ゆくあきやパンダいういうたけをはむ) 季語;行く秋(秋) 写真は北京動物園の大熊猫(ジャイアントパンダ)、広い園地に悠然と屯しているが見かけたのは5~6頭だけだった・・よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/10/03
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鳥影を追ふやささらぐ釣舟草(とりかげをおふやささらぐつりふねさう) 季語;釣舟草(秋)釣舟草(つりふねそう) ツリフネソウ科 ツリフネソウ属 花言葉 私に触れないでくださいよろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
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爽やかや風の声聴く森小路(さはやかやかぜのこゑきくもりこうじ) 季語;爽やか(秋)写真は沢蓋木(さわふたぎ)の実 ハイノキ科 ハイノキ属 花言葉 緊張感よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/10/02
待ち兼ねしまれ人未だ雁来月(まちかねしまれびといまだかりくづき) 季語;雁来月(秋)写真は雁金草(かりがねそう) シソ科 カリガネソウ属 花言葉 楽しい思い出・清楚な人よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
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明・清の栄華を偲ぶ水の秋 (みん・しんのえいがをしのぶみずのあき) 季語;水の秋(秋) 北京の頤和園(いわえん・世界文化遺産)は、明・清王朝時の歴代皇帝の皇室庭園で中国四大庭園のひとつ。 清朝終盤に海軍の経費で再建したと言う290万㎡の大庭園。写真1・5枚目は庭園内の昆明湖よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/10/01
これやこの鬼の醜草とは如何に(これやこのおにのしこぐさとはいかに) 季語;鬼の醜草(秋)・・「紫苑」の傍題季語紫苑(しおん) キク科 シオン属 花言葉 遠い人を想う・追想『鬼の醜草』との異名は古くから使われているがその由来は定かでないのだとか・・。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
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綿摘むや傘雲被る剱岳(わたつむやかさぐもかぶるつるぎだけ) 季語;綿摘む(秋)写真1枚目右上の蕾の様なのが「綿の桃」と言われるもので、これが熟して弾けると綿の繊維を吹きだす。これを棉繰車にかけて綿と種を分けるのだという。紡ぐというよりは種を採るのが狙いらしい。(富山県中央植物園にて)よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/30
老いてなほ刻む慕情や吾亦紅(おいてなほきざむぼじやうやわれもかう) 季語;吾亦紅(秋)吾亦紅(われもこう) バラ科 ワレモコウ属 花言葉 変化・愛慕よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
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また夢で芙蓉の人に出逢ひたる(またゆめでふやうのひとにであひたる) 季語;芙蓉(秋)芙蓉(ふよう) アオイ科 フヨウ属 花言葉 繊細な美 よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/29
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極楽を願ふ女性や律の風(ごくらくをねがふによしやうやりちのかぜ) 季語;律の風(秋)布橋灌頂会はかつて立山登拝を許されなかった女性が極楽往生を願った儀式。廃仏毀釈で廃れたが1996年の国民文化祭で復活し、現在は3年に1度開催されている。ユネスコ「プロジェクト未来遺産」に登録され、サントリー「地域文化賞」を受賞している。列は閻魔堂で潔斎を受けた後布橋を渡り姥堂まで目隠しをしたまま進む。笙の音色も厳かに・・。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
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荘園は今や小園さやけしや(しやうゑんはいまやせうゑんさやけしや) 季語;さやけし(秋)じょうべのま遺跡は富山県入善町にある平安時代前期の初期荘園関連施設の跡で「国史跡」に指定。9世紀から10世紀にかけての21の建物の遺構が確認されている。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/28
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わらべ見て山羊の嘶く秋日かな(わらべみてやぎのいななくあきびかな) 季語;秋日(秋)よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
葉漏れ日を誘ひ込みたる金糸草(はもれびをさそひこみたるきんしさう) 季語;金糸草(秋)金水引(キンミズヒキ) バラ科 キンミズヒキ属 花言葉 感謝の気持ち よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/27
萩の戸を入るや野良猫睨み出づ(はぎのとをいるやのらねこにらみいづ) 季語;萩の戸(秋)萩(はぎ) マメ科 ハギ属 花言葉 想い・思案・内気 よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
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秋日和井波彫刻大壁画(あきびよりいなみちょうこくだいへきが) 季語;秋日和(秋)写真は「井波彫刻総合会館」にてよろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/26
身に入むや仁清の美を目交に(みにしむやにんせいのびをまなかひに) 季語;身に入む(秋)百河豚美術館は富山県朝日町出身の実業家青柳政二(フグ料理)が収集した古美術品とその寄付によって昭和58年に開設された古美術専門の美術館。館蔵品の種類は多岐にわたるが特に江戸初期の陶芸家野々村仁清のコレクションは質量ともに他の追随を許さないと言われている。仁清の奥つ城(墓)までがここにはある(3枚目)。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
地の果てや大西洋の大卯波(ちのはてやたいせいようのおほうなみ) 季語;卯波(夏)写真はユーラシア大陸最西端のロカ岬。色んな初めて見る花があちこちに咲いていた。よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/25
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昨夜の酒残るも楽し酔芙蓉(よべのさけのこるもたのしすいふよう) 季語;酔芙蓉(秋)酔芙蓉(すいふよう) アオイ科 フヨウ属 花言葉 熱い思い・妖艶朝は白く夕方には赤く染まると言われる酔芙蓉だが・・二日酔いなのか半分赤を残したままの花もある。4枚目は萎んだ形らしいがこれがまた面白い。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
せせらぎを辿る小径や沢桔梗(せせがぎをたどるこみちやさはぎきやう) 季語;沢桔梗(秋)沢桔梗(さわぎきょう) キキョウ科 ミゾカクシ属 花言葉 高貴・卓抜よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/24
番ふとは美しきかな女郎花(つがふとはうつくしきかなをみなへし) 季語;女郎花(秋)女郎花(おみなえし) スイカズラ科 オミナエシ属 花言葉 はかなき恋よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
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天正の使節来しとや風青し(てんしやうのしせつきしとやかぜあをし) 季語;風青し(夏)この世のエデンと称されるポルトガル王家の夏の避暑地。世界遺産。日本の天正遣欧少年使節団も招かれてここを訪れたと伝えられている。よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/23
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曼珠沙華此岸の思案尽きもせで(まんじゆさげしがんのしあんつきもせで) 季語;曼珠沙華(秋)曼珠沙華(まんじゅしゃげ) ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 花言葉 悲しき思い出よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
妄想はきつぱり止めて秋思かな(まうさうはきつぱりやめてしうしかな) 季語;秋思(秋)写真はパラグアイオニバスの花 スイレン科 オオオニバス属 花言葉 神秘的花は夜開性で一日目は白で芳香があり、二日目には赤くなって香りも無くなるという。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/22
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老いけらし耳鳴虫の声ごつちや(おいけらしみみなりむしのこゑごっちゃ) 季語;虫の声(秋)写真の花は雄山火口(おやまぼくち) キク科 ヤマボクチ属 花言葉 たくましいよろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
リスボンの風香しき緑夜かな(りすぼんのかぜかぐはしきりよくやかな) 季語;緑夜(夏)大航海時代には西ヨーロッパで最も美しいと称されるほどに発展した街。ジェロニモス修道院(1・2枚目)、発見のモニュメント(3・4枚目)、ベレンの塔(5枚目)などが印象に残っている。よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/21
山の母子見るや切岸霧深く(やまのははこみるやきりぎしきりふかく) 季語;霧(秋)写真の花は山母子(やまははこ) キク科 ヤマハハコ属 花言葉 純情よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
来し方を思ふてしまらく秋の海(こしかたをもふてしまらくあきのうみ) 季語;秋の海(秋) よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/20
奔放に舞うて誘ふ恋教鳥(ほんぱうにまうていざなふこひをしへ) 季語;恋教鳥(秋)・・「鶺鴒」の傍題季語 よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
一会また多生の縁か鐘涼し(いちえまたたしょうのえんかかねすずし) 季語;鐘涼し(夏)ローマ時代のディアナ神殿(1枚目)や日本からの少年使節団が演奏したパイプオルガンの残るカテドラル(2枚目)などがある世界遺産都市。よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/19
病鬼との仲さはりなく秋半ば(びやうきとのなかさはりなくあきなかば) 季語;秋半ば(秋)写真は黄金花(こがねばな) シソ科 タツナミソウ属 花言葉 ひそかな輝き根の断面が鮮やかな黄金色をしているためこの名前が付けられたとか。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
胡桃の実鴉車に轢かせ割る(くるみのみからすくるまにひかせわる) 季語;胡桃(秋)写真は胡桃の実 クルミ科 クルミ属 花言葉 知恵・野心 よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/18
朝日影くがね色なる稲穂波(あさひかげくがねいろなるいなほなみ) 季語;稲穂(秋)写真の花は赤熊百合(シャグマユリ) トリトマとも ツルボラン科 シャグマユリ属 花言葉 あなたを思って胸が痛む 南アフリカ原産で19世紀に渡来よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
夏燕飛び交ふ街のカテドラル(なつつばめとびかふまちのかてどらる) 季語;夏燕(夏)オペラ「セビリアの理髪師」や「カルメン」で有名な町。闘牛やフラメンコの本場。よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/17
逆八とて鵯花に集ひ来よ(さかはとてひよどりばなにつどひこよ) 季語;鵯花(秋)写真の花はヨツバヒヨドリ(四葉鵯) キク科 ヒヨドリバナ属 花言葉 清楚この花にはアサギマダラが来ることで知られているが、称名渓谷にはもっぱらサカハチョウ(逆八蝶)が来ていた。この蝶は翅裏の洒落たデザインの面白さで定評があるのだが・・。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
未熟なる果てよ林檎のスムージー(みじゆくなるはてよりんごのスムージー) 季語;林檎(秋)林檎(りんご) バラ科 リンゴ属 花言葉 誘惑・選択 よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/16
曼荼羅の道や黄花の彼岸花(まんだらのみちやきばなのひがんばな) 季語;彼岸花(秋)黄色い彼岸花と言われる花に「鍾馗水仙」があるが写真の花とはちょっと違う感じ。こちらはまさしく彼岸花の色を黄色にした感じ。鍾馗水仙(しょうきずいせん) ヒガンバナ科 ヒガンバナ属 花言葉 追想・深い思いやりよろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
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登り来て涼風聴くや地中海(のぼりきてすずかぜきくやちちうかい) 季語;涼風(夏)ミハス山麓に広がり地中海を見下ろす白い村。「アンダルシアのエッセンス」とも言われる。イベリコ豚の生ハムをつまみに飲んだワインの味が忘れられない。よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/15
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箸の橋渡り万歳秋うらら(はしのはしわたりばんざいあきうらら) 季語;秋麗(秋)この橋は砺波市の「庄川水記念公園」の瓢箪池に架けられている。(写真は通りがかった人の了解を得て・・)製作に使われた割り箸の数が7万本と言うから凄いですね。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
有の実といへば幸水故山産(ありのみといへばこうすいこざんさん) 季語;有りの実(秋)・・「梨」の傍題季語音が「無し」に通じるのを嫌って対義の「有り」を用いられたのだとか・・。 よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/14
頬つ辺を落とすもよろし下り鮎(ほつぺたをおとすもよろしくだりあゆ) 季語;下り鮎(秋)ここ庄川上流の鮎は水の冷たさもあってやや小ぶりだが頭から尻尾まで丸ごと食べられるのが特徴。今が一番美味しいと言われる子持ち鮎の旬の季節。この焼きっぷりはまた芸術的とも言える見事な眺め。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
ばらの香やアルハンブラの水きよら(ばらのかやあるはんぶらのみづきよら) 季語;薔薇(夏)グラナダのアルハンブラ宮殿はスペイン最後のイスラム王朝、ナスル朝の王宮でイスラム芸術の最高傑作と言われている。よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/13
竜淵に入るや千尺水落つる(りゆうふちにいるやせんじやくみづおつる) 季語;竜淵に潜む(秋)よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
天降り来て水場を探す老揚羽(あもりきてみづばをさがすおいあげは) 季語;老蝶(秋)よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/12
今宵こそ鳴いてくるるか螽斯(こよいこそないてくるるかきりぎりす) 季語;螽斯(秋)写真はツユムシかもしれないが・・。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
洞窟にフラメンコ観る夜涼かな(だうくつにふらめんこみるやりやうかな) 季語;夜涼(夏)グラナダの洞窟劇場で見たフラメンコ・・とても迫力がある。よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/11
宿坊の風の旨さよ秋澄めり(しゆくばうのかぜのうまさよあきすめり) 季語;秋澄む(秋)立山・芦峅寺時の旧宿坊。今は博物館の別館に。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
若き日の思ひ燻らせきせる草(わかきひのおもひくゆらせきせるぐさ) 季語;きせる草(秋)南蛮煙管(なんばんきせる) ハマウツボ科 ナンバンギセル属 花言葉 もの思いよろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/10
これがあの金柑ならむ食ふてみむ(これだあのきんかんならむくふてみむ) 季語;金柑(秋)写真は斑入り金柑 ミカン科 ミカン属 実は蜜柑並みに大きい よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
老い蝶と言ふといへども艶やかに(おいてふといふといへどもあでやかに) 季語;老蝶(秋)・・「秋の蝶」の傍題季語写真は裏銀蜆(ウラギンシジミ)の♂。翅の裏面が真っ白な紋白蝶大の蜆蝶。 表面はオスが濃茶色地に朱色の紋、メスは濃茶色地に水色の紋を持つ。 翅の先端が尖っているのが特徴的。飛ぶと、翅の裏の白色がチラチラと良く目立つ。よろしかったらクリックをお願いします。にほんブログ村
2017/09/09
金雀枝の古里野越え山越えて(えにしだのふるさとのこえやまこえて) 季語;金雀枝(夏)高速道路沿いはこの季節ヨーロッパ原産の金雀枝が満開。またオリーブ畑が続いている。金雀枝(エニシダ) マメ科 エニシダ属 花言葉 謙遜・卑下よろしかったら応援のクリックをお願いします。にほんブログ村