ケモノ道を往く

[子宮筋腫] カテゴリの記事

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• 医療費控除の計算をしてみる

  こんにちは、煤原シテイです。今日は、面倒だからと先延ばしにしていた医療費控除の計算にやっと手を付けることにした話です。去年子宮筋腫の手術をして、その前に高ぁ〜い薬も4ヶ月ほど飲んでいたので、これって医療費控除した方がいいね？と前々から思ってはいました。計算と付くものはなんでも苦手、数字も苦手なもので、医療費控除の説明を読めば読むほど頭が痛くなってきて、どうせ医療費控除だけなら5年の猶予があるから……と放置していました。もう手術してから1年になることだし、もうそろそろやらねば！と一念発起してやることにしました。なんかMacだと申請が出来ることは出来ても面倒っぽいのが気がかりですが、計算アプリをiPadに入れたので、まずはそこからですね。ああ、嫌だな〜、嫌だけどお金が戻ってくるなら頑張ってやるかぁ……。

  2021.09.07

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• やばい、と思ったその後

  こんにちは、煤原シテイです。出血があった後のその後の話です。結果から言うと、なんともなかったです。一安心ですね。はっきり出血してからダラダラと薄い血が出続け、1週間で出血が止まりました。病院の見立て(大したことなさそう)は正しかったです。今日で出血が止まって約2週間でしたが、いやあ、びっくりしました。とはいえ、手術してしばらく経っていて自分ではあんまり体がきついとか感じなかったけど、やっぱり術後だったんだなぁと実感しました。手術をした皆さん、油断禁物ですぞ！

  2021.02.05

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• やばい、と思った

  こんにちは、煤原シテイです。今日は出血にビビった話です。手術後しばらくはレルミナの副作用と軽微な出血が続き、手術から4週間後に副作用が止まり、6週間後に出血がピタッと止まり、その後はどちらの症状も無く良い調子でした。傷の痛みは退院してすぐの頃にほんの少し痛んだくらいでなんともなかったのですが、冬になり冷えてきたらチクチクと痛むことが増えました。痛みは強くないのですが地味に痛く、へそとその下の傷とその傷と傷の間の部分が痛みます。手術後すぐから傷と傷の間の何もないところの内側が一番痛みがあり、張っている感じがありました。手術後3ヶ月以上経つので、正月明けから仕事内容をほぼ通常通りに戻しました。一応重いものは持たないような作業を中心にしています。気をつけてはいるつもりですが、そこそこ体が動くので作業をしているとスピードが上がりますし、前と同じつもりで物を持ち上げたりしていたのがあんまり良くなかったようで、傷の痛む頻度が増え、先週の土曜日とうとう出血してしまいました。量はそこまで多くないですが、パンツに何も装着していなかったためパンツの外側まで滲みるほどでした。色も手術後初めて見るはっきり赤い血でした。はっきりした出血は土曜日だけで、その後は手術後みたいな少量の薄茶色の血が続きました。今日もまだ少し出ています。手術をした県立病院は土日休みなので月曜まで待って連絡をしました。電話で症状を看護師さんに伝えたところ、熱がなく傷の痛みも軽いことからしばらく家で様子を見て、また出血するようなら予約を入れましょうとのことでした。大したことはないようだと判断されたようです。とはいえ、様子がおかしいのは初めてだったのでビビりました。久しぶりに股から出血してみて、改めて生理って結構ショッキングな見た目だったんだな、と思いました。初潮のときのビックリ加減を思い出しました。血を見るのが苦手のはずなのに生理の血はなんともなくなっていた自分にびっくりです。慣れってすごい。

  2021.01.20

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• 退院後の生活、体調　手術後3ヶ月

  こんにちは、煤原シテイです。今日は手術後3ヶ月目の生活、体調の話です。正直2ヶ月目と変わらないです。もう傷は痛くないけど、へそとその下の小さい傷の間の何もないところの内側がちょっと痛いくらいで、もうほぼ普通に生活できています。というか、もう手術したことをほとんど意識していない状態です。傷の見た目もあんまり変わりないです。まだうつ伏せはちょっと痛むので出来ません。ただ、職場ではまだ術後対応でやっていて、通常の7割くらいの仕事量でやっています。無理してまた病院送りになったとしても自分の責任ですから、もうなんともなさそうだと思っていても一応まだ控えめに仕事しています。来月あたりから徐々に通常パターンに戻す予定です。看護師さんの説明では術後3ヶ月からセックスしてもいいことにはなっていますが、先生の説明では術後半年まではしないようにとのことでした。セックスレス期間が長過ぎて、どのみちすぐにどうこうできる問題でもないので術後半年の3月までに夫と話し合ってなんとかしたいと思っていますが、夫があんまりこのことを話したがらないので、問題解決できるかどうかもアヤシイ気配です。今年の6月からネコを飼い始めていますが、ウチでは食事の支度〜人間の食事中はネコはリビング立ち入り禁止にしています。この時に夫と私が話しているのが聞こえるとネコも参加したいみたいでニャーニャー鳴いて仲間に入りたがります。もしこれがセックス中にもされるかと思うと、ちょっとやりにくいような(;´д｀)ネコを行き来自由にしていても、コレまたやりにくいような(;´д｀)気が付いたらネコがジトーーーーと見ていたり、参加していてもなんだかなぁ。ペットを飼っている方々はどのように対処しているのでしょう？術後の生活、体調はもうあんまり変わらないので、一旦終わりにします。次もし書くなら、先生から性生活Goサイン出ている術後半年の様子は書こうかな、と思っています。

  2020.12.09

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• 今更だけど、今だから

  ​こんにちは、煤原シテイです。今日は手術の時に輸血があったかどうかを確認した話です。なぜ今になってそれを確認することにしたかというと、手術をしたら献血ができるかどうかを調べているうちに、あんまり確認が遅くなるとカルテの保管期間を過ぎてしまい確認できなくなることもあると知ったからです。カルテの保管期間は長いのでそんなに急ぐ必要はないとは思いますが、こういうことは聞くのが遅くなれば遅くなるほど確認しにくくなりそうだと判断したため、今年中に聞いておこうと思い立ちました。確認は電話だけで済みました。代表番号に電話して、婦人科に繋いで、調べてもらって、「輸血はありませんでした」で終わりでした。場合によっては書類が送られてきてお金がかかるかも？と思っていたため、意外とカジュアルだったなという印象でした。献血はここ2年間ライフワークとしてやっていました。私の住む街には献血ルームがないので、巡回バスが来る日を調べ、自分が行きやすい場所や日時のときに行っていました。特に会社に来るようなときは、普段なら絶対に入ることのできない会社に入られるのでちょっとした見学みたいで面白かったです。何度も献血しに行ってはいたのですが、いつ行ってもほんの少しだけヘモグロビン値が足りず帰されてしまうのでちっとも献血できませんでした。基準値は女性が12.5以上からで、いつも12.3とか、11.8とかで貧血ではないけれどちょっと足りない状態が続いていました。それまで貧血と言われたことがなく、むしろ赤血球なんて男性の平均値をいつでも超えていたので、なんでだろう？と不思議に思っていました。まさかこのヘモグロビン値の変動が子宮筋腫につながっているなんて思いもしませんでした。2年も前からサインが出ていたのに……！私のバカっ！いや、むしろあんなにバカでかい子宮筋腫が出来ていたのに、この程度の貧血(といっても貧血というほどでもないらしい)で済んでいたのですから、ヘモグロビンが多くて良かったと思うことにします。最後に献血に行ったのが今年の2月26日で、この頃には軽度の貧血からくる不整脈は治っていたものの、鉄分を体に蓄えるためにまだ鉄剤を飲んでいたため服薬中ということで出来ませんでした。この2年間で結局無事に献血できたのはたったの2回でした。で、そろそろ手術の傷もなんともないようだし、献血でも行ってみっか、と思い、してもいいものかどうか調べてみました。献血してはいけない状態は次の通りでした。・体調不良、服薬中、発熱がある・出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた・一定期間内に予防接種を受けた　​​←あ、今月の頭にインフルエンザの予防接種受けたんだった！・6ヶ月以内にピアスを開けた​​　←コレも拡張した時にちょっと血が出てるからちょっと怪しいか？・6ヶ月以内に入れ墨を入れた・外傷がある　​​​・動物または人に咬まれた・特定の病気にかかったことがある・海外旅行者及び海外で生活をしたことがある・輸血、臓器移植歴がある　←コレが不明点だった。輸血がなかったのでこれは大丈夫。・エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方・クロイツフェルト、ヤコブ病の方、またはそれと疑われる方・妊娠中、授乳中の方・新型コロナウイルスの検査を受けた、診断されたふう、長かった。手術しただけならどうやら献血はしても大丈夫そうです。ただ、ちょっと引っかかりそうな点がいくつかあるので、すぐには出来なさそうです。​もう少し待ってからすることにします。

  2020.11.26

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• 退院後の生活、体調　手術後2ヶ月

  こんにちは、煤原シテイです。今日は手術後1ヶ月〜2ヶ月の体調の話です。9月9日(水)に手術してから2ヶ月が経ちました。10月1日(木)から仕事に復帰し体調面での不安がありましたが、仕事量と仕事の内容をセーブさせてもらっているので、仕事中に体調が悪くなることもなく働けています。どこも痛くないのでぼんやりしていると逆にスピードを上げて仕事をしてしまいがちになります。あんまり調子に乗ってセカセカと働かないように気を付けています。体調は悪くないのですがどの程度仕事しても平気かは不明なので年内はこのペースで仕事して、年が明けたら徐々に元の仕事量に戻す予定です。手術後1ヶ月の日記でまだホットフラッシュが止まらないと書いていましたが、あのあとすぐにホットフラッシュが止まりました。最後の受診のときに先生にレルミナの副作用はいつ切れるか聞いていて、先生の説明だと大体1ヶ月とのことでした。ちょうど飲むのをやめて1ヶ月だったので説明通りでした。レルミナを飲んだことで更年期と同じ症状が誘発されてそのまま続き、約10年付き合うこともあると言われていたため、ホットフラッシュが出なくなったのは本当に嬉しかったです。出血も少ないとはいえ続いていて、これが地味に臭くて不快だったのですが、これも先生の説明では手術で縫った糸が溶けきると出血が止まると聞いていました。早くて4週間、長ければ6週間と言われていました。10月20日(火)には急激に出血が減ってほとんどなくなり、翌日の21日(水)には出血がピタッと止まりました。ちょうど手術から6週目でこちらも先生の説明通りでした。出血が止まった翌日、排卵痛によく似た下腹部の痛みがありました。レルミナが切れて排卵が始まったのかもしれません。卵管を取っているので排卵があっても体外には排出されず、以前のようにオリモノの状態で判別することが出来ないから本当に排卵があったのかどうかは分かりません。傷跡が痛むことは10月中はありませんでした。見た目はほんの少しだけ色が薄くなったようです。11月に入り気温が下がって冷え込むようになると、傷跡が痛む日が何日かありました。手術してすぐの9月、10月とあんまり傷が痛まなかったので完全に忘れていました。とは言え、そこまで痛みが強くはなく違和感程度です。これから冬になり、毎日寒くなるとどうなるかが気になります。9月中は気分の落ち込みが激しく、10月に入ってからもしばらくは気分が塞ぎがちでした。妹に入院ロスだとかふざけて話していましたが、たぶん本当にそうだったと思います。入院ロスになるほど快適に過ごせていたのはありがたいことだったなぁとしみじみ感じます。気分が上がってきたのが10月20日頃からでしょうか。レルミナの副作用が無くなって出血が止まったら、気分が戻ってきました。仕事も行くまで嫌で仕方なかったのですが、いざ始めてしまえば普段通りです。この頃からようやく日常が戻ってきたのを実感し始めたように思います。とにかく10月は長かったです。長くてキツかったです。また来月、術後3ヶ月の経過を記します。

  2020.11.12

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• 退院後の生活、体調　手術後1ヶ月以内

  こんにちは、煤原シテイです。今日は退院後の生活、体調についてのお話です。手術してからもうすぐ1ヶ月です。退院してからの生活と体調はこんな感じでした。まずは体調です。傷の痛みは退院当日に少し痛くなっただけで、その後は少し違和感があるくらいでした。もらった痛み止めも退院当日の夜に飲むほど痛くもないけど一応痛むから1回飲んだだけでした。傷口は保護テープを外した後のヘソの中にベタベタしたものが付いていて、看護師さんと先生にこれはどのように落としたらいいか尋ねると、ゴシゴシ洗っていいとのことでした。ゴシゴシと言われてもまだ少し痛む傷口ですので、そーっと丁寧にベタベタを落としました。ヘソは実際のくぼみの直径に合わせて十字に切ってあったようだったので、治ったらほとんど分からなくなりそうに見えました。退院直後は傷が盛り上がっているし赤黒いしでかなり痛々しい見た目でした。傷口には何もつけなくて良いと言われていましたが、乾燥を防ぎたくてソンバーユを塗っていました。お風呂でカサブタが白くふやけているのを見るとグリグリほじくって取りたくなるのですが、傷がどこまで良くなっているのかわからないのでぐっと我慢です。シャワーの水圧で取ろうとして執拗に流しましたけどねw痛みが気にならなくなってあまり神経を使わずにヘソを洗えるようになったのが退院後1週間頃で、徐々にカサブタが取れて傷がきれいになってきていました。9月30日の診察の頃には傷もかなり治り、茶色く色素沈着はしているものの赤みは引いて触っても痛くなくなっていました。ヘソの下の3つの穴は、今はボタン締めのソファーのように凹んでいますがそのうち見えなくなるとのことでした。手術後しばらくは、傷は痛くないのにヘソとヘソの下の穴の間の何もないところのお腹の中が張ってうっすら痛いような違和感がありました。こちらはしばらく続いていました。出血は想定内の量ではありますがまだ続いています。おりものシートで事足りるくらいではありますが、これが臭うので早くなんとかならないものかと思っております。中で縫ってある糸が溶けきるまで出血するかもと言われていて、長い人だと6週間ぐらいは続くとのことだったので、まだ様子見です。レルミナの副作用がまだ続いていて、程度は軽いもののホットフラッシュがまだ出ます。特に夜中寝ている時に同じ部屋で寝ているネコがニャーンと鳴いて目が覚めると、急にカーーーッと暑くなってそれで目を覚ましてしまうので毎日寝不足でした。あんまりひどいので一時は風呂の脱衣場に布団を敷いて寝ていました。夜中以外でもホットフラッシュは出ますが寝ている時のが一番キツイです。退院後から気分が沈みがちなのも気になりました。単純に大きなイベントが終わって気が抜けてるからなのか、薬の副作用による更年期の症状によるものなのか、それとも仕事に戻るのが憂鬱なのかなんとも言えないですが、今まで生理前でも気分の変動が無かったし、手術前にレルミナを飲んでいてもこのような副作用は無かったのでこれが地味にしんどいです。退院後2〜3週間目が特に酷かったです。この頃は立ちくらみやふらつきもあってとにかく体調が悪かったです。気分が沈みがちなのは復職した今もたまにありますが、こちらも気長に付き合っていくしかないのかなと思っています。このような状態なので、9月30日の診察時にレルミナの副作用は一般的にはいつ頃切れるのか聞いてみたところ、およそ1ヶ月〜2ヶ月だそうです。場合によってはレルミナを飲んだことで誘発されて更年期にそのまま突入ということもあるとのことでした。こちらもまだ様子見ですが、続いたらどうしよう、と不安が残ります。次は生活です。手術後はなるべく動いた方がいいとのことで、入院中からせっせと歩いていました。退院後は、2〜3日に一度は家から3分ほどの実家まで歩いて行き、ちょっと大きめの総合スーパーまで連れて行ってもらっていました。我が家の冷蔵庫は独身者向けの小さな冷蔵庫で、無理矢理詰めて4日分くらいの食料しか入らないので、週に2回か3回は買い物する必要があるのです。重たいものは持つなとのことだったので、3階の我が家まで父や母に買い物したものを運んでもらっていました。これを9月30日までやってもらいました。父と母に感謝です。お風呂は次の診察までシャワーのみとのことでした。冬だったら寒くて大変だったでしょうが、9月でシャワーだけでも苦にならない季節でよかったです。退院した次の日は妹と妹の夫さんと3人でマクドナルドへ行きました。シャバの味を堪能しました。退院した週の週末から翌週の頭に掛けて4連休でした。夫が休みで、夫も私もやっているドラクエウォークの歩数を稼ぐのと私の体力向上を兼ねて毎日5km前後の距離を歩いていました。最初の土曜日、日曜日まではさほど疲れなかったのですが、月曜日の敬老の日と火曜日の秋分の日には疲れが残りました。9月3週目は予定が詰まっていて忙しいのに、気分と体調ダダ下がりでキツかったです。週の始まりの月曜日火曜日は連休で散歩で既にクタクタです。水曜日はフラフラしながら4ヶ月放置した髪を整えに行きました。手術前のコロナ感染のリスクを恐れての4ヶ月放置でした。結果、髪が結べる長さまで伸びてむしろ良かったのですが、鬱陶しいので復職前にさっぱりと短く切ってパーマをかけ直しました。木曜日は会社の健康診断でした。ここで体重を測ったら春先に病院で測ったときより6kg弱痩せていて驚きました。この日もフラフラ足元が覚束ない感じでした。金曜日、ようやく予定がなくてゆっくりできるぞ、と思っていたら、夫も体調が悪くめまいがするとのことで仕事を休みました。朝、支度をしていた夫が急に洗面所で横になっていたので驚きました。この日は夫の看病です。症状が軽く午後にはなんともなくなっていたみたいだったのでほっとしました。土曜日は、水曜日に切った髪の襟足が長すぎたので直しに行って、夜はオンライン飲み会でした。オンライン飲み会で友達と話しているうちに憂鬱な気分が晴れたのが収穫でした。忙しかった週が終わり、9月30日、手術後3週間目の診察でした。リアルタイムでもちょこっと書いていますが、気になることを聞いて内診して終わりでした。もう車の運転をしても良いと言われたので、午後からはバッテリーの充電を兼ねて近場でドライブをしてきました。かつて車の免許を取ったばかりの頃に運転の練習に行っていた田舎道を走りました。このルートは車の交通量が少なく、山が近くて景色が良く、同じ道を通らないで帰れるのが良いのです。途中小さな山を越えるのですが、道沿いに猿がいました。中くらいの大きさの猿が小さい猿を車から庇っていたのが印象的でした。あっという間に過ぎ去った9月でした。これにて一旦子宮筋腫の話は終了です。また何か変化があったらお伝えします。

  2020.10.06

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• 入院してみて思ったこと

  こんにちは、煤原シテイです。今日は入院してみて思ったことです。前回のブログで病理検査の結果が出ていないため支払いをしないで帰ってきたと書きましたが、しばらくしてから請求書が来ました。保険適用外の個室の料金込みで約107,000円でした。支払いが済んで共済の請求も出来るようになったので、それが振り込まれると更に負担額が減ります。病理検査の結果は、子宮筋腫は良性で心配ないとのことでした。子宮筋腫が見つかってから手術するまで約7ヶ月、長かったような短かったような7ヶ月でした。新型コロナウィルスの影響ですぐに手術ができなかったのですが、これがいい方向に作用していたように思いました。まず、手術するまで時間が充分にあったためレルミナを約4ヶ月しっかりと飲んで子宮筋腫を小さくできたことです。通常なら11cmもあれば開腹手術と言われていたのが8cmまで縮んで、まだ結構な大きさがあるとはいえ腹腔鏡手術で出来るレベルまで小さくなって体にかかる負担が小さくて済んだのが良かったです。手術が9月になることは4月の段階で決まっていましたが、待っている間に給付金の10万円が支給され、手術代がこの給付金で賄えたことで金銭面で大いに助かりました。最初に行った個人医院の先生はさっぱりとした男振りのいい先生でしたが、大きな病院の先生は私と同じくらいか少し若い先生で、淡々とした感じではありますが疑問や質問にちゃんと答えてくれ、この先生も感じの良い先生でした。産婦人科にかかるのが初めてで、老害ジジイの先生に嫌なことを言われてムカついたとか、ネガティブな情報も結構目にしていたので、いい先生方に当たって本当に良かったです。入院した病院の看護師さんも人当たりがソフトな方が多く、皆さん親切にしてくれて嫌な思いをすることなく快適に過ごせました。子宮を取ることについてポジティブに考えていて「取るのが楽しみぃ♪」くらいに思っていたので、普通ならさほど楽しくもない手術〜入院生活を楽しんでいたように思います。夫にも「意外と入院生活楽しんでいるでしょ？」と言われました。個室で自分のペースで生活できたというのも大きいでしょうが、万が一大部屋に移されたとしてもそれはそれで楽しく過ごせたのかもしれません。入院当日、看護師さんに自分の部屋まで案内される途中で「大部屋に移される事があると聞いているのですが、その場合の室料は安くなるんですか？」と聞いてみたところ、契約で7日間個室の料金でやることになっているので大部屋に行っても個室の料金のままとのことでした。せっかく別料金を払っているのだから大部屋に移るのは勘弁してほしいと思っていましたが杞憂でした。というのも、入院した日に見たところ個室の空室が3部屋あり、途中で1部屋入ったものの残り2部屋はずっと空いていました。大部屋も使っていない部屋があってこちらも余裕がありそうでした。私がそうだったように、子宮筋腫などの命に直接関わらない病気の人は待たされていて病室をパンパンにしないようにしているのかもと思いました。入院中の娯楽はほとんどネットで済ませました。いつまでもネットを見ていても飽きるので、時々ゼンタングルというお絵描きもしました。タブレットに入っている電子書籍を読んだりマインクラフトをやるつもりもあったのですが、この2つは全くやりませんでした。テレビは普段からあまり見ないし、面白い番組は大抵消灯後の9時以降で見られない、これならテレビ見なくても過ごせると当初から考えていました。ギガが足りなくなったら追加すればいいやと、思う存分ネットを見て過ごしましたが、9月30日の段階で月5ギガの契約で1.1ギガ余っていたので上々でした。動画を見ないで読み物サイトばかり見ていたのが良かったみたいです。次回は入院後の生活と体調のお話です。

  2020.10.05

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• 入院7日目　退院

  こんにちは、煤原シテイです。今日は退院の話です。夜は夢見が悪かったり、暑くなったり寒くなったりであまりよく寝られませんでした。6時前には起きてしまったので、うるさくない程度に荷物の片付けを始めました。退院当日に退院前診察をして即退院となれば忙しくなるのが目に見えているので、せっかちな性分の私は早々に帰る準備をしました。朝の検温が終わると、朝食までの間にシャワーです。「もう帰るばかりなのでしなくてもいいんじゃない？」と看護師さんに言われましたが、最後の診察があるのでムダ毛処理をしておきたかったのでした。シャワーから出てすぐに朝食が来ました。病院での最後の食事は海苔と菜っ葉のおひたし、大根としめじの味噌汁、豆腐と野菜のあんかけ、ごはん、練り梅、ヨーグルトでした。8時50分頃主治医の先生が病室に来ましたが、後で退院前診察しますから、と言いに来ただけでした。てっきりこのまま病室でするものだと思っていたのでもうしばらく待ち時間が出来ました。10時には退院と言われていたので、9時半過ぎには診察するとして、約1時間。荷物もほとんど片付いていたので、タブレットでインターネットを見ながら呼ばれるのを待ちました。9時45分頃、看護師さんに連れられて新生児室の隣の診察室まで行き、退院前診察です。傷口の保護をしていたシールみたいなのを剥がし、内診をしました。この内診が痛くて、思わず「イタイ、イタイ(;´д｀)」と声が出てしまいました。痛みの原因は、膣に血がこびりついていて固まっていたからだったそうです。想定内である少量の出血があってナプキンも大きいのを使わなくてもいいほどだったのに、中ではこんなことになっていたとは。先生の話では手術の時に膣から子宮を取り出したことが影響しているとのことでした。これについては手術の説明では聞いてなくて、自分で調べたところ普通は経産婦にすることがほとんどらしいですね。てっきりヘソ切ったところからだけで取り出してると思っていたので、ここで初めて聞いて、そんなことしてたんかーーーい！と心の中で突っ込んでおきました。先生からも術後の生活のレクチャーを受けました。前日、看護師さんから聞いた話とパンフレットには性生活は3ヶ月後からとありましたが、先生からは6ヶ月はやらないで下さい、と言われました。倍じゃん……と思いましたが、こちとら18年間やっていないのでこんなの楽勝です。痛み止めももうあんまり痛くはないけれど一応欲しいと伝えたら、30回分も出してくれました。こちらの感覚では10回分もあれば充分だと思っていたのでずいぶんたくさん出してくれて、先生からの餞別だと思うことにし、ありがたく受け取りました。退院2週間後の診察の予約をして終了でした。ここからは早くて、パジャマから服に着替えて、荷物を持ったら予定どおり10時には退院です。月曜日で夫は仕事なので、定年退職している父に電話して迎えに来てもらいました。実家から病院まで近いので5分かそこらで来ました。父に荷物を持ってもらい、自分は会計に向かいました。本来なら土日を挟む場合、金曜日のうちに1階の窓口に概算を出してもらいに行くと金額がどのくらいなのか分かるのですが、私は背中の管が抜けるのが遅れて金曜日までに窓口に行けなかったので概算を出していませんでした。事前に健康保険限度額適用認定の手続きをしてあり、入院時に認定証を出していたし、クレジットカードが使えるので金額がいくらになってもいいや、と思っていました。しばらく待って名前が呼ばれたので会計の窓口まで行ったら、病理検査の結果が出ていないので今日は支払いは出来ないと言われ、後日請求書が来たら支払ってもらいたいとのことでした。後で払うとはいえ、払うものも払わないで帰ることになって、なんだか変な感じでしたが無事退院できました。会計で結構待ったので、実家に着いたのは11時45分頃でした。母がお昼ご飯を用意してくれていました。ご飯を食べながら入院中のあれこれを話していると、妹からLINEが来て、自分もお昼食べ終わったら実家に合流してもいいか？というので、午後から妹が来て家族全員が揃いました。妹も私も実家から近いところに住んでいるので、集合を掛ければすぐに集まれるのです。手術後しばらくは車の運転が出来ないのと重い物を持たないように言われているので、父母と妹に買い物に付き合ってもらうようにお願いをして、15時半ごろ家に帰りました。家まで荷物を父と母に運んでもらいました。うちに4ヶ月の子ネコがいて、それを見たいがために父も母も来てくれたのでした。1週間ぶりに私の顔をみたネコは、大層嬉しそうでした。このネコも私が手術するちょうど1週間前に避妊手術をしたばかりで、いわば同じような手術をした仲間です。しばらく会わないうちに鳴き声が少し変わっていて、体も少し大きくなっていました。父と母はネコが6月に貰われてきてすぐに見にきたきりだったので、ネコにしてみればほぼ初対面です。普段見たことのない威嚇のシャーを父と母に繰り出していました。威嚇された両親には悪いですが、珍しい姿を見られたのはおいしいと思いました。長かったようで短かった1週間が終わりました。次回は、入院の感想と退院後の体調の話です。

  2020.10.04

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• 入院６日目　手術後4日目

  こんにちは、煤原シテイです。今日は手術後4日目の話です。一晩中グルグルするけどウ◯コが出ないお腹と戦い、朝一番の検温の看護師さんにちょっとしか出なくて辛いと話したら、後で坐薬を入れてくれることになりました。グルグルの他に傷口がまあまあ痛くて、マックスが10だとしたら5くらい痛いと伝えると食後に痛み止めを持ってきてくれることになりました。朝食は前日頼んでおいたヨーグルトが付いていました。普段私は朝食は休みの日しか食べないし、白いご飯もあまり好きじゃなくて1日1回夕食のときに食べるくらいなので、3食毎食出る白米にすっかり飽きていました。言えば朝はパンにできたらしいのですが、気づいたときにはもうじき退院という頃だったので残念でした。朝食後、約束の坐薬と痛み止めを看護師さんが持ってきてくれました。坐薬も浣腸と同じでいつが限界か分からなくていつも迷います。限界突破してその辺でコンニチハするとまずいので便座に座らないでトイレで待機しました。しばらく押しては返す便意にこらえていましたが、もうこの辺でいいかな、というところで踏ん張りました。ちゃんと出たのでうまく我慢できたようでした。9時頃、背中の管を抜いてもらいました。若いスポーツ系の男性看護師さん？先生？が来ました。アンダーアーマーのシャツと短パンにサンダル、斜めがけのショップバッグのような袋を携えた運動部の学生のような姿で現れ、出勤のついでみたいな雰囲気でした。余談ですが、ここの病院の産婦人科の男性はスポーティーな方が多く、主治医の先生も少し色黒で筋肉質のガチッとした体格、若い男性看護師だか助手の方は軒並みサッカーやラグビーなどをやってそうな雰囲気で、体育会系と縁のない私にはとても新鮮に見えました。管がなくなったので、早速シャワーです。4日も頭を洗っていなかったので抜け毛の量がすごかったです。髪を梳くと指にたくさんの毛が絡まり、毛量が多い私でも不安になるほど抜けました。あまりに多くて清掃の方に申し訳ないと思ったので自分で片付けてついでに写真を撮って夫に送りつけました。体を拭くのに椅子に置いてあったバスタオルとフェイスタオルを持っていってあったのですが、入院した日に鞄から出して看護師さんに渡してあったもので、きれいに畳んであったのでそのまま浴室に持って行っていざ使おうとしたところ、なんと鮮やかな黄色いガビガビが付いているではありませんか！手術の翌日の朝に吐いて拭いてもらったタオルだったことに気付きませんでした。そもそも拭いてもらったことをすっかり忘れていたのでした。分かっていたら前日の午後に夫に持っていってもらえたのに……！一応用意したフェイスタオルで全身を拭けたので、ビショビショのまま裸で病室内をウロウロしないで済んでよかったです。体がスッキリきれいになったところで、汚いバスタオルと使ったフェイスタオル、着ていた下着を洗濯しに行きました。黄色いシミは落ちるか不安でしたが、1回の洗濯でほとんど落ちました。乾燥機が終わるまでの間に看護師さんが退院後の生活についての説明をしに来ました。パンフレットをもらい、それを見ながらの説明です。気になっていた性生活のところは、術後3ヶ月はしないように、とのこと。私は中学の家庭科の授業で見た無修正の出産のビデオがトラウマになり、とにかく出産をしたくなくて子供を持たないことを10代の頃から決めていました。それと子供を持つことによる生活の変化も嫌で、学校が嫌いだったのに子供ができるとまたそこに関わらなければならないというのも耐えられないと思っていました。これがのちの人生をがんじがらめに縛ることになります。彼氏ができてもおいそれとはセックスできず、したとて妊娠するのが不安すぎて結婚前の夫がそれに振り回され、付き合ってから結婚して今日までで18年になるのですが、これまでの人生で通算8回しかセックスしていないという有様でした。それがやっと解放されるのですが、今度は18年間セックスレスだった人間がいざやろうと思っても、相手がそれを受け入れてくれるとは限らないのです。夫はエロの国の住人ではないのでセックスレスでも全く気にならない、むしろセックスがなかったから今まで上手くやれていたとさえ思っていたそうです。例えるなら兄妹みたいな関係でお互い助け合って生活していて関係は良好ですが、私は夫婦は恋人の上位置換だと思っているので正直物足りない部分もありました。夫はこんな人なので浮気や不倫の心配はなかったのですが、せっかく妊娠しない体を手に入れたと思ったらこの有様です。夫には手紙を書いて、思っていること全てを伝えました。夫に今更勝手なことを言うなと言われましたが、真摯に受け止め努力すると約束してくれました。本来夫は子供が欲しかったそうですが、自分は産む性ではないからと私に決定権をくれて子供を持たない人生を選ばせてくれました。夫は子供がいない人生はお金や時間が自由に使えるのが良いと満足しているそうですが、かなり大きな決断をしてくれた夫には感謝しかありません。もし20年前に同じ大きさの子宮筋腫が見つかっていて、手術はどうしますか？と問われても即答で子宮全摘を選んでいたでしょう。そのくらい子宮が私の人生を縛り付けていたと改めて感じました。話が大きくズレました。退院後の説明が終わったところで昼食です。この日はいろいろやることがあったり説明があったりで昼まであっという間でした。本来なら退院する1日前なので退院前診察があるのですが、この日は日曜日だったので午後の診察はありませんでした。午後からは16時の検温まで暇でした。やっと病院内を歩けるようになったので、売店へ歩いて行きました。炭酸水1本、水1本、お茶2本、ポカリ2本買いました。手術前は禁止されていた炭酸水、もういいだろうと勝手に判断して飲みました。炭酸水、思っていた以上に刺激が強かったです。まだちょっと早かったかもと思いましたが、久しぶりにシュワシュワした喉越しを楽しみました。絵を描いたり、LINEで暇を潰しているうちに夕食の時間になりました。メインは中華風の春雨と豆腐の塩あんかけでした。デイルームの献立にはクリームシチューと書いてありましたが、変わることもあるんですね。昼のメインも豆腐のあんかけで2食連続で豆腐がメインでちょっと物足りなかったです。食後は寝るまでやることがなく、だんだん元気になってきて暇を持て余し始めました。ネットを見たり絵を描いたりしながら、消灯時間まで過ごしているうちに眠くなって、9時には寝ました。次回は入院7日目　退院の話です。

  2020.10.03

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  入院5日目　手術後3日目

  こんにちは、煤原シテイです。今日は手術後3日目の話です。消灯前には寝たものの、夜中突然寒くなったり暑くなったりで、ちょこちょこ起きてエアコンの温度をいじったりしてよく眠れませんでした。手術直後と違い夜中に看護師さんが検温にはもう来ないので実際はどうだったのか分かりませんが、もしかしたら体温が上がったり下がったりしていたのかもしれません。いつものように朝一番の検温をしてもらい、朝食です。前日の入院4日目(手術後2日目)にして初めて朝食を食べたのですが、朝は牛乳が付きます。私は子供の頃から白牛乳が苦手で、飲めなくはないけど飲みたくない飲み物第1位です。看護師さんから特に何も聞いていないけど、もしかしたら別のものと変えてもらえるかもと思い、朝食を持ってきてくれた方に尋ねてみたところ「ヤクルトかヨーグルトに変更可能」というではありませんか！翌朝からヨーグルトに変えてもらいました。食品の無駄が無くなっていい気分です。午前中、看護師さんが体を拭いてくれて新しいパジャマに着替えます。この時例の親切で私のことを下の名前で呼ぶ看護師さんで、私の体を拭きながら「ちょっと痩せたんじゃありません？」と言われました。たかだか入院して5日、この看護師さんは入院した翌日から接していた方なので4日かそこらですが、そんなふうに見えるとは驚きです。春先に自己新記録の59.1kgを叩き出し、6月にひょんなことから突然子ネコを飼うことになって、その頃母に「なんかスッキリしてない？ネコの育児疲れ？」などと言われていて、体重こそ測っていなかったのですが自分でも痩せたように思っていました。そして入院して数日でまた痩せて、どうやらいい具合に10年くらい前のレベルまで戻りつつあり、まだ細くはないものの小太りから脱却していそうです。いい流れです。入院5日目にもなると色々と慣れてきます。しばらく看護師さんが来ないのが分かっているので、また売店に配達を頼みました。水分をたくさん摂っておしっこを出して悪いものを流すとそのうちおしっこの出も良くなると言われ、買っておいた500mlのペットボトル6本分の飲み物を前日のうちにほとんど飲んでいました。この飲み物を買ったときに売店の電話番号と内線番号が書かれた紙が買ったものと一緒に入っていたので、自分で注文できるようになりました。この日こそ飲み物と一緒におやつも買おう！と意気込んで売店に電話をしました。飲み物は前日と同じで良いのですが、お菓子は何があるのか分かりません。どこでもありそうなものを一応伝えてみました。私「チップスターはありますか？」店「はい、あります」私「じゃあ塩味で」私「あとポッキーみたいなものはありますか？」店「トッポならあります。イチゴ味と大人のビター、普通のがあります」私「じゃー普通のをお願いします」私「あ。クッキーみたいなのも欲しいのですが」店「マリーとムーンライトとチョイスがあります」私「チョイスをお願いします」私「のど飴も欲しいのですが。フルーツ味のものはありますか？」店「レモン味のものとキシリトールのいろいろな味が入ったのがあります」私「キシリクリスタルにしてください」こんな感じで買うものを決めました。現物を見ていなくてもなんとかなるものです。電話したのは9時前で、配達に来るのが11時頃とのこと。幸いペットボトル2/3ほどお茶が残っていたのでなんとか持ちそうです。痩せたようだと分かるとこの油断っぷりです。お菓子は充分すぎるほど買いました。いつものように昼食を完食し、この日は土曜日で午後から夫が荷物の受け渡しに来ることになりました。ふりかけが残り1食分しかないのでおかわりのふりかけと、病院で買うように言われていたMナプキン(5枚入)が無くなり、出血が少ないので少ない日用のナプキンを持ってきてもらうことにしました。ナプキンは病院にも売っていますが買うと地味に高いし、子宮取ってもう生理も無いのに買うのがバカバカしかったので絶対に買いたくなかったのです。15時頃、夫がデイルームに着きました。本来ならナースセンターに荷物を渡すのですが、他にも患者に会いにきている家族がちらほらいたそうなので、直接私がデイルームに行ってこっそり夫に会いました。時間にして5分くらいでしょうか。それでも久しぶりに夫の顔が見られてなんだかほっとしました。洗濯してもらいたい下着とタオルを夫に渡し、持ってきてもらったふりかけとナプキン、それと気を利かせて買ってきてくれたグリーンダカラ2本を受け取りました。グリーンダカラはこの夏マイブームで気に入ってよく飲んでいたので嬉しかったです。病院の売店には売っていなかったのでより一層ありがたみが増しました。夫が帰った後デイルームの窓からすごく遠くを歩いている夫の姿が見えました。看護師さんに見られていましたが、特に咎められませんでした。本来なら手術後2日目には背中の痛み止めの管を抜くのですが、まだ痛み止めが残っているため背中に入ったままです。傷が痛くないのはいいのですが、管が抜けていないのでまだ病棟内のみの移動しかできません。この管が抜けると病院内どこでも動けるようになるので、自分の足で売店で買い物ができ、シャワーもできるようになるのです。体は毎日拭いてもらうのでニオイは気になりませんが、そろそろ頭がヤバくなってきました。あぁ、洗いたい。主治医の先生の回診の時、取った臓器の写真を見せてもらいました。本来なら手術に付き添った夫が手術後に取った臓器を確認するのですが、夫はグロに弱いので先生に相談してパスしてもらいました。私は自分の体の中にあったものがどんなだったのか是非見て確認したかったので、写真で見せてもらう約束をしていました。写真は2枚あって、1枚は体から取り出した後のズタズタに切られていた子宮と卵管、もう1枚は取り出す前のヘソの切ったところから丸々とした子宮筋腫が見えている写真でした。取り出す前の子宮は見るからに大きく、先生に「大きいですねー！」と言ったら「大変でした😅」と言われました。8月に検診した時は9cmと聞いていたのですが実際には8cmで更に小さくなっていて、小さくなっていたとはいえこの大きさでは予定より時間が掛かったのもうなずけます。後日談ですが、このときぼんやりしていて記念に写真を撮るのを失念していました。9月30日の最後の診察のときにダメもとで「あの時の写真がもう一度見たい」と言ってみたところ、もうカルテ室にしまったので出せないとのことでした。チャンスを逃してしまったことが心残りです。体調が安定して元気が出てきたので、ゼンタングルというお絵かきをして夕食まで待ちました。眠たくもなっていたのでお絵かきで集中して眠気を吹き飛ばしたいというのもあり、せっせと細かいパターンをかきました。そして18時。夕食です。この日の夕食も完食しました。食事の後は恒例のLINEです。夫に「ちと痩せたかな」と言われますます上機嫌です。これは痩せたの確定だなとホクホクです。この頃になると、そろそろウ◯コが出ていないことが気に掛かり始めました。元々便秘気味で薬を飲んでいることは看護師さんに伝えてあって、病院から便秘薬を出してもらえると聞いていました。前日から看護師さんにお願いしていたのですが、看護師さんは「まだ様子を見ましょう」と言って薬を出してくれませんでした。流石にもう食事を摂り始めて3日にもなるので夕食後に下剤をお願いしたら持ってきてくれました。本当は坐薬ですぐにでも出したかったのですが、夜に坐薬を入れると血圧が下がるそうで出来ないとのことでした。これですんなり出ればいいのですが。9時には電気を消しましたが、この日は元気があったので手元のスタンドを点けて10時過ぎまで起きていました。そして真夜中12時頃、背中の痛み止めがカラになり、下剤が効き始めました。ゴロゴロ腸が動くのが痛いのか傷が痛いのかよく分からない状態ではありますが、とりあえずトイレに行きました。案の定リキめなくて出したいのに出ません。おしっこですらあんなに大変だったのに大物のウ◯コとなればそれはもう、ね。出口のところで硬いのが詰まっていて出てこられないのです。一旦諦めてベッドに戻り、また便意の波が来るのを待ちます。今度は気道に管を入れたときに喉を痛めたらしく咳が出始めました。薬が切れたので咳をすると傷が痛みます。傷が痛まないように咳をし続けたら脇腹が筋肉痛になりました。もう腹痛の原因が3つもあってトリプルアタックです。結局一晩がんばってかったいコロが数粒しか出ませんでした。出ないのに腸はまだゴロゴロしていて苦しかったです。この日の夜も長かった……。次回は入院6日目　手術後4日目の話です。

  2020.10.02

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• 入院4日目　手術後2日目

  こんにちは、煤原シテイです。今日は手術後2日目の話です。前日の夜は8時半には寝たのですが何回もトイレに起き、その度に5分近く掛かるのでよく眠れませんでした。寝られないのに目覚めは早く、6時前には起きました。朝一番の検温でまだ38度台だったので、看護師さんが熱さましの薬を持ってきてくれました。この方はすごく親切というか、私のことをなぜか下の名前で呼び、まるで娘のように扱ってくれる方で、薬の粒が大きいからとわざわざ2つに割って持ってきてくれました。私は錠剤なら大きくても全く苦にならないのですが、その気遣いをありがたく思いながら飲みました。朝食は七分粥と通常食と同じおかずでした。食欲はあるのでしっかりと完食しました。タイムテーブルのプリントに病棟内は歩行できるとあったのですが、この病棟には飲料の自販機はなく、付き添いがいないので飲み物が足りなくなってどうしたものかと思い看護師さんに相談したところ、こちらの病院は売店が2つありそのうちの1つは配達をしてくれるというので、早速お願いしてみました。看護師さんが頼んでくれるとのことだったので、水2本、お茶2本、ポカリ2本お願いしました。本当はお菓子も持ってきてもらいたかったのですが、食事制限がないとはいえ、さすがに看護師さんに言いづらかったのでぐっと我慢しました。まだ1日目に買ったチョコレートと家から持っていっていたメロン味のキャラメルがあったので良しとしました。相変わらず背中から痛み止めは漏れていますが、しっかりと効いていて痛みはありません。飲み終わったペットボトルは分別するようにと書かれていたので、わざわざ歩いてデイルームのゴミ箱まで捨てに行ってちょっとでも体を動かすようにしていました。病棟内に入院している方はたくさんいそうでしたが、あまり廊下で他の患者さんと会うことは少なかったです。会っても同じ人ばかり。きっと向こうも同じ人が歩いているなと思ったでしょう。この日のお昼から常食に戻りました。常食とはいえ、ご飯以外量が少なめなのでしっかり食べないとお腹が空くので完食しました。タイムテーブルのプリントには背中の痛み止めの管を抜くと書かれていたのですが、薬が漏れているのにしっかりと効いていて、追加のボタンを押していないためちっとも薬が減らないので、まだ管は抜けないとのことでした。管が抜けないとシャワーができないので、薬が効いているのは良いのですが、頭とか洗いたいのに洗えないのは残念でした。午後に担当医の先生の診察があり、しばらく暇でした。この日はなんとなく何もしたくなくてネット見てばかりいました。夕食もしっかり完食し、妹や夫とLINEで暇つぶししているうちに眠くなって、この日も消灯よりも少し早い時間に寝ました。意外と早く寝るのが苦にならなくて、やっぱり手術すると消耗するんだなぁと実感しました。次回は入院5日目　手術後3日目の話です。

  2020.10.01

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• 入院3日目　手術後1日目

  こんにちは、煤原シテイです。今日はリアルタイムの話から。本日9月30日(水)、術後3週間目の診察でした。今の体調の確認、私から先生に確認しておきたいことを聞き、内診をし、これでこの件は完了とのことでした。お腹の傷も中の縫合部分もしっかりくっついていて順調とのこと。まだ3ヶ月とか半年とか経過を見るものだと思っていたので、ずいぶんあっさりと短い期間で終わりなんですね。入院なんて決して楽しいものでもない(しかしそこそこ楽しんだ)大きいイベントだったので、終わってなんだか気が抜けたような寂しいような気分です。いや、たぶん明日仕事復帰するのが憂鬱なだけかもしれません。閑話休題。手術後1日目の話です。時間の感覚が狂った長い夜が明け、朝が来ました。腹腔鏡手術はお腹に空気を入れて手術をするため、その空気が肩に上がって痛くなることもあると聞いていたのですが、そのような症状もなく、漏れているとはいえ背中の痛み止めはバッチリ効いていて傷が痛むこともなく、熱こそあるものの自覚症状がないので思っていた以上に体がラクでした。明け方ガスが少し出ました。夜明け近い時間に検温に来た看護師さんがガスの心配をしきりにしていたので、一応出たのでほっとしました。朝から水とお茶は飲めるとのことだったので、入院した当日に用意しておいた水を飲みました。自分ではまだ歩けないので、看護師さんに冷蔵庫から出してもらいました。調子が良かったので、ベッドを起こして8時くらいから夫とLINEしていたのですが、30分ほど経ってなんだか気持ちが悪くなってきました。すぐにナースコールで看護師さんに気持ち悪いと伝えました。すぐに看護師さんが来て、ゲロ受けの容器を持ってきてくれたのを差し出されたのを確認したらすぐに喉の上までこみ上げてきて吐きました。点滴と水しか飲んでないから水しか出ないだろうと思っていましたが、苦くて鮮やかな黄色の液体をたくさん吐きました。間に合わなかったからか吐いた液体の量が多かったからか、パジャマ、シーツ、持参したバスタオルを派手に汚してしまいました。シーツを変えてもらい、パジャマを着替え、体を拭き、しばらく経って落ち着いたところで麻酔科の先生が訪ねてきました。私が盛大に吐いたのは麻酔酔いだそうで、女性、非喫煙者、車酔いしやすい人の3点のいずれかが当てはまると起こりやすいのだそうです。私は3つ全て当てはまりました。車酔いしやすい人というのは理解できますが、非喫煙者と女性いうのが不思議です。なんでなんでしょうね？一度吐いたらスッキリして吐き気はおさまりました。記憶が定かではないのですが、午前中にここの病院の産婦人科の一番偉い先生が来て、傷口と背中の液漏れを見て、心電図のシールとフットマッサージャーを外しました。背中の痛み止めは漏れてはいるのですがよく効いているので、このまま痛み止めが無くなるまでこのまま様子を見ることになりました。看護師さんが様子を見にくると必ず痛みがあるかどうか聞くのですが、痛みを1から10に例えてどのくらい？という聞き方をします。痛みが全くないのでゼロと答えていました。痛くなったらボタンを押して薬を追加するようにとのことでしたが、薬がなくなるまで一度もボタンを押すことはありませんでした。ガスが出ていたので、お昼ご飯を食べて良いとのことでした。最初の看護師さんはお粥だけにしておいた方がいいと言っていましたが、お昼直前に来た看護師さんは食べられるなら全部食べていいけどゆっくり食べるようにと言われました。どっち？と思いましたが、食べられそうだったので、後から来た看護師さんの言ったことに従うことにしました。三分粥が出ると聞いていたので流動食しかないのかと思っていたら、三分粥と味噌汁、おかずに野菜の煮物と食感がしっかりしてそうな煮魚があって、デザートに桃の缶詰をペースト状にしたものがあり、本当にコレ食べていいのか！と思いました。煮魚だけは消化が悪そうだったので食べず、その他のものは全部食べました。午後になって体調が回復したので尿管を抜いて歩いたり座ったりする練習をしました。点滴ホルダーを杖がわりにして歩き、ちょっと足元が覚束ない感じもありましたが歩くことができました。トイレも行っていいと言われましたが、午前中のことがあったので初回のトイレは看護師さんの付き添いありでした。通常ならトイレの付き添いはないそうです。尿意を催したので看護師さんを呼んでトイレへ。ところがおしっこの出し方を忘れたかのように感じるほど、おしっこが出ないのです。お腹に力を入れて出したいのですが出てこないし、傷は特に痛まないけど力をあまり入れるのも怖いしで、うんうんリキむこと5分以上、それでチョロチョロとしか出ませんでした。看護師さんに膀胱を押すと良いと言われましたがそれでもあんまり成果がなく、これはしんどかったです。背中の痛み止めが少なくなってくれば出るようになると言われ、しばらくの辛抱だと思いました。痛み止めの影響か、尻のサイド〜腰のあたりの感触が鈍いというか、歯の治療で麻酔をかけると頬を触ってもあまり感触がなくなるのと同じ感じになっていて、あー、これはおしっこ出ないわ、と納得しました。尿意はあってもちょっとしか出ないので、何回もトイレに行っていました。こういうとき個室にしておいてつくづく良かったと思いました。誰にも気兼ねしないで動けますから。この日は病室内だけ歩き、ちょこちょこと立ったり座ったりして過ごしました。自覚症状がなく動けるので気にならなかったのですが、実は一日中37.5〜38度台の熱がありました。しばらくしてピアスを外して1日以上経っていることに気付き、慌ててピアスを付けました。左耳は4つ穴が開いているうち、2つはボディーピアスで 14G（約1.6mm）、残り2つは普通のホールで約1mmのホールが開いています。こちらの耳は比較的安定しているのでしばらく外していてもすぐに付けられたのですが、問題は右耳です。こちらは1つだけ開いているのですが、ボディーピアスで拡張していて2G（約6mm)で、見るからに縮んでいました。こんなこともあろうかと拡張器を持っていっていて、ワセリンを付けてグッと押し込んだら意外とすんなり入りました。もしかしたら痛み止めが効いていて痛みを感じなかったから押し込めたのかもしれません。夕食は五分粥でした。おかずは通常通りでしたが、もう普通に食べても大丈夫そうだったのでゴリゴリに固い金時豆の煮豆以外は全部食べました。お粥に昼は練り梅、夜は鯛味噌が付いたのですが少なくてとても足りないので青しそふりかけでお粥を食べました。お粥って水分が多いからご飯にかけるより多くのふりかけを入れないとしょっぱくならないんですね。普段風邪ひいてもお粥はほとんど食べないので知らなかったです。この日はなんだか眠たくて消灯前の8時半には寝ました。次回は入院4日目、手術後2日目の話です。

  2020.09.30

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• 入院2日目　手術当日です！

  こんにちは、煤原シテイです。今日は入院2日目、手術当日の話です。普段より2時間以上も早く寝たので寝付けないか心配でしたが、寝付きは割と良かったです。夜は2時半頃トイレに起きたりしましたが、まあまあ寝られました。トイレに起きるのはいつものことなので、普段通りかな、と。夜にセンノシドという下剤を２錠飲んでいて、夜中にお腹が痛くなったら嫌だなぁと思っていましたが、朝5時半ごろに自然に目が覚めてから便意を催し、お腹が痛くならず普通のブツを普通に排便したので拍子抜けでした。下剤だからユルユルの水っぽいものが出るかと思っていたので、思わず看護師さんにこれでいいのかと尋ねてしまったほど普通でした。出なかったら浣腸と言われていて、浣腸は苦手（限界まで我慢できない）なので下剤で出せてホッとしました。今日は9月29日で思い出しながら書いているのですが、手術当日はバタバタしていてイマイチ記憶がはっきりしていないところもあり、何をしていたのか思い出せません。朝は6時半からシャワーを使ってもいいとは言われていましたが、使っている時間が無かったように記憶しています。前日から人の出入りが多いので今日も同じかそれ以上だと予測し、早めに身支度をしておこうということで、検温が終わってすぐにタンクトップを脱いでパジャマ一枚の状態にし、ピアスを外しました。入院なのになぜピアスなぞしているかというと、すぐにホールが塞がる体質なのであんまり長時間外しておけないのです。この後も看護師さんや主治医以外の産婦人科の先生全員が挨拶に来たりで、とにかく人がちょいちょい病室に来るのですが、私自身はやることはなく暇。暇つぶしにネットを見ている合間に人が来て何か説明や処置をしてもらうような状態でした。主治医の先生が体調チェックしに来たのもこの辺だったように思います。9時になり、弾性ソックスを履いて点滴をしてもらいました。人生初の点滴です。献血などやっているので針を皮膚にぶっ刺すのは慣れてはいますが、思っていたより痛かったです。10時まで水分摂ってOKと言われていたのですが、ちょこちょこ看護師さんがいろいろな処置をしに来てなんだか落ち着かず、無理矢理水を飲んだのが9時半頃が最後でした。この後も床ずれの説明があったり、点滴の速さの調節をしに来たりで、手術前って忙しいとぼんやり思っていました。11時になり、ディスポパンツ（使い捨ての紙パンツ）に履き替え、手術時帽子をかぶるときと寝ているときに髪が邪魔にならないようにツインテールに結んで準備完了、ここから手術室に行くまでしばらく暇でした。今回新型コロナウィルスの影響で手術の立ち合いは家族1人だけとのことで、夫にお願いしました。手術の1時間前には来るようにとの指示だったので11時には夫はデイルームにいたのですが、顔を合わせるのは一緒に手術室に行く時と手術終了後の一瞬だけです。同じフロアにはいるのですが、顔は合わせられないのでしばらくLINEでやり取りをして暇を潰していました。11時50分頃、看護師さんに連れられていよいよ手術室へ向かいます。点滴をガラガラ引っ張りながら4階の手術室まで自分で歩いて行きます。手術室へ向かう専用のエレベーターがあり、それに乗って4階へ。手術室の手前まで夫も一緒に行きます。私が手術室の前で小さな声で「お願いします」と言った姿が普段より小さく見え、さすがに緊張しているようだったと後から夫に言われました。手術室は思っていた以上に広く、たくさんの人がいました。まず手術室入口で名前と生年月日、どこの手術をするのかを尋ねられます。その後リストバンドにあるバーコードを読み取ったら入室します。手術台に寝たらパジャマ上を取り、心電図のシールやら指先に何かのシールなどをペタペタと貼られ、血圧を測りました。室温が低くてバスタオルを体に掛けてもらってはいるのですが寒かったです。次は硬膜外麻酔を入れます。この麻酔は手術後の痛み止めを注入するためのほっそい管を入れるものです。同じような手術をした会社の同僚から痛いとか聞かされていましたが、ここの病院では管を入れる前に歯医者の麻酔みたいな注射をして部分的に感覚を麻痺させた後、脊髄のすぐ近くの硬膜外腔というところに管を入れるので痛くはなかったです。膝を抱えるようにして背中を丸めた状態で入れてもらいます。痛くはないですがグリグリと体内に何かが入っていく感覚は分かるので、ヴッてなります。硬膜外麻酔の管が入ると酸素マスクが当てられ、点滴に全身麻酔の薬が入れられます。深呼吸をすると良いと同じ手術をしたブロガーさんのブログに書かれていたので、落ち着いて深呼吸をしました。すぐにふわーっと眠くなり、深呼吸2回かそこらで落ちたようでした。手術は無事に終わりましたが、12時〜15時半までの予定が、17時頃まで掛かったそうです。待っていた夫は16時過ぎた頃から不安になってきてネットで色々調べたそうです。手術が終わって起こされ、ベッドが病室のあるフロアまで運ばれて夫の元へ来たとき、「寒くないけどガタガタする」と訳のわからないことを言ったような気がします。夫に聞いたらすごく寒がっていたと言っていました。麻酔から覚めて起こされたときにちょっと目を開けたのですが、眠気が強くて目が開けていられずにまたすぐ目を閉じてしまったので、手術後の夫の様子は見ていません。病室に戻りフットポンプを付けてしばらくした後、寒くてたまらなくなりました。手術前に寒いなと感じていて、そこに5時間も裸で施術されていればそりゃ冷えます。看護師さんが熱を測ると34.6度で、今まで見たことのない数値でびっくりしました。すぐさま電気毛布と布団の3枚重ねにしてもらい温めてもらいました。しばらくして体が温まってきて震えがおさまると今度は暑くなってきました。1時間おきに来る看護師さんに暑くなったと伝えると、今度は39.1度まで体温が上がっていました。今度は布団を1枚に戻してもらい、ちょっと落ち着いてきました。自分では熱が出ている感覚はないのですが、この後一晩中38度前後あったみたいでした。背中の痛み止めが漏れていて、応急処置としてガーゼを貼ってもらいました。熱が出ていて中の液体が温まっているからか背中が濡れている感じがなく、漏れているとは気付きませんでした。熱がある以外はどこが苦しいとか痛いとか全くなく、よくある喉の乾きも感じませんでした。ただ時間の感覚がなく、夜が長く感じました。枕は一晩出来ないと聞いていたのですが、夜明け近くだったからか、もう枕をしてもいい時間になったとのことで氷枕を入れてくれました。外がうす明るくなってきていたので、看護師さんに時間を聞いたら6時前でした。長い夜が明けました。次回は入院3日目、手術後1日目の話です。

  2020.09.29

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  いよいよです！

  こんにちは、煤原シテイです。今日は入院1日目の話です。9月8日(火)、いよいよ入院する日がやってきました。手術に対してあまり不安がなく、むしろちょっと楽しみというか、割とポジティブに考えていたので待ち遠しかったです。（長く仕事を休めるのが嬉しいというのもあるような……）10時までに窓口で手続きを済ませなければならないとのことだったので、ちょっと早めの9時半ごろに病院に行きました。病院までは近所に住んでいる母に車で送ってもらいました。この日は朝から暑い日で、大きなガラス窓の近くの病院1階エントランス〜窓口があるところが洒落にならないほど暑くて、受付をしている間にだくだくと汗をかいていて、熱中症になるんじゃないかと思うほどでした。窓口のお姉さんたちはあまり暑そうなそぶりではなかったのが不思議でした。受付を済ませて6階の産婦人科病棟まで上がるのですが、よせばいいのに、しばらく体を動かさないんだから動かせるうちに階段で登ってみようと思い立ち、階段へ向かいました。3階くらいまでは余裕だったのですが、4階あたりからマスクが苦しく感じるようになり、5階くらいで息が切れ、ハーハーいいながら6階の産婦人科病棟に着きました。ナースセンターで自分の名前を告げ、しばらくして病室へ案内されました。今回の入院費は例の給付金で賄えるので、全日個室にしてもらうように事前にお願いしていました。個室に入ると、担当の看護師さんが挨拶にやってきます。とりあえず入院の受付と階段で汗だくなので、貸し出しのパジャマを持ってきてもらって着替えて洗濯をしに行きました。そこからお昼までしばらく暇でした。お昼ご飯食べた後、麻酔科の先生が手術時に行う麻酔の説明をしに来たのを皮切りに、主治医の先生が手術の説明と万が一の時の輸血の説明に来て、看護師さんがたくさんの書類を持ってきました。この時に主治医の先生から手術の開始時間が告げられました。手術は1日2件行われ、先か後かは直前まで決められないと聞いていました。午後12時からなので、私は先行です。とにかく人が入れ替わり立ち替わり来るので、なんだかそわそわしていました。書類の量が多く、サインするのがなかなか大変でした。やっとひと通り終わったので、翌日の手術後飲む水やらお茶やらを買いに売店へ行きました。付き添い不在のため、欲しいものは自分であらかじめ用意しなければいけないのです。とりあえず、水2本、ポカリスエット2本、緑茶2本と、おやつにチョコレートを買いました。その後、16時半までにシャワーしておくように言われ、遅くならないうちにシャワーしました。入院のタイムテーブルが書かれたプリントにはこのタイミングで剃毛するようにとありましたが、もうひとつの手術をする人向けの方のプリントには入院する前日に剃毛しておくようにと書かれていたので前日のうちに済ませてありました。持っていったマジックソープ、チェリーブロッサムの香りのところに少しパチュリのアロマオイルを入れてカスタマイズしていたのですが、来る看護師さんみんなに「この部屋だけなんかいい匂いする」と言われ、なんだか恥ずかしいような嬉しいような感じできまりが悪かったです。17時頃、義母から電話がありました。義母は子宮だったか卵巣だかの手術をしている(夫がふわっとしたことしか知らない)ので、同じような手術をする私を気に掛けてくれていました。電話の後、夕食の18時まで暇なので、電子書籍で本を読んだり、夫や妹とLINEでやりとりしたりして過ごしました。こういうときの身内はありがたいですな。友達にはさすがに気を使って「暇だから構って」とは出来ないですから。18時、夕食の時間です。夕食の内容はこんな感じです。矢印のところに注目です。変更、と書かれていますね。キウイとマンゴーのアレルギーがあるためどうやらデザートが無くなったっぽいのです……。ショボーン(´；ω；`)食事については、味が薄いとか美味しくないとか入院したことがある人から色々聞いていましたが、まずくはないけど美味しくもないと感じました。味は薄いけれど単品で食べる分には充分、ご飯のおかずとしては薄いです。そりゃみんなが「ふりかけは持って行け」と言う訳ですね。納得。ご飯の量が多いのですが、おかずが少なくてお腹が空くのでふりかけを掛けてしっかり全部食べるようにしていました。毎食味付けを忘れているおかず(主に茹で野菜)があり、ご飯のお供として用意したかおりという青しそのふりかけが塩がわりとして使えました。​上の写真だとブロッコリーが味付けなし、ポテトサラダが味付けがかなり薄かったです。​かおり(R) 15g​まだ1日目ということもあり1人で退屈なものだから、行儀が悪いのですが食事中から9時前まで妹と夫の両方とLINEしていてかなり楽しめました。大して眠たくもないですが翌日の手術に備え、歯を磨いて9時半前には電気を消して寝ました。9時消灯、10時就寝なのですが、個室だったからか、9時を過ぎていて明かりがついていても何も言われませんでした。2日目　手術当日に続きます。

  2020.09.25

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  入院準備　いるもの　いらなかったもの

  こんにちは、煤原シテイです。今日は、入院準備の話です。入院説明の時に病院から「入院のご案内」なるパンフレットをもらうのですが、持ち物のところには絶対いるもの以外はふわっとしたことしか書いてなくて、こんな感じ。私は手術をするので、病院指定のMナプキン（売店で買います）とバスタオル2枚、履き込みの深いパンツ2枚用意するように指示がありました。では、実際持っていったものを見てください！◎絶対必要なもの、持っていってとても便利だったもの・入院時必要な書類、印鑑、診察券、保険証、筆記用具絶対いるやつです。忘れちゃダメ。・スマホ、タブレット、充電器、モバイルバッテリー、延長コード暇つぶしに大活躍です。スマホはLINEの使用、タブレットはネット見たり電子書籍で本読んだりしていました。モバイルバッテリーは手術後すぐのほぼ動けない状態の時に大活躍でした。・使い捨てマスク×日数分このご時世なので必須ですが、コロナがなくてもあれば便利だとは思います。・ティッシュ箱ごと持って行きました。鼻炎持ちなので必須です。・バスタオル2枚　持ってくるようにと言われたので持っていきましたが、麻酔酔いで吐いた時のゲロを拭いただけにしか使いませんでした。・フェイスタオル2枚シャワー解禁になったとき、体を拭くのに使用しました。・ペーパータオル　コロナ禍でお見舞い、付き添いが病室に入れない状態で、できることは全部自分でやらなければならないので、使い捨てのものはとても便利でした。タオルを洗うのが面倒だったので、手はもちろんのこと顔を洗った後もペーパータオルで拭いていました。これが一番持っていって良かったものです。・体洗う用のタオル(使い古し)家で夫が使っていたボロい化繊のゴシゴシタオル。普段私は綿のタオルを使っていますが、乾きがいい化繊の方が病院では使い勝手が良かったです。退院する日の朝のシャワー後、病院に捨ててきました。・紙コップ急遽思いついて持っていったもの。これも持っていって良かったです。飲み物を飲むだけでなく、歯みがきのうがいにも使いました。・パンツ3枚、カップ付きタンクトップ2枚手術後どれほど出血するかわからなかったのでパンツは1枚多く持って行きました。手術後ある程度回復するまで洗濯するのが億劫だったので、余計に持っていったパンツが役に立ちました。カップ付きタンクトップは体調が良くなるまで着ませんでしたが、病棟内を歩き回れるくらいになってからは着ました。背中にゴムが渡っているものは窮屈なので、胸にパットを入れるポケットがついているタイプのものを使用しました。・マジックソープ、シャンプー、コンディショナー全部60mlの容器に入れて持って行きました。背中の痛み止めの管を抜いたのが退院の前日で、シャワーは3回しか使わなかったので全部余りました。足りて良かったです。・赤ちゃんのおしりふき名前こそおしりふきですが、万能シートです。シャワーの許可が出るまで顔や首を拭いたり、お股を拭いたりと大活躍でした。・歯ブラシ、はみがき、マウスウォッシュ家で使っているものをそのまま持って行きました。マウスウォッシュは100mlの小瓶を2つ持って行きました。入院5日目に1瓶無くなったので、2つ持っていって正解でした。・安全カミソリ、毛抜き、ニベアカミソリはたぶん持ち物としてはアウトっぽかったのですが、毛深い私は3日もすればあちこち毛が伸びてくるので持っていって良かったです。むしろ無いと困ったかも。ニベアは顔を剃るのに使いました。一応取り上げられないように隠して持っていました。・ソンバーユ、ワセリン基礎化粧品です。普段からこの2つしか使っていません。ソンバーユは液体のものをそのまま持って行きました。55mlで持ち運ぶのに邪魔にならない大きさです。​ソンバーユ液体　無香料　55mL​ワセリンは武蔵野ワークスさんのベタガードを使用。ほんのりローズマリーと月桃が香ります。主にリップクリームとして使っています。・ヘアゴム2本当初はゴムは1つでいいだろうと思っていたのですが、うっかりなくすことも考えて2つ持って行きました。髪の長さが肩に付くか付かないかくらいの長さで邪魔なのでひとつに結んでいたのですが、手術前に帽子をかぶる時にその結び方だと寝たとき首に当たってゴロゴロするので横に流せないかと看護師さんに言われました。横に流せるほど長さがなく、ゴムが2本あったのでツインテールにしたら寝ていても邪魔になりませんでした。・S字フック(大、小)、輪ゴムティッシュの箱に輪ゴムを通してフックに吊るしてテーブルの横に下げておいたり、使いかけのマスクを掛けたり、延長コードを掛けたりと大活躍でした。・腕時計本当は小さめの目覚まし時計の方が見やすいとは思いますが、荷物になるのでこちらを選択しました。机の上に常に置いているペンケースから見えるように設置して見やすいようにしていました。・コクヨの口がガバッと開くペンケース​【数量限定大特価！】コクヨペンケースシェルプロガバッと広がり探しやすい！ミスタードーナツコラボかわいいペンケース​これをポーチがわりに使っていました。細々としたものをまとめていました。口が大きく開くので使いやすいです。・ふりかけかおりという青しそのふりかけを持っていったのですが、一袋では足りず、土曜日にナースセンター経由で荷物を持ってきてもらったときにもう一袋菜めしのふりかけを持ってきてもらいました。しそと塩がベースなので、塩の代わりとして使いやすかったです。味付けが薄すぎるというか、ほとんど味が付いてない野菜類にも掛けて食べました。◯まあまあ役に立ったもの、改善の余地があったもの・院内で履くサンダル(ビーチサンダル）家にあるのがつっかけタイプのベンサン(トイレでよく見かけるアレです）か、ギョサンと呼ばれるビーチサンダルしかなく、ベンサンは靴ずれするので履き慣れているギョサンにしました。手術前に履く弾性ソックスのつま先が開いていたのでビーチサンダルでもなんとか大丈夫でしたが、たぶんクロックスみたいなサンダルの方が便利だと思います。・趣味のゼンタングルのノートゼンタングルというパターンをちまちまと描くアートがあるのですが、眠たくなってうっかり昼寝しそうな時にコレをやりました。集中するので眠気が覚めますが、疲れるのであんまりやりませんでした。・洗濯用洗剤1回分の洗剤をジッパー付きの小袋に小分けにしていくつか持って行きました。入院時に着てきた服を洗っておけば退院時またそれを着て帰ることが出来るので、荷物の節約になりましたが、洗濯機200円、乾燥機30分100円で、入院中洗うものといったらパンツとシャツとタオルくらいしかなくちょっと割高に感じたので、洗濯機は2回ほどしか使いませんでした。手洗いできるものは手洗いして、乾燥機だけ使うというのはやりました。・ドライヤー入院のご案内パンフレットにも何も書いていないし、手術する人のためのプリントにも何も書かれていなかったけど、実は貸し出しのドライヤーがあり、持っていかなくても困らなかったみたいです。しかし、自分のドライヤーを持っていればわざわざ借りる手間が省けるので、まあ、持っていって良かったのかな、とは思いました。・歯みがき用の折りたためるコップ紙コップの方が便利でした。一応使ったけど、全部紙コップの方が良かったかも。×使わなかったもの、状況によっては必要だったかもしれないもの・手ぬぐいペーパータオルがあったから完全に使いませんでした。タオルより薄くて洗いやすく手で絞っても乾きそうだったので、顔を洗った時に手ぬぐいで拭こうと思っていたのですが、ペーパータオルの方が便利でした。・ストロー紙コップがあったから完全に使いませんでした。・ハンガー他の方のブログを見て、いるかもと思って用意しましたが、病室内のロッカーに3本あったので使いませんでした。これは病院によって違うと思うので、一応持っておいてもいいのかもしれません。・耳栓入院時から退院までずっと個室でお願いしていたのですが、場合によっては大部屋に移されることもあるとのことで用意しました。大部屋に移されなかったので不要でした。良さそうな耳栓だったのでちょっと使ってみたかったという気もします。​耳栓 マックスピロー シリコン ソフト 2ペア Macks Pillow 人気テレビで紹介​・大きめのストールこちらも大部屋対策でエアコンの温度調節できなかったときのために用意しましたが、大部屋に移らなかったので使いませんでした。この荷物の量で大きめボストンバッグ1つと無印良品のリュックサック1つでした。参考になれば幸いです。次回は、いよいよ入院の日の話です。

  2020.09.24

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• 術前検査〜入院説明

  こんにちは、煤原シテイです。今日は術前検査〜入院説明の話です。90日分まとめて薬が出たので、ホットフラッシュとその後くる寒さと戦いながら、とうとう手術まで約1ヶ月の8月5日、手術を安全に行うための検査を受けに行ってきました。血液検査、尿検査、心電図、肺活量の検査を受けました。血液検査、尿検査、心電図は特に記すことはありません。会社の健診とほぼ変わらないですからね。肺活量の計測は、中学1年生の入学時の体力測定以来です。昔やったみたいなフーーーーって息を吹き込んで終わり、かと思ったら違うのですね。技師の方の合図に合わせて何回か息を吐いたり吸ったりしました。で、画面には波形やら十字になったところに丸い線やら何種類かありましたが、素人の私には何を測ったのかよく分かりませんでした。入院説明の時にでも聞けるだろう、と思ってそのままその日は帰りました。翌週、いよいよ入院についての説明です。その前に前の週に行った検査の結果と内診がありました。検査結果は全て異常なし。結局、あの見たことのない肺活量の波形は何を測ったのか教えてもらえませんでした。麻酔の時に喉に入れる管か何かと関係あるらしかったです。内診では、レルミナがよく効いていて、子宮筋腫が11cm→9cmに縮んでいると言われました。自分の手でお腹を触れた感じでは、すごく小さくなっているように思っていたので、思ったほど小さくなっていないな、と感じました。先生に「そんなに小さくなってはいないんですね」と言ってみたところ、このくらいなら順調に小さくなっていて、手術も安全に腹腔鏡で出来るとのこと。縮んだ、といっても9cmって結構大きいと思うのですが……（´-`）この時「卵巣ガンのリスクを減らすため、卵管も取った方がいいのですがどうしますか？」と訊かれ、もういらんものはなんでも取ってくれ！という風に思っていたので、「取れるのなら取ってください」とお願いしました。薬がもうじきなくなると伝えたら、手術ギリギリまで飲みましょう！と手術当日までの日数分処方されました。もしかしたらもう飲まなくてもいいかも！なんて思っていましたが、甘かったです。ちっ。次回は、入院準備、いるものいらなかったものの話です。

  2020.09.19

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• レルミナ錠40mg服用スタート

  こんにちは、煤原シテイです。今日はレルミナについてお話します。まずはレルミナという薬がどんなものかという説明から。ざっくり言うとGnRH（性腺刺激放出ホルモン）を抑えて生理を止めて、子宮筋腫を小さくしちゃおうという薬です。2019年3月に発売された新しい薬です。生理が始まってから1〜5日の間に飲み始めます。偽閉経という状態になるので、副作用は更年期障害のような症状が出るそうです。薬が処方されたタイミングが生理前で、受診してから4日後に生理が始まり、生理2日目からレルミナの服用を始めました。薬が合わないことがあるので、とりあえず様子見で次の受診日までの3週間分出してもらいました。この3週間は特に恐れていたような症状もなく、体調、気分とも普段通りだったので、入院説明がある8月までの90日分を処方してもらいました。しかしこの後すぐにホットフラッシュが出始めました。5月に入り、日中の気温が高くなってきていて、実際暑いのかそれとも副作用なのかちょっと微妙な感じで、当初は暑さに体がついていっていないんだと思っていました。しかし一緒に暮らしている暑がりの夫が暑がっていないので、ホットフラッシュが出てることに気が付きました。元から汗かきではあったのですが、幸いにもホットフラッシュで汗が出すぎて困るということはありませんでした。むしろホットフラッシュが収まった後、急激に寒くなる方が困りました。真夏なのに寒くてパーカー引っ張り出して着たはずが、急に暑くなって脱いで、またすぐ寒くなって……の繰り返しがキツかったです。特に寝ている時にそうなることが多くて、寝付きの悪い日々が続きました。日中仮眠を取るのが日課ですが、仮眠の方が夜よりも寒くならないのでよく寝られていたのが救いでした。キツかったとはいえ、出たのはホットフラッシュだけで思っていたよりは症状は軽かったように思います。私はPMSがほとんどなく、生理前に機嫌が悪くなるとか体調がすぐれないなどという症状を感じたことが無かったこともあって、この程度で済んだのかな、とも思いました。副作用の話ばかりではいけませんね。薬の効果の話もしましょう。飲み始めて2週間くらいで、右下腹のぽっこりが手で触っても分からなくなりました！感覚としては、半分くらいまで縮んだんじゃないの！？ってくらいでした。気のせいではないかと、仰向けになって夫に触ってもらったところ、しこりがわからないと言っていました。ズボンのウエストが緩くなったような……？私は、体重を測ると現実が突きつけられ過ぎて気が滅入るので、ここ2年くらい家では体重は測らないで基準にしているジーンズのキツさだけで体重を判断しているのですが、春先に自己新出して以来、何もしていないのに痩せたような気がしていました。今年は手術を控えているので、ダイエットはやめとこう、と言い訳をしつつ菓子などをモリモリ食べ楽しんでいたのですが、しばらくぶりに会った母に「痩せたんじゃない？」などと言われてすっかり気をよくしました。子宮筋腫が小さくなってウエストが細くなった以外にも、ほんの少しだけ全体的に体がすっきりしたように感じました。何故だかは不明ですが。新薬で薬価が高く、保険適用で1ヶ月約8,000円なのが結構な痛手でした。手術前日まで飲んだので134日分、しめて38,510円でした。高ェ……！次回は入院前検査〜検査の結果説明、入院説明の話です。

  2020.09.18

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• でかい！

  こんにちは、煤原シテイです。今日は、産婦人科受診から県立病院受診までの話です。2月に入り、ようやく重い腰を上げて産婦人科の予約をすることにしました。混んでいて、行きたい時間はみんなふさがっていて、最短日数で取れたのが3週間後の2月27日でした。この頃にはもうコロナウィルスの流行が始まっていて、私が住む県ではまだ感染者はいませんでしたが、何かあってからでは一大事と思ってしっかりと対策を取って受診しました。そこで子宮筋腫と診断されました。大きさは９cm前後でかなり大きく、このサイズだと悪性に変性する可能性もあるので、子宮全摘術をお勧めします、と言われました。初回の受診では内診とエコー、それと今まで子宮頸がん検診していないと伝えたところ、ついでにやってくれました。どうするかは次回の受診で、との事でした。自分でも予約してから待っている3週間の間、もしかしたら子宮筋腫じゃないかなーと薄々思っていたので、色々調べていました。こうなるかもと思っていたし、子供を産まない人生を選んできたので、肚は決まっていました。2回目の受診の3月12日、「子宮全摘でお願いします」と伝えました。その病院は個人医院なので大きな手術は出来ないとのことで、最寄りの県立病院に紹介状を書いてもらうのですが、ここでも思わぬことで足止めを食らってしまいます。ちょうど異動のシーズンで、県立病院の産婦人科の先生4人のうち2人が異動で、異動しない先生の空いているところに入れるというのですが、新しく来る先生のところは未定のため予定が立たなくて混み合っているというのです。最短で4月8日とのことなので、そこに入れてもらいました。私は早朝の仕事で朝9時には帰られるのでいつでもOKなのです。そして県立病院へ。初回は身長、体重の計測、血液検査、内診で終わりでした。内診で個人医院で言われていた大きさよりも大きい11cmだったことが判明しました。先生の第一声が「あー、コレは大きいですねー！」ですよ(^_^;)ちなみにどちらの病院でも「子宮が大きい」と言われました。子宮筋腫の大きさと何ヶ月も測っていなかった体重が思っていたより増えていて新記録出てたのが気になりすぎて、自分の子宮が人より大きいと言われても「あー、そうなんですか！」ぐらいしか返事できなかったのですが、どのくらいの大きさだったのか聞けば良かったw体重は増えれば服がきつくなるのに、きつくなっていなかったからそこまでひどくなっているとは思ってもみなかったんです。アレだ、病院の体重測るやつのバネがダメになってたんだ、と思い込むことにしましたw2回目の検診でMRIを撮りました。CTは2回ほど撮ったことがありますが、MRIは初めてでした。ぐる巻きにされて騒音防止のヘッドホンを付けられて機械の中へ入る時、不覚にも某夢の国の未来的なアトラクション風だな、などと呑気に思っていました。ヘッドホンをしていてもそこそこうるさいのに、程よい振動と心地よい気温でウトウトと気持ちよく眠ってしまいました。3回目の検診で、手術の日程を決めました。コロナの影響で命に別状のない手術は後回しで、早くても9月になるとのことでした。「高額医療費は月ごとに計算されるので、月を跨がないようにしたほうがいい」と以前に手術をした父からのアドバイスで、月初にして欲しいと伝え、9月8日に入院が決まりました。手術まで日があるので、レルミナという生理を止め、筋腫を小さくする薬を飲むことになりました。レルミナについてはまた明日。

  2020.09.17

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• ことのはじまり

  初めまして、煤原シテイです。2020年9月、42歳にして産まれて初めての入院、手術をしました。病名は子宮筋腫。腹腔鏡下子宮全摘術と両側卵管切除術を受けました。入院するにあたって色々な方のブログを読みとても参考になったので、今度は自分の体験を伝えることで誰かの役に立つかもしれないし、役に立たないかもしれないけど、書き綴ってみようと思い立ちました。今日は発見から受診までの話です。発見は去年の11月末でした。私は寝る前にタブレットで読み物サイトを見るのがルーティンなのですが、この時期になると布団から出ている手が冷え冷えになって眠りを妨げます。暖を取ろうとズボンのウエストに手を突っ込んでお腹を触ったら、右手にぽっこりとしたものがあたりました。普段から便秘気味の私は、そのしこりをウ◯コだと思いぐいぐいとマッサージして、ブツが出ても引っ込まないので、おかしいと思って病院へ…………行きませんでした！というのも、同時期に不整脈疑惑があり、こっちの頻度が増えていてヤバイと思い循環器科の受診を優先しました。結果は血液検査、心電図ともに異常なし、軽度の貧血による動悸とのことでした。鉄剤が処方され、ひと月もしないうちに良くなりました。不整脈疑惑が片付いたし、そろそろ産婦人科へ…………まだ行きません（爆）！！！というのも、年末忙しい業種だというのと、その年の有給休暇を使い切っていて、年を越したら有給が復活するのでそれまで待とうかな、と思ったのです。産婦人科の受診をしたことがなく、行きたくなくて腰が重かったというのもありますが、とりあえず有給が付くまで様子を見ることにしました。2月に入り、ようやく重い腰を上げて産婦人科の予約をしたのですが、取れたのが3週間後の2月27日。しこりを見つけてから約3ヶ月が経っていました。続きは明日。

  2020.09.16

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