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カテゴリ:映画ア
『荒神』 出演・大沢たかお、加藤雅也、魚住佳苗、榊英雄、坂口拓。監督・北村龍平。2002年製作の時代劇・バトル・アクション。コラボ企画〈DUEL〉の北村バージョン。
遠い昔の日本。そこは、天狗が出ると噂されるとある山奥の古寺。ある日、いくさで瀕死の重傷を負った一人の侍(大沢)がこの寺に逃げ込んできた。寺の主(加藤)は、この侍を助け介抱する。傷を手当てし、食事を出し酒を振る舞う。やがて侍は傷も癒え、元気を取り戻す。それを待っていたかのように、寺の主は話し始める。 主は、自分は人間でなく戦いの神"荒神"だと名乗り、介抱してあげた見返りにと、侍にある依頼をするのだった。それは、"自分を殺してくれ"というもので、長い間、自分を討ち倒してくれる相手を待っていたという。にわかには信じることの出来ない侍だったが・・・。 最高!!! 何回も観ている超大好きな映画です。何が面白いのかと言うと全てなのですが、まずは主演の二人がカッコイイことですね。特に加藤雅也さんはオーラ出まくりで威圧感から存在感まで最高です。大沢たかおさんも静と動の表現が上手すぎますね。表情も素晴らしい。そして二人ともコミカルな演技がまたいいんですよね。 話の前半は会話主体で進みますが、間に食事をしたり、お酒をのんだり、まったく飽きずに観られますよ。チョット酔っ払った加藤雅也さんや、大沢たかおさんの初めての洋酒を飲んだリアクションが可笑しかったな。 後半はバトルですが二人とも格好良すぎです。北村監督の得意とするソード・アクションが堪能できます。タイミング良く入ってくる音楽がまた気持ちを高揚させるんですよね。そして、終盤の覚醒してからの戦いは完全にクギづけ状態です。完璧!! エンディングのポール・ギルバートの曲がかかり始めるラストシーンは、毎回、鳥肌全開になるほど凄くカッコイイです。最高の終わり方だと思いますね。 この作品は北村龍平監督作の中で2番目に好きな映画です。これを超えるような作品をまた作ってほしいですね。 100点 V お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年11月01日 10時00分07秒
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