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テーマ:美白命!(62)
カテゴリ:自然科学・宇宙
私は男ですので今まで一度も見たことのないジャンル「美容・コスメ」に記事を投稿するのは気後れしますが…。
2006年8月19日の日記に書いたように、メラニン色素はチロシンというアミノ酸から作られますが、その過程でチロシナーゼという酵素が重要な役割を果たしています。 このチロシナーゼがうまく働かないと、色素が体内で合成されないため、全身が白いアルビノと呼ばれるネコになります。 たまたま「チロシナーゼ」で検索してみると、思いもかけず「肌の美白」に関するページがいくつもヒットして、おおなるほどと思いました。 確かにチロシナーゼの働きを阻害する物質を人の体内に取り込めば、メラニン色素が合成されなくなって肌が白くなるはずですね。 2006年9月2日の日記では、シャム猫の場合、顔面や四肢、尻尾などの他の部位に比べて温度が低い部分でチロシナーゼが活性化されて毛色が黒くなり、シャム猫の特徴であるシールポイント模様が表れると書きました。 (画像提供:elly) 一方、山の妖精などと言われるオコジョは冬毛は純白ですが、夏毛は茶色です。 (画像引用: wikipedia) 酵素の働く温度は範囲が決まっていて、冷たすぎても熱すぎても酵素の働きが悪くなります。 「色白の東北美人」なんていう俗説があるくらいなので、東北地方の温度というのは人間にとってチロシナーゼの働きが悪くなるほど寒いってことなんでしょうかね。 (根拠無しの想像です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月04日 23時18分10秒
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