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テーマ:子どもと科学してみる?(124)
カテゴリ:自然科学・宇宙
下の図を見てください。
灰色のパネルが4枚見えますか? (錯視のカタログより引用) ところがこの4枚のパネルはすべて同じ色です。不思議です。 実はこの図は「クレイク・オブライエン・コーンスイート効果」と呼ばれる錯視の一種で、パネルの境界部分にちょっとした細工がしてあります。 試しに境界部分を黒で塗り潰してみると…。 同じ色であることが分かりますね。 それでも信じられない方は、画像編集ソフトなどでパネルの色をスポイトツールで取り出してみれば、同じ色であることが分かるはずです。 パネルに施してある細工とは、パネルの境界で色が不連続に変化していることです。 図を真横の線で切り取ってみると、次のように色が変化しています。 160,160,160,161,162,158,159,160,160 このように色がジャンプしていることによって、人間の目にはそれぞれのパネルが違った色に見えてしまうのです。 錯視のカタログを作られている北岡明佳さんのページでは、他にもすごい錯視画像が満載ですので、一見の価値ありです。 静止画なのにぐるぐるまわってみえる画像を見ていると、人によっては酔ってしまうかも…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月21日 00時22分29秒
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